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第1回ライバーのための講習会まとめ

9月10日『ライバーのための講習会』を行いました。
その内容をこの記事にまとめていきたいと思います。

今回の講習会では「ライバーの税金」について学びました。

1.税金の申告はどうすればいいのか

税金の申告方法は2種類あります。
・白色申告
・青色申告
みなさんも名前は聞いたことがあるかも知れません。
この2つはどちらですればいいのでしょうか?

結論から言うと、「青色申告」です。

なぜ、青色申告がおすすめなのでしょうか?
その説明をするには、「白色申告」「青色申告」の違いを知る必要があります。

今回はそれぞれのメリットデメリットについてすごく簡単に解説します。

白色申告
メリット
・簡単に申告できる(令和5年より消費税を含めた法改正があります)
デメリット
・適用できる控除が青色申告に比べ少ない
・税務調査の際に推計課税になる可能性がある

青色申告
メリット
・最大65万円の所得控除が受けられる
・特別償却ができる
・欠損金の繰越控除の制度がある
デメリット
・帳簿を作成する必要がある

聞き慣れない単語もあるかと思いますが、
青色申告の方が多くのメリットがあるのです。

2.ライバーの経費について

実際に申告をするとなると悩むのが
どこまでが経費として計上できるのか
ということだと思います。

今回はライバーの経費について6つお答えしたいと思います。

Q.課金は経費になりますか?

A.課金は経費になります。売上の獲得に向けての対価であるので販売促進費としてあげることができます。

Q.家賃は経費になりますか?

A.なります。ただ全額経費になるわけではありません。

Q.旅行は経費になりますか?

A.売上獲得のためのコストであるので経費になります。配信のネタ集めなど、僕たちの仕事は日々の観察が必要ですよね。大変です(#^.^#)。

Q.スマホは経費になりますか?

A.なります。ただ、個人の使用率が高い場合は一部経費となる可能性があります。

Q服は経費になりますか?

A.売上の獲得に使用するものであれば経費に.なります。時計など趣味の要素が強いもの経費としては厳しいです。
趣味かどうかなど、違和感があるか、ないかどうかで判断すると良いでしょう。

Q.美容室代は経費になりますか?

A.一部可能です。経費になるのはセットなどの目的のものとなります。一般的なカットは経費になりません。

これらを見て、案外経費と落とせると感じた人も多いのではないでしょうか。
ライバーは自身が商売道具という認識で判断していくと良いでしょう。
自分磨きをすることが仕事の質をあげると言えるのです。
ただ、趣味や必要最低限の生活費は経費となりませんのでご注意ください。

3.税理士に頼む方がいいのか

ここまで講習会の内容を振り返り
お金を払って依頼した方がいいのかどうか
迷った方も多いと思います。

これについては、
自分でできるように学ぼう

税理士に丸投げした方が楽じゃないかと思う方も多いと思います。
ただ、ライバーは先が見えない職業です。
これからもどんどん流行っていく可能性もあれば、
逆に廃れていく可能性もあります。
そのような状況で、
どの職種でも必要な税金の知識を持っていることは武器になります。
よって、税金の知識を学ぶためにも自分で確定申告をするのがおすすめです。

「確定申告に時間を使うくらいなら配信がしたい!」
という方は、依頼をする目安として月収100万円以上ということを頭に入れておくと良いと思います。

4.今後の講習会について

講習会後のアンケートで次回もやってほしいというお声をいただきましたので、
これからも定期的にライバーのためになる講習会を開いていこうと考えております。

詳細が決まれば、ブログやツイッターでお知らせ致します。
ぜひフォローの方宜しくお願い致します。

最後までご覧いただきありがとうございました。
ご質問などあればお気軽にコメントくださいませ。

※今回は時間の制限もあり全てをお話しすることはできておりません。
 どうぞご了承くださいませ。

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