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数珠繋ぎハンドメイド『レザークラフト』

年明けを通り越して成人の日に投稿となりました。
2022年もよろしくお願い致します。

ラブラドライトに出会って銀粘土を始め、そこから指輪やペンダントをちょこちょこ作っていました。
アクセサリーに飽きると他の銀製品も自分で作りたいと思うようになり、手始めにコンチョに挑戦してみました。

アクセサリーだけじゃなく、今まで買うものだと思っていたものが自分で作れるというのは大きな発見でした。
特にハンドメイド。世にある製品は職人の手で作られたもの。それなら自分でだって作れるはずだと思い始め、いちばん手近な革製品を作ってみようと考えました。

そんな時に都合良く友人のセレクトショップに革製品が入って来て。
聞けば県内で活動している革職人の作品とのことで、その人から革を購入させてもらいました。栃木レザーという上物です。

菱目打ち(縫う為の穴開け)を木槌で叩くと騒音で苦情が来るので、こんなものまで作りました。
音も出ないし決まった場所に刺せる。
これで準備が整いました。


そして初めて作ったレザークラフトがコレ。ロングウォレットです。
型紙は図書館で借りた図面をコピーしました。
何種類かあるものの中から気に入ったパーツを組み合わせて作ったので、本の中にコレと同じものはありません。
最初からアレンジするという邪道なことをしてました。
そのせいか寸法が合わなかったり、余計な作業が増えたりとだいぶ手間取りましたが、その分完成した時の喜びもひとしおです。

それから余った革を使い、小銭入れとキーループも作成。後にベルトも作りました。

最新作がコレ。前にも載せましたが腕時計です。
ベルト革はハギレ、装飾のボタンと文字盤は銀粘土で作りました。
一種類作ると、他のものを作る時に殆ど抵抗がなくなります。
自信がつくというより、失敗への不安が無くなる感じでしょうか。
財布を作る過程で数々の小さな失敗をし、それを補いながら完成させたという経験のおかげだと思います。

創作における失敗とは、小さな失敗を補うことなく積み重ねての失敗なのだとこの記事を書いてて今気付きました。

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