2年半ぶりの対峙

2年半ぶりにUnreal Engine4(以下UE4)というゲームエンジンを触ることになりました。最近は深層学習の実装ばかりに注力していたのですが、とある事情により、描画周りをやることになりました。描画周りをすることになったときの選択肢は、Unity、UE4、Androidの三つがありました。UnityとUE4で迷いましたが、UE4にしました。開発経験があるというシンプルな理由でUE4に決めました。

思い返せば、私がUE4に出会ったのは高専2年生の時でした。触ったことのある言語はC、Swift、VBだった頃の話です。ゲームプログラミングに憧れていた私はプロコンの作品作りの中でのプログラマ担当になり、喜んでいた記憶があります。この時に、誰でも感覚的に作れるブループリントという記述方法があるよという話になり、UE4を用いたシステム開発が決定しました。

まだシステム要件定義などを学んでいない時期なので、とにかく行き当たりばったりで開発は進んでいきました。次の年に、基本情報を勉強し、ああ、こういう風に開発を進めていけばよかったのね、と経験に知識が後からついてくるような状況に陥りました。大体は行き当たりばったりでも、なんとかなった(もう一人のプログラマがかなり優秀だった)のですが、プロコン本戦直前にある要件が飛んできました。

「別画面で別のシーン(世界)を表示できる??」

まあ、普通のゲームエンジンならできるのかな・・・・。と思い余裕やろ、と思い取り掛かった2画面表示でしたが、いくら調べても解決策が出てこない。サーバーとクライアントを立てて、通信するという方法もありましたが、全く持ってやり方がわかりませんでした。(それも、ブループリントでの記述が見つからなかった)この時の調べ物が次の年に役立ったりするのですが・・・。

結論、UE4の仕様上、別シーンの表示はできないよ。(by海外サイト)

・・・・

いやまあ、2年生の頃の苦い経験で、開発は向いていないと思い、好んでキーボードに触れるのはやめてしまいました。できるかぎり、実力のある子に開発は任せ、それ以外を全力でやることにシフトしました。おかげでうまくいった事象もたくさんあるのですが・・・。

UE4のおかげで、プログラム技術に対しては全くもって自信は持てなくなり、開発が辛く感じる開発アレルギーを発症してしまいましたが、AI関連の開発は多少体力を削りながらでも進めています。

で、できれば避けて通りたかった画面周りの描画。こんなところで出会うとはな!!!!!!!!!UE4でリベンジすっぞ!!!!!!!!!!!!!!!!


今回は前回の経験でかなり懲りたのでC++での開発にします。頑張ります。

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