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【曲コメント】EXCELSIOR DIVE

時の流れと共に自分自身でもどういう意気込みで、何を意識して作ったのかというのを忘れていってしまうのでそれを記録に残すためのコーナー。書きたくなった順に公開します。

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以前、この曲のテーマは「緊張と緩和」とツイッターに書いた。

本来、音ゲーの曲はどんどん展開していかないとマンネリ化してしまい飽きが来てしまうものだがこの曲はあえてそんなタブーに挑んだ曲でもある。

この曲にはもう一つ表現したことがある。

皆さんはメタルギアをご存知だろうか。50th Memorial Songs -Flagship medley- にも組み込まれているコナミを代表するゲームソフトの1つだ。シリーズ作品は多くリリースされているがそんな中、メタルギアソリッド2が個人的にお気に入りだ。

お気に入りポイントはいくつかあるが、特に印象的なシーンがある。メタルギアシリーズの主人公は基本「スネーク」なのだが、この作品では新兵の「雷電」がそれにあたる。

若干ネタバレになるが、スネークがNPCとなって雷電と共に戦うシーンがあるのだがココがアツい!!あの伝説の傭兵ソリッドスネークに背中を預けるのだ。これほど心強いことはない。(ただ、ハードモードになると自分が頑張らないとあっけなくやられたりするのだが)

で、このシーンを曲中に再現しようと思ったわけだ。どういうことか。

サビの最初の8小節、メロディを担当している楽器はピアノだ。これは雷電を表している。次の8小節で荒々しくギターが入りピアノとユニゾンする。このギターがスネークだ。ピアノとギターが織りなすハーモニーを新兵とベテランの共同戦線に見立てた。

あとはゲーム的な理由もあって、ギターって本当に万能な楽器でメロディーもバッキングもできるわけですよ。ゲームとしてどちらの要素も弾かせたい・・・・と考えた結果、最初の雷電パートではバッキングを弾き、その後のスネークパートでは「待たせたな」と言わんばかりにド派手に登場してメロディーを弾き倒すのであった。

曲名の由来ももちろんメタルギアから。冒頭の潜入シーンはだいたい飛行機からパラシュートで落下するのでそれをイメージした。

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