【中学受験・理科と社会】4年生の時こそ市販のテキストの併用を

ひと昔前までは、4年生というのは「5、6年になって本格的な受験勉強を始める前段階。楽しく通ってもらうのが大事」という位置付けでした。ところが少子化による生徒獲得の激化から、どの大手塾も5、6年生のカリキュラムのかなりの部分を4年生に下ろしてきたため、4年の理科や社会のカリキュラムは「4年でここまでやるの!?」という内容になってしまっています。

その弊害は何かというと、お子さんがある知識を「知ってるか知らないか」ということばかり気にしてしまい、「基本的な知識や原理原則を使って、自分の頭で応用的な問題を考える」という知的作業がおざなりになりがちになってしまっていることです。

それではどうすればよいのか?

「基本的な知識と基本的な問題を集めたものを素早く回し反復する」という作業が必要になってきますが、サピックスのレジュメも四谷大塚の予習シリーズもかなり詳細な知識が盛り盛りで、やはり市販のテキストの併用が重要になってきます。そこで、少なくとも以下の参考書は手元に置いておくのが便利です。

(理科)

・「教養のための理科(受験編)」啓明館

・メモリーチェック理科(日能研)

・基礎ドリ理科(全4冊)文英堂

・デイウィークマンス理科(学研)

・丸まる要点ノート理科(学研)※ただし絶版。中古のみ流通


(社会)

・メモリーチェック社会(日能研)

・デイウィークマンス社会(学研)

・丸まる要点ノート社会(学研)※ただし絶版。中古のみ流通



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