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東京ラブストーリー

前々から気になっていた東京ラブストーリーの2020年版リメイクバージョンを、昨日思い立って観始め、今日観終わりました。

最初はカンチとリカが出会い、恋が始まり、お互いとても無邪気に想い合っていて、見ていてすごく胸がきゅんとしました。恋っていいな、可愛いな、お互いを思う気持ちって素敵だなと思いました。

しかしリカがニューヨークに行ってからカンチとリカの間に物理的な距離が出始め、心の距離も遠くなってしまうあたりから、切なさでいっぱいになりました。カンチは田舎から出てきて、東京のように目まぐるしく言動・表情を変えるリカを好きになりました。気まぐれで子供心も忘れずに無邪気で、でも自分の芯を持って楽しく生きるリカに恋をしたけれど、結局最後にはサトミを選びました。カンチはリカと付き合っていた時は背伸びしていたように見えました。でもサトミといる時は、すごく安心した表情で落ち着いて見えました。

人はみな、憧れを持ち追いかけても、最後は結局自分に合う、自分が落ち着ける分相応な世界に留まるのだな、ということが感じられて、とても切なくなりました。でも、カンチの晴れ晴れとした明るい表情が印象的で、人は落ち着く場所に気づいた時、幸せを感じるのか、とも思いました。

とても深いメッセージがこめられた作品だったと思うので、もう少し考えて感想を書きたかったけれど、今日はここまで。

明日も頑張りましょう。おやすみなさい。

2021.4.21 ここ

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