週末レビュー(2020年4月12日)
(今日のは最後まで無料公開します。ちなみに、得られた収益(=売上マイナス手数料)は全て公益に用いられます)
着実に前進している感じがする一週間。
週の出来事と雑感
ここ3週間くらいは、毎日日次で検査数・感染者数・重症化数・死者数を追いかけていて、グラフをつくりながら傾向を見ている。
数字を見るにつけ、ロックダウン的なものがやってくるだろうなということを確信していたので、月火は午前中休みをとって買いもの。すでに買う物は決まっていたので(ハンドタオルとハーフパンツとライト)、別にネットで買っても良かったんだけど、ショッピングという経験そのものがもう当分やってこないだろうなと思って、お店が開いている街で散歩をしたかった、というのが正確な描写だと思う。
オフィスも全員リモート強制となり、家から徒歩10秒でオフィスにつく僕だけがやってきて郵便物処理係をしながら仕事。暖房代がもったいないので、寒くなったら3分くらい運動をする。ジャンプスクワットとかジャンプ腕立てとか、ヨガとか、色々。あとは明治神宮を散歩。ここだけは最後の最後まで開き続けることを願っている。
それ以外の運動はランニング。渋谷・原宿・表参道・新宿を走って定点観測的に人通りを観察したり、お店の休業張り紙を見たりしている。この状況でも人が多いのがセンター街と歌舞伎町だけど、当然景況感は悪そうだ。スクランブル交差点は本当に人が少なくなった。表参道・明治神宮のエリアは店が全体的に休業のためゴーストタウンのようになっている。
仕事は何かと忙しく、考え事、ビデオコール&作業で毎日があっという間に終わる。
これから12ヶ月くらいの間、スタートアップの経営者たちは全員サーフィンのように仕事しないといけないと思っている。明らかに大荒れの海で、大きめの波を読み誤ったらドボンになる。
Covid-19については、3週間前につくって社内で共有した予想がほぼほぼ当たっていて(というより、生データを探してきて計算したら何が起きるか分かる)、お陰でここまではいい感じにやってこれたのだけど、次に考えないといけないのは、これから半年〜18ヶ月くらいで起きることだ。
本件が未来を大きく変えるとして、変化の大きさや質に影響を与える一番のドライバーは終息までの期間だと思っている。
そのうちに詳しくnoteに書いて公表しようと思っているけど、これからの未来に関して、最善のケースは奇跡的にワクチンが18ヶ月で量産体制に入ることだと思っている。
そうでない場合、かなり長い間苦しい状況が続く。医療崩壊して一気に集団免疫獲得をしない限り、最低でも3年コース。「医療崩壊が食い止められるか」、「ロックダウン・自粛が続くか」、「財政支出が継続されるか」の3つの組み合わせで将来シナリオが決まる。どのシナリオも極めて辛いんだけど、僕たちは生きてインパクトを最大化させるために全力を尽くす他ない。
目標進捗状況
目標をガラガラと入れ替えているタイミングなのでおやすみ。仕事&勉強に関する日次のTODOでいうと、全てきちんとこなせたのは2日のみだった。。。勉強とか含めて全部こなすと午前2時とかになっているので、そもそもプランニングに問題がある気がしている。予測不可能な案件はいつもやってくるものだ。
読んだ本・観たもの
本は読んでいないのだけど、ある分野関連の調べ物を大量にすることになり、それはとてもいい勉強になっている。アウトプットベースでものを考えると、知識が一気につくからとてもよい。
世界の状態は極めて大変なのだけど、これからやってくる世界の様相を見極めながら舵取りをしなければいけない状況において、自分のパフォーマンスはそこそこ悪くないと思っている。この、状況が困難になったらようやく自分のパフォーマンスが向上する怠惰をなんとかできないものだろうか。ただ、こんな感じで溜めをもって仕事をしているから、大変な時にもなんとかなるのかもしれないのだけれども。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?