週末レビュー(2020年3月1日):日本
(すみません、ネット接続のせいか、投稿されていなかったことに今気が付きました)
Covid19のために足止め。
週の出来事と雑感
Covid19で世界中が大騒ぎ。後遺症がどのようなものになるかなどのデータはまだ無いので用心するのが適切だとは知りつつ、現在の死亡率を見る限り、きちんと医療を受けられる国にいる限りは、たちの悪いインフルエンザ程度のものだと個人的には感じているのだけどどうなのだろう。僕たちのお客さんたちの生活はそのまま。マラリアとか赤痢とか、気にしないといけないものはもっとたくさんある。
とはいえ各国入国規制が強化されて、インドも新規ビザ発給が禁止されていたりするので、いま飛行機に乗ってインドに行って、現地で微熱でもあったら2週間隔離されて仕事ができなくなるので、そのリスクを取れないために日本にずっといることになった。
経済に対するインパクトの読みについては、この1年で一番大きな経営判断のミスだったと反省している。なんのために毎日FT読んでEconomist読んでいるんだろう。統制が厳しい中国で街を封鎖してもあれだけ拡がったのだから、国内で数件見つかった時点でもうこれは蔓延すると考えるべきだった。そして、経済活動の急速な停滞(国内の消費活動の停滞、中国の生産・インバウンド需要停滞)は当然の予測できたはずだ。現地顧客生活に変化がなくても、資金調達側が遅れていくのは予期できたので早めに手を打つべきだった。どこかで効率的市場仮説に毒されていて、初期における市場の株価への反応が限定的だったことから、「誰かが調べきって問題は限定的だと判断したのだろう」とたかをくくっていた。自分の頭で考えないと。幸い、ビジネスモデル的にうちはこういう状況でも業務資金が一気に枯渇して破綻みたいなことにはならないのだけど、インパクトは当然ある。
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