週末レビュー(2020年4月26日)

日本での自粛期間が始まってからあっという間に3週間。

週の出来事と雑感

ずっと基本的にぽつんと仕事をして、最初は調子が狂うなと思っていたのだけど、今となっては全然つらくないな。。。自分が本質的にネクラであり、単調な生活を心から愛していることに気付かされている。

ビジネス的にはこの状況が続くとよろしくないのは当然なのだけど、こと自分ひとりの精神状態ということでいうと、この単調な生活は極めて精神衛生上よい状態だ。そして、結果として頭のキレがとてもよい。

  

とはいえ、こんな状況が長く続いていい訳がない。とにかく、この極めて厳しい状況で死にそうな思いをしている事業者がたくさんいるのに、ほとんどその人々が支援にありつけていない。政治の一番の役割は、財政の難しいことも理解しつつ、どうやってそういう人々を支援するかにあると思うのだけれども。とにかく歯がゆい。

児童虐待・社会的養護と関連しても、極めて厳しい状況になっている。これだけの状況になると親に極めて大きなストレスがかかっているので、当然ながら虐待は増える。また、親がコロナに感染したことでの一時保護の必要などもできている。

改めて強く言いたいことがあるとすれば、この3週間の極めてまろやかな外出自粛で辛いと思っている人がいるのであれば、一部の一時保護所で起きてきた人権侵害の重大さを思い出してほしい。平均して1ヶ月間、ひどい場合には1年間、外に出ることができないことが、いかに人間の心にダメージを与えるのかということを。


途上国でもロックダウンの貧しい人々へのインパクトは計り知れない。お金があり権力がある人たちは自分の生命を優先する。その日暮らしの人々にとっては、働かないことがそのまま死を意味する。その痛みを理解できない為政者たちには本当に怒りを覚える。

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