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2018年7月の記事一覧

極夜行と新・冒険論

極夜行と新・冒険論

紹介されて本書を飛行機内で読んだのだけど、これはすごい本だった。今年の読書の中では特に記憶に残る二冊になる気がする。

極夜とは白夜の反対語で、一日中陽が昇らない時期のこと。著者は北極圏の極夜4ヶ月を犬一匹とサバイバルして、最後に太陽を見る。極夜行では、ずっと暗い世界で食糧不足に悩みながらさすらい続ける著者が見た世界と心理描写が描かれる。本書を読んでから拝む太陽がいかに有り難く感じられることか。

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