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話題のPerplexity.aiを使ってみたらググることがなくなった件
Perplexity.aiって何?
高度な即時検索機能と生成AIモデルを組み合わせたサービスで、ユーザーのプロンプトに対してウェブ検索した情報を要約・分析した上で回答してくれます。また、ウェブの引用元を表示してくれるのでファクトチェックが可能。
https://www.perplexity.ai/hub/getting-started
ChatGPTとどう違うの?
立ち位置が違う
ChatGPTが汎用的なAIアシスタントなのに対して、Perplexity.aiは検索機能やリサーチに特化している。
問題へのアプローチ方法
上記の立ち位置の違いから、問題へのアプローチ方法が大きく異なります。ChatGPTは膨大な事前学習データに基づいて、ユーザーとのチャットから得られるコンテキストに沿った回答をしますが、Perplexity.aiはウェブ検索による情報収集に基づいて回答を生成します。
Perplexity.aiの機能
カスタムインストラクションはどちらもサポートしている(プロフィールから設定可能)
Perplexity.aiは『コレクション』機能がある。コレクションを作って関連するトピックのスレッドをまとめて管理することができる。また、作成したコレクションを他の人と共有することも可能。
![](https://assets.st-note.com/img/1719284852034-GcMc5niQ31.png?width=800)
Perplexity.aiには『Quick search』と『Pro search』という、二つの異なるレベルの検索機能をサポートしている。『Quick search』は迅速で比較的簡潔な回答を提供するのに対して、『Pro search』はより具体的で網羅的な回答を提供する(『Pro search』は無料プランでも使えるが制限あり)
6/25現在ベータ機能の『Pages』というリサーチ結果をドキュメント化してくれる機能もある(使用例:https://www.perplexity.ai/page/Postbot-by-Postman-_RVjkSehSjSZ_QnKIJYSxA)
有料プランの比較
ChatGPT Plusと同じ月額$20。(年間プランだと17%オフの$200)
ChatGPTはGPTsが作れる
Perplexity.aiはAPIクレジット$5分が毎月もらえる。ChatGPT PlusにはAPIは含まれていないので、APIを使うには別途有料開発者アカウントが必要。
![](https://assets.st-note.com/img/1719285540987-QCLH2zOSzE.png?width=800)
便利な使い方
前述の特徴から、リサーチに特化した使い方が適しています。私個人の体感では、今までGoogle検索していたことはほぼ完全に代替できています!!
特に便利なのは、複数の商品を比較してどれを買うか決定したい時など、今までは各商品ページを見てスペックを自分で比較していましたが、Perplexity.aiは比較した結果を一瞬で教えてくれます!
私の他のAIツールとの使い分けはこんな感じです↓
ChatGPT:アイデアを展開してブレーンストームしたい時、文章作成・要約、コード生成、GPTsを使ったワークフロー自動化
Gemini:Youtubeの要約
NotebookLM:特定のソースに基づいた回答が欲しい時
Perplexity.ai:ググりたくなったら
まとめ
続々とAIツールが登場してきている中で、自分の目的に合ったツールをうまく使い分けていきましょう。
それぞれのサービスの特徴を理解して、『生成AIを使ってどんな問題を解決しようとしているのか』という視点で見ると使い方の最適解が見えてきます。
Perplexity.aiの場合、「ググる→結果を比較→(場合によってはドキュメント化して他の人と共有)→意思決定」というワークフローを「Perplexity.ai→(Perplexity.ai上で他の人と共有)→意思決定」というように、シンプルにしたことがわかります。「ググった結果を分析する」タスクを生成AIが代替することによって、人間は問題提起と意思決定にフォーカスできるようにしているということですね。
これは、彼らのミッションステートメントとも一致しています。彼らは、Perplexityを従来の検索エンジンを超えたプラットフォームとして位置づけています。このビジョンは、ユーザーがより効率的に情報を収集し、それを活用してより良い意思決定を行える環境を提供することに繋がっています。
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