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僕の投資戦略(番外編)〜選ばなかったものたち〜

先日、僕の投資戦略という記事を書きました。

この記事の中で書いている結論は、
世界株式インデックス投信
なわけですが、この結論に至るまでの間に、他にも色々な投資に挑戦してきました。

この記事では、僕が今までに経験しつつも
選ばなかったもの
について、その理由を書いていこうと思います。

※経験した時期はバラバラで、大体ここ5年くらいの間の情報になります。最新だと違ってるかもですが、その点ご了承ください。
個別の良し悪しを勧めるのではなく、選ばなかった理由をお伝えするのが本記事の目的です。

◆購入方法

投資商品について紹介する前に、先に購入方法について触れたいと思います。

同じ商品でも、買い方によっては性質が変わってくることもあるためです。

◆個別購入

商品を直接指定して買う方法です。

・単元ごとの売買になる(株なら100株単位とか)
・約定から資金化までが早い(1日くらい)
・購入時に手数料がかかる(証券会社によってまちまち)

といった特徴があります。

◆投資信託

個別の商品ではなく、プロに方針だけ指定して、いい感じに投資してもらう方法です。

株/債券/REIT、国内/米国/世界、アクティブ/インデックス、などから選べます。

・少額から始められる
・信託報酬料(手数料)がかかる
・積立購入ができる(つみたてNISAとの相性◎)
・購入額を指定できる(ドルコスト平均法が使える)
・購入/売却までに時間がかかる
・再投資にすれば、配当に税金をかけずに複利効果を狙える

といった特徴があります。

◆ETF

ざっくり言うと、
個別株のように買える他のもの
です。

先物、REIT、日経平均、株式インデックス、債券インデックスなどがあります。

・投信より信託報酬が安い
・購入は単元ごと
・現金化が早い
・信用取引口座を開設しなくても、ブル/ベアなどの特殊な買い方ができる

といった感じで、個別購入と投信のハイブリッドのような立ち位置です。

◆個別株

配当、優待、株主総会などがあるのが特徴です。
高配当株や、優待も考慮した利回りだと10%を超えるようなものもあります。

一時期は、SFPダイニングやマクドナルドのような飲食系の優待を複数持って、優待消費飲み会みたいなイベントをやったりしていました。

ただ、コロナの影響により、優待の使用先が休業したりして、優待を使えないリスクがあることを思い知りました。

上がる株を狙って買うためには、世界情勢や企業の業績など、様々な情報を集めて分析する必要があります。

投資自体を趣味にできる人にとっては、楽しみながらハイリターンが狙えるので、向いていると思いますが、僕はそこまでの時間は費やせそうになかったので、諦めました。

◆FX

為替取引のことです。
ドル円、ユーロ円などの通貨ペアごとに売買します。

深夜でも取引ができたり、レバレッジを効かせられるのが特徴ですが、その分リスクも高いです。

要人発言などで急激に動くこともあり、高レバレッジ状態でやられると一発退場&追証地獄なんてこともあります。

資金管理をしながら、優位性のある場所でコツコツ利益を積み重ねるのが良いとされていますが、なんだかんだで時間がかかります。

しばらくやっていくうちに、
これは投資ではなく、トレーダーという自営業だなと思うようになり、他の方法を探すことにしました。

◆先物

金や原油などの商品を取引します。

株とは違う専用の口座開設が必要だったのと、個別購入はリスクが高いと聞いていたので、僕はETFで原油やトウモロコシに挑戦しました。

結果、原油の暴落に巻き込まれ(300円→70円)、手痛いダメージを負いました。
ETFなら買った金額以上の損はしないので、命拾いしました。

それ以来、ETFであっても先物には手は出さないと決めていますが、唯一金だけは検討の余地があると思います。

金は、国際情勢が危うい時などに上がる傾向があり、既に沢山の資産を持っている人が、分散の意図で持つには良い選択肢になると思います。

◆REIT

不動産をまとめて証券化した商品です。

個人のお金で複数の不動産を持つことは難しいですが、REITなら手軽に複数の不動産に分散投資することができます。

特徴としては、株に比べて配当が安定していることが挙げられます。
僕はETFのREITを買っていましたが、いずれの銘柄も年利4%程度でした。

配当が年4回貰える銘柄を、月をずらして3種類買って、毎月配当が貰える生活を試したこともありましたが、ちょっと楽しかったです。

ただ、配当には税金がかかってしまうので、投信の再投資の方が効率が良いことや、配当通知の封筒を開けるのがめんどくさくなってきたので、投信に乗り換えました。

株や債券とは違った値動きをするので、リスク分散の意図で持つのはアリかと思います。

◆まとめ

以上、僕がこれまでに試してきたものに関して、僕なりの見解を書いてみました。

この理由なら、むしろ自分にはこっちの方が良いかも!

なんて思っていただけたものがあるかもしれません。

投資は結局のところ、
自分にとってストレスの無いものをやる
のが一番だと思っています。

この記事が、皆さんにとってそれぞれのベストな投資方法を見つける手助けになれれば幸いです。

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