Fender 78年製 Mustang
76年製を手放したのに、また買ってしまった。
そして手放した一本。
17万しないくらいで、フリマアプリで入手。
元々は、リアにザグリがあり、Seymour Duncan SH-4が乗っていたが、あまり自分はSH-4が好きでないので、オーダーメイドでピックアップを作成してもらって、それを搭載した。
これに合わせて、どこかしらで購入したピックガードを自分でレリック加工したものを使用して、元の仕様へと戻した。レリック加工は色やけを表現する方法を試行錯誤するいい機会となり、ナレッジが増えた。
また、他のパーツは電装系含めおそらくオリジナルっぽく多少傷汚れはあるもの、総合的にはかなり美品だったと思う。
重さも、ザグリがあるせいかわからないが、3kg台前半と78年製ムスタングにしてはかなり軽かった。ザグリ箇所から見える木目的にはアッシュだとは思うが、個体差はかなりあるんだろうなと改めて感じた。
昨年から始めたバンドでの音源作成、またはライブで使うと思ったが、どちらも未紹介のギターがメインとなってしまい、ついに使うことはなく、ふとした瞬間に別にいらないなと手放すことに。
サウンドは、オーダーメイドピックアップが良い出来で、ムスタングのキャラクターを残しつつもかなり芯のあるしっかりしたサウンドで、以前紹介した76年製ムスタングを思い出すような感じになった。
つくりはお世辞にもいいとはいえず、特にネックポケットがネック以上に広く作られており、76年製もここまで酷くはなかったので、驚いた。
思い入れも全くないから書くことも少ないが、こんなところかな。
70年台ムスタングを2台所有してみた感想だが、重い個体も多く、昨今の値上がりによる相場(この記事を書いた時点では20万前後)や作りの荒さから、個人的にはおすすめできない。
ただし、改造素体として既に改造されているものを10万前後で買えるなら、ありだとは思う。
特定のアーティストへの憧れなどで購入を検討しているわけでないのであれば他のモデルのギターをお勧めする。
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