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お金稼ぎがうまい人は、お金の使い方がうまい

皆さん、お金を稼ぎたいなら、成功したいなら、貯金はお勧めしません。

お金の稼ぎ方は、お金の使い方、と同義だと思っています。どうお金をうまく使って、お金を増やしていくか、ということで、ビジネスでうまくいかない人は、いいサービスをしているのに、とぼやいていることが多いですが、お金の使い方が下手くそなことが多いです。


【若いうちはお金を使いなさい】

皆さんは両親からお金を貯めなさいと言われて育ってきたかもしれませんが、そもそも昔と今は事情が違います。例えば、利息だって違いますよね。


皆さんの親世代であるバブル期には、銀行の年利が3%でした。例えば、当時10万円を銀行に預けた場合、一年毎に3,000円を入手出来ました。一方、今はどうでしょうか。


現在の銀行はせいぜい年利0.1%でしょう。

つまり、利率が圧倒的に違います。加えて、仮に何千万と老後資金をコツコツ貯めたとしても、銀行が潰れた場合には限度1千万円しか保障してくれません。


はっきり言って、銀行に貯金することは昔ほどメリットがありません。


かわりに、私は20代からでもとにかく自己投資にお金を使うべきだと考えます。

自己投資に使うべきで、服やバックなどのブランド品とかではないです。

なぜなら、時間が経つと価値が低くなり、仮にその装飾品を着用しても時代遅れだとみられ、再利用することが難しく無駄が多いです。

ブランド品のような買った瞬間から価値が下がり続けていくモノに対してお金を使うことは、その瞬間にお金を捨てているようなものです。(まあ趣味の一貫として楽しむ目的で買っているのなら否定はしませんが。)

無駄な飲み会にお金を使うのもやめましょう。

生産性がとても低いです。無駄な飲み会の定義とは、盲目的に無目的で参加する飲み会です。

上司に何かお願いするとか目的があるならいいですが、ただ愚痴をこぼすような飲み会はいっても時間もお金も無駄です。


【じゃあ、何にお金を使えばいいのか?】

では、若手社会人は何に対してお金を使うべきでしょうか。そこで、私が20代でお金を使うべきベスト3を挙げて説明していきます。

第3位 副業に時間を使う

若手社会人の皆さんは恐らく終身雇用が終わる時代を迎えるでしょう。そのため、あなたは定年を迎えるまで、現在の会社で働ける保障はされていません。だからこそ、自分の足で立つ、自己研鑽やスキルアップをしないと、キャリアアップも難しいといえます。

本業以外で稼ぐスキルを獲得するために、あなた自身のお金を投資するべきです。今では、多くの会社で副業禁止をなくす動きが見受けられます。

最近国内の事例で面白いのは、Yahooとみずほ銀行です。

Yahooは2021年7月に他社で働きながら副業としてYahooで働きたい人材をギグパートナーとして募集し、戦略アドバイザーや事業プランアドバイザー、新規メディアサービス企画といった役職に、なんと4,500人以上の応募がありました。選考を経てその年の10月に104名を採用し、その中に2ちゃんねる開設者の西村博之さんが含まれていたことも話題になりました。

みずほ銀行2020年10月に、国内メガバンクとしては初めて兼業や副業を解禁しました。さらに2021年の10月には週休3日、週休4日の導入検討を発表し、自由な働き方を認めることでより優秀な人材の獲得を目指していて、日本の典型的な大手企業でもこのような事例が増えていくことは間違いありません。

副業で稼ぐことが出来れば、いつでもやめられる、という心の余裕が生まれ、会社に依存しない生き方ができる利点があります。また、お金を稼ぐこと以外にも本業に対するスキル向上が出来るという大きなメリットがあります。

第2位 社外の人に会う機会をつくる

私は社外の人と触れ会う機会に投資するべきだと考えます。なぜなら、社会人になると、会社の付き合いが交際の割合を多く占め、社外の人と交流する機会が少なくなっていくからです。

会社と関係なく、あなたが成し遂げたい目標や趣味を分かち合うコミュニティの参加をお勧めします。一つの手段として、あなたが尊敬する人物が開いているオンラインサロンもその手段に当たるでしょう。


同じ志を持つ人々と触れあうことが大事です。コミュニティを通して視座を高めることで、自身の市場価値やキャリアアップを考え、その人脈を作ることができ、会社外の視野を広げることが出来です。さもないと、会社内で辛いのに自己研鑽や人脈がないため、市場価値がなくキャリアアップが出来ず会社をやめたくてもやめられないという状況になってしまいます。


第1位 本業で結果を出す為のスキルアップに投資する

第1位ですが、本業で結果を出すためのインプットに投資するべきだと考えます。

結局、本業での結果が、キャリアを左右し、最終的な年収を決めてしまうからです。


転職はこれから当たり前になっていくと考えられます。総務省統計局のデータによると、2019年度には、過去最高の転職者数が351万人を突破しています。


そのため、社内評価ではなく、社外評価される人材になる必要があります。そこで、社外評価の基準として、あなたが参画するプロジェクトであなた自身のバリューをいかにその仕事で活かすことができたのか。その結果、どういう数字が見える結果に繋がったのかを説明する必要があります。


そこで、若手のあなたがいかにスキルを身につけているかで社内で大きなプロジェクトに参加できるかが大事であると思います。

何らかのスキルがある若手の社員であれば大きなプロジェクトに参画できる可能性が高くなります。

そのために、武器といえるスキル習得が必要だと考えます。例えば、語学習得を挙げます。英語でも中国語でもビジネスレベルまで伸ばしておくことで社内での海外プロジェクトや駐在というチャンスをつかむことが出来ます。


会社は適当に人を選ぶのではなく、適切なインプットがある人材にアウトプットの場所を与えてくれる場合が多いと思います。

だからこそ、あなたがご自身の努力でインプットを積極的に行い、それをアピールすることでチャンスをつかむことが出来ると考えます。

20代から貯金することが将来の安泰に繋がる考え方はとっくに終わっています。キャリアアップや市場価値の高い人材を目指したいなら、必ず時間を無駄にせず自己投資をするべきだと、個人的に考えています。
是非ご参考にしてみて下さい。

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