自分に合った目標の立て方とは?

「リフレクション」という本を読んだ。

この本では自分を成長させるには、自分を深く理解するメタ認知が重要だとしている。なぜなら、目標やビジョンを立てるのに自分の価値観に基づいたものではなく、周囲から求められて立てたものでは達成が困難なためだ。

どうすればメタ認知できるのか?

始めにメタ認知の具体的な方法を紹介している。
自分の日常的に抱いた意見や感情、過去の経験などを
・抱いた意見
・関連する経験
・その時感じた感情
に分解して深掘りする。これによりその感情に基づいた価値観を見つけやすくする。メタ認知で自分の価値観が言語化できたら、自分の立てている目標やビジョンが価値観からずれていないかチェック。


価値観は変えられるか?

今の自分では超えられないような課題に直面したとき、新しい価値基準を得ることで今まで立てられなかった目標やビジョンが見つかることにつながる。
新しい価値観を取り込むには、人と対話することが必要である。価値観はその人が過去にした経験がもとになるため、他人から聞いた経験を自分事として考えることでその人の経験に紐づく価値観を得ることにつながる。ここでも、経験だけではなくその時の意見感情まで深く掘り下げることが価値観の形成には重要となる。

つまり、対話を通して他人の経験、意見、感情を共有することで、自分が実際にしていない経験に基づいた価値観や価値基準を得ることができる。


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