かつて麻雀オタクと呼ばれたあの頃のように(飯田正人杯 第17期最高位戦Classic5組北海道予選)
Classicルールは苦手です。
常に『これで正しいの?』『変な事してないかな?』という疑心暗鬼に駆られ、毎回宿題を残すわりに、考察もしないまま放置してちっとも成長に繋がらない…という勉強不足感をとても感じています。
麻雀プロが麻雀しなくなったらおしまいよ。
日々の積み重ね増やしていかなければならないですね。
ところで先日、自宅近くの評判の良いラーメン屋さん行ってきたんですよ。
『うま…』って思わず声が出そうなぐらい美味しかったのですが、他の席で食べてた方も『美味い!』って絶賛してたり、『美味しいなあ。。うん、うん。美味いわあ』って声を漏らしながら食べてる方が多くて軽く驚きました。
実際自分も声出そうになったけれど、美味い美味い1人でつぶやきながらご飯食べてる人ってあまりいないですよね。笑
ただそのぐらいの感動はあったので気持ちはとてもわかります。
それでそのラーメン屋の店長さん?が僕の隣に座っていた常連さんらしき方とお話ししているのをこっそり聞いていたのですが、どこどこのラーメンはあのテイストが凄いとか、あそこのあれが面白いとか、色んなラーメン屋さんの良い所を語っていました。
そのお客さんもすごく詳しい方で2人揃ってコアな話をひたすらしている姿に、店員の方が『本当ラーメンバカっすね〜』ってチャチャ入れつつも賞賛している様子が何だか凄くいいなと思って眺めていました。
自分のラーメンを立ち止まらせず少しでもブラッシュアップさせていく為、休みの日は色んなラーメン屋に足を運んで研究したいし、何なら2〜3日店閉めて旅にでも出ようかな。
ラーメンオタクだった頃に戻って。
と、お話しされていたのがとても印象に残り、自分の麻雀に置き換えてずっと考えていました。
歳を取るごとにそれなりに仕事に責任を持たされる様になったり、または体力の衰えから早く横になりたかったりなんかで、自分の中での麻雀の優先順位が少しずつ下がってきている様に感じます。
昔は毎日麻雀打って、家帰ったら何かの配信見てって生活が本当楽しかったのに、最近は忙しさなんかを言い訳にして麻雀に没頭できずにいたのかもしれません。
けれど上手くなりたいならきちんと時間をかけて麻雀と接していかなければならないし、そもそもどんなに忙しくて身体しんどくても麻雀してれば楽しいのは間違いないのだから、楽しい事を優先して時間費やしていける生き方していきたいなと思いました。
麻雀オタクだった頃に戻って。
冒頭長くなりましたがClassic北海道予選の振り返り始めます。
参加者20名(内、黒子1名)
4回戦終了時、上位8名が5回戦進出。
5回戦終了後、上位3名が本選進出&4組昇級です!
【1回戦】
対局者:大島・大坂・尾崎
※全員イニシャルOだ!(だから何?)
東1局南家
いきなりよくわかりません。誰か教えてください。
7巡目ぐらいに役なしドラなしで①①①③の形を聴牌。
先手だし普段だったら迷わずリーチなのですが、打点もないしとりあえず黙聴に構えます。
11巡目にドラの南を引いて、南単騎でリーチ。
打点は確保されてるけれど、全然あがれなさそう。。なんなら②③待ちならすぐ和了れそうだったのに。
※手順忘れたけれど④⑤は捨て牌にありました。
たぶん①①③⑤の形から⑤切って、即④引いたのだと思われ。
その後親の尾崎から追いかけ立直が入るも、冷静に黙聴入れてた大島に1,000点を放銃する。
うーん。即リーの方が良かったのかな?まじわからん。
東2局親番
南家大坂から立直。
早めに手仕舞い。
だいぶ通りそうな牌はたくさんあるけれど、完全な現物はゼロ。
海底が大坂なので、どうにかずらしたい所だけれど現物無いから仕掛けるのも少し悩ましい…。
海底前の大坂の打牌が1s。これはポンできる牌!…だが、100%の安全保障が出来ないのでポンは自粛。
100%とは言わずとも95%ぐらいは大丈夫な牌があったから、海底ずらししても良かったかな?
相変わらずの弱気さ…って思ってたら当然ツモられちゃいますね。海底で高めをツモられ、2,000.4,000の親被り。
海底ずらしした方がいいのかなあ。
オーラスひとり沈み状態のダンラス。
中盤6枚切れの②⑤待ちで聴牌し、こっそり1,300の出あがりを狙うもこれもアガれず。
最初から手痛いラスを引いてしまう。
大島 +18.2
大坂 + 8.1
尾崎 △ 3.1
唯木 △23.2
【2回戦】
対局者:岡本・橋本・工藤
東2局
發単騎の七対子をツモリ、1600.3200。
序盤の主導権を握る。Classicルールは七対子が強い。あとホンイツ。
会心のアガリに気をだいぶ良くしていたが
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同卓者はいけすかねえと思っていたそうです。
次局ブチ切れた岡本からドラの④をポン、ニもポンしてタンヤオドラ3の聴牌。
待ちは片上がりの69s(9sは4枚切れ)
ソーズはかなり安いのに6sだけが全く切られてない。どこかに暗刻で持たれているのか?
最終盤に橋本から⑤⑦⑥と一面子落としての立直が入る。
僕の一発目のツモはドラの④
点数300点しか増えない上、加カンしたら橋本に海底回しちゃし、鳴きがなければツモ回数も変わらないのでツモ切り。
シンプルにカンした方が良い?
結果は流局。9sが1枚でも残ってたらどうしてたかな?リンシャン狙ってカンしてたろうな。
その他、いけすかない5,800とかアガって初戦のラスを帳消しにするトップを取る。
唯木 +27.7(+4.5)
工藤 + 8.2
橋本 △11.0
岡本 △25.9
【3回戦】
対局者:鷲見・木村・白川
東2局に2,000、東3局の親番で5,800と和了り、トップ目に立つ。
2,000は序盤聴牌のタンヤオピンフを黙聴。
5,800は終盤聴牌のピンフドラ1を立直して和了ったのだが、立直判断て何を基準に考えればいいのだろう?
昔はタンヤオピンフ(ドラ無し)の方が、相手にドラ持たれている可能性が高まり多少押し返してくれるかなと思い、むしろこっちの方が立直打っていた様な気もする。
それとも1,300.2600を引きにどちらも立直打った方がいいのかな?
今回は待ちの優劣で黙聴と立直を判断してみました。合っているかはわからないけれど、5,800はいい和了だったように思える。
一旦トップ目には立つものの、鷲見の追い上げが厳しい。
競っていた南2局、鷲見の親番で2,600オールをツモられて大きく離される。
南3局8巡目僕の親番に、以下の聴牌が入る。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106248608/picture_pc_0891917de630d228cb88674198e9ff9f.png?width=800)
その後、ツモ5sで打7sの36s待ち(47sが自分の目から6枚見えていた為)
そして待望のツモ二で打点アップ。打五・・切っちゃった後にこれ二五待ちにした方が和了が拾えそう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106248644/picture_pc_1def9011f02ec4523007489e5d011276.png?width=800)
対面木村の仕掛けにソーズはだいぶ怖いけれど、トップ目指して和了りやすそうなマンズ待ちの方が良かったかも・・と思いきや、次ツモが五。
2,600オール逃し。完全にやっちまった。
オーラス3着目の木村とは6,000点程の差。せめてもの2着確保を狙うも、白川の立直宣言牌ドラの南を木村が捕らえ8,000点の和了。
有り余る材料を持ってたのに3着に沈む。
尚、対局終了後のスコア記入なのだが、リーグ戦以外の時は誰かがまとめて書いちゃうケースもあります。
個人的にはこういうのって新人がやるものって思っていて、今回スコアが手元にあったのもありまとめて記入してしまおうと思ったのですが、鷲見本部長の『鷲』って字が書けなくて日和りました。
結果、鷲見本部長が率先して全員分記入してくださって大変申し訳なく思っています。
もう鷲って漢字覚えたので次からは僕がいけます!
尚、全員分の記入をしてくださった鷲見本部長は自分のお名前をひらがなで書いていた事を僕は見逃しませんでした。
鷲見 +25.1
木村 + 9.4
唯木 △ 2.3(+2.2)
白川 △32.2
【4回戦】
対局者:中野・紺野・細川
もう残された道はデカトップ取って上位8名に残り、最終戦でもデカトップ取って本選出場を狙うしかない。
腕振り回して稼ぐぞ~!といきり立った東1局、紺野の黙聴5,800に刺さる。
いたたたた。
その後も手が入らず焦りはじめた南1局、中盤に6枚切れ②⑤タンヤオ聴牌が入る。
今日は6枚切れ②⑤多いな~(1回戦参照)
ちょっとでも点数稼ぎたくて立直。中野から追っかけられるも気合でツモり1,000.2,000。微差だが2着目に浮上する。
南2局
10巡目ぐらいに七対子ドラドラを聴牌。どちらも1枚切れの南か發の選択で、發単騎を選択。南家だし、普通發単騎に取りますよね?
親の細川からツモ切り追っかけ立直がかかる。
細川のツモにも力が入る。たまに唐突にばちこーん!と強打してくるの驚くのでやめて。笑
お互いの当たり牌を引かぬまま、細川最後のツモは・・・南!
南単騎だったかーーーーーーー!
紺野 +17.4
細川 + 7.8
唯木 △ 8.4(△6.2)
中野 △17.8
最終結果はこちらです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/106248907/picture_pc_5360203d9b0962a5488ede418cf22b70.png?width=800)
本選出場
岡本 拓プロ
工藤 尚之プロ
鷲見 智和プロ
お三方おめでとうございます!
4組予選突破の方々と併せて、本選でのご活躍期待しています!
僕はまた今日からコツコツ努力して、いつか同じ舞台に立てる様に頑張りたいです。
リハビリがてら久しぶりに天鳳やりました!ラスでした!
もうやりません!泣
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