勝負飯の焼肉は諸刃の剣なのか(第48期北海道C2リーグ第3節)
肉を食べたらツモが良くなる。
麻雀打ちはやっぱり焼肉食わな。
ってよく耳にしませんか?
肉とツモの良さにどれだけの因果関係があるかはまあ置いておくとして、これって誰が一番最初に言い始めたんでしょうね?
僕としてはダイナマイトダンディの樫原さんじゃないかと思うんですよ。
知ってますか?ダイナマイトダンディ。押川雲太郎先生の。
90ポイント程を持ち、昇級に向けここいらで大きくポイントを叩きたい第3節前日、僕は家族で焼肉ランチに出かけました。
運動ちょっと苦手な娘がなぜか女バスに入部し、半月間頑張ったご褒美に焼肉が食べたいと言い出したからです。
かわいい愛娘のお願いを無下にする訳にもいかないので、あまり気分は乗りませんが父親としての責任を果たすべく焼肉屋へと向かいました。
どうして気分が乗らないかというと、コアな唯木ファンはご存知かもしれませんが僕は焼肉があまり食べられません。
好きとか嫌いとかでなく、胃腸が弱いので焼肉食べると一瞬にして腹が下ってしまうのです。
ただ、100ポイント叩くためにもここいらで焼肉チャージの必要さも感じていた為、いわば副作用含みのドー○ングみたいな気分で焼肉食べていました。
果たしてこれが吉とでるか、凶とでるか…。
なお、娘は半月で女バス辞めました。
理由は『友達が辞めたから』だそうです。
なめてますね。
バッシュ等々初期投資5万円ぐらいしたのに・・。ユニフォームはすっかり部屋着となりました。
本日の対局者
紺野雄輝・小幡和輝・宿波智
紺野・・
今期好調の紺野。
多少のビハインドも大きなトップ1回でリカバリーしてくる破壊力がある。
今まではあまりそういうタイプに思ってなかったけれど、本当のところはどういうタイプなんだろ?これから同卓する機会も多くなるだろうから徐々に考察を深めていきたい。
宣材写真がとにかくプリチー。
小幡・・
個人的に今節注目している石田・川岸(前回触れるの忘れてた)に続く3人目の小幡。
前節だいたい昇級やろと思っていた所から、相川さんの猛チャージに合い昇級を逃した悲運の子。
僕と通っているジムが一緒だが、最近全然見かけないのできっとサボっているに違いない。前よりお腹ちょっと出てきてたし間違いない。
ジム通いも続かない奴には負ける訳にはいかないですね。
ちなみに僕は今でも週2~3日ほど通っている。風呂だけ。
宿波・・
19歳・・。僕38歳だからダブルスコア!
今はまだお肌もツルツルでスタイルも保てているけれど、いつかキミもおっさんになっちゃうんだよ。気をつけてね!って今度会ったとき伝えようと思います。
若さが眩しい。そしてうらやましい。
19歳とか無限の可能性を秘めている!ホントうらやましい。。
【1回戦】
腹痛がひどい。
絶対に焼肉のせいだ。豚汁という名の脂汗たれ流しながら対局に臨む。
東3局
北家の小幡から立直が入り、現物を切ると染めの紺野へ3,900放銃。
染めには気づいていたものの、まだ一向聴と読んでの先切りが当たってしまう。
東4局
今度は宿波が⑥ポン、⑦⑧⑨をチーしてピンズの染め気配。
終盤役なし聴牌を維持していた所に、⑦をツモる。
放銃ケースがそこまで多くないので、⑦ツモ切りたかったが聴牌を崩してしまい、結果1人ノーテン。
⑦は当たりじゃなかったし、そもそも染めでもなかった。
今日はなんかイケてないかも。
南1局
ラス目で向かえた親番。
ドラが北で、序盤に小幡が九ポン。
僕の手牌には北がポツンと残っていたものの、一向聴でやる気満々の北切り。
ポンの声はなし。ホッ・・っとしたのも束の間トップ目の宿波から立直の声がかかる。安そうには全然見えない。
打点こそ無いもののこちらもすぐに聴牌し追いかけリーチで臨戦態勢。
四七の景色はとても良い!これは勝てる!
と思ったのに四枚目の九で宿波へ放銃。ドラドラの5,200。
リーグ戦初のラスを引かされてしまう。
宿波 +48.3
小幡 +14.3
紺野 △19.1
唯木 △43.5
【2回戦】
腹痛もだが、今度はやたらと暑くて汗が止まらない。
汗っかきなんでちょっと恥ずかしい。
そろそろ痩せなきゃ。
東1局から、紺野が走る。
ドラの字牌を宿波からポンして、即両面ツモ4,000オール。
47中の変則三面帳をリーチ、4枚目の7をツモると裏ドラ表示牌は6!6,100オール。
東3局
我ながら頑張る。
2副露してタンヤオドラ1の一向聴の所に、親の小幡から立直。
立直後、紺野も宿波も2副露目を入れて全員がやる気を出してくる。
僕も3副露し、最終的にはシャボ待ちを小幡から出和了、2,000点。
浮上のきっかけとしたい。
東4局
小幡が索子の仕掛け、聴牌までありそうな12巡目ぐらいに僕も聴牌が入る。
確か僕の捨て牌がこんな感じで、場に5枚見えの二五待ち立直を打つ。
宿波から五が放たれる。
芸術点込みで6,400点ぐらい欲しいところだが、何回数えても2,600しかない。不服。
この他、宿波からの3,900直撃などもあり、着アップまであと一息だったが、最後は紺野がきっちりと締めて3着でこの半荘を終える。
紺野 +53.0(+33.9)
宿波 + 7.1(+55.4)
唯木 △14.5(△58.0)
小幡 △45.6(△31.3)
※()内は本日のトータル
【3回戦】
ホント全然あがれない…。
あがれても安い、裏乗らない。。
ちょっと心が折れかかりつつある、南2局3着目の親でこんな配牌
筒子の染めにしたいけれど、親だしなんとか和了たい。
染めずにとりあえずは和了を見て、東中ポンの2,900でも…北切っちゃおうか。。
勇気を出して7s切りました。
そしたら次ツモが北!
来たー!!弱気な自分に勝った!これは行ける!
ラス目の紺野から6巡目リーチがかかります。
うううう…( ; ; )
一発ツモが5s…とりあえず現物の①切るけれど聴牌したら全部行くぞ。
2sのツモ切り挟んで次ツモで聴牌。
本日の最高打点が3,900の僕。
中で12,000!初トップ取らしてもらいますよ!
打5sが紺野への放銃。裏も乗って3,900。
しんど。
けれどまだ微差で3着目。
ラス目の紺野が親の南3局に、僕が白の暗カンしたら宿波から立直が入る。
次巡僕も聴牌して追いかける、1m早いのが2人いるしそんなに悪くなさそうなニ五待ち。
今度こそ我に浮上のきっかけください!
って思ってたら副露してた紺野が押してくる。
ドラの所在はそこだったか!けれどこっち和了ほうが流石に早いでしょ!
打4s→紺野への12,000。
折れちゃう、折れちゃう。
小幡 +44.6(+13.3)
宿波 +15.1(+70.5)
紺野 △ 7.4(+26.5)
唯木 △52.3(△110.3)
※()内は本日のトータル
【4回戦】
暑さと腹痛で体力はもはやエンプティですし、精神的にもかなりすり減ってました。
そんな中前触れも無く急に手が入った東2局。
2巡目にドラ1三面張のリーチを打ちます(①④⑦待ち)
さすがにこれは和了れるやろうと思ってたら、紺野が副露入れて前に出てきます。
やめて、やめて。和了せて。
これ和了れなかったら、さすがに折れる。
紺野から①が出て裏も乗り5,200の和了!
本日の最高打点更新!裏もやっと乗った!
トップ目宿波に近づきます!
ここから!と思ったのも束の間、次局に 宿波に満貫ツモられ、また差が広がります。
だいぶ審議の南1局
ドラ九で親の宿波が萬子3副露入れてる局面。
僕も役トイトイの九単騎満貫で聴牌してました。
中盤に生牌の發をプッシュ(これだいぶ暴牌)、宿波がポンして打八、裸単騎に受ける。
七も宿波はポンしていたので和了やすさ&打点で、まあだいたいは九単騎か〜。
その後手出しで六が切られる。
九とも限らない?単騎コロコロか。とは言えそうそう当たらんしドラ以外だったら5,800だから全部押そうと決めてました。(7,700でした。勘違い)
さらに小考で四が切られる。
これはもうさすがに九やろ〜って光の速さで三切ったら当たりました。笑
そらそうや。
冷静であればまず發切らないしいつもなら三も切らないけれど、ちょっと熱くなってしまっていたかも。後とにかく疲れてヘトヘトでした。
3回戦までは悪いなりに結構我慢出来てたのに、水の張った洗面器から顔を上げてしまった感じです。情けない…
負の連鎖は止まらない。
続く1本場。紺野のリーチ。
終盤にチーテンの形聴を取るも、海底でツモったワンチャンスのニをフワッと切って8,000の放銃。
ラス目の紺野のリーチにわざわざ向かって行く必要もあまり無いのに、保ってた自制心が完全に崩壊してしまた。
形聴からのフワッと放銃は自分の中で1番の負けパターンな気がする。
猛省です!
小幡 +34.4(+47.7)
宿波 +13.9(+84.4)
紺野 △ 6.4(+20.1)
唯木 △42.9(△153.2)
※()内は本日のトータル
とまあたったの半荘4回で、昇級ポジから降級点ポジまで叩き落とされました。
特に4回戦目はここ近年1番最低の内容だった様に思えます。情けなさすぎる。
心技体全て鍛え直して、次の第4節にはいい内容の麻雀が打てるように精進します!
とりあえず俺は半荘4回パフォーマンス保てられる体力をつけなくてはいかん。
明日から帰宅部の娘と走り込みや🏃♂️
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