過去の記憶を振り返りながら自己紹介『隣のしんちゃん』

おはようございます。

そしてはじめまして。

西野亮廣さんよ『西野えほん』的な名前つけようとして出てきた発想が『ビニ本』だった頭ピンクの昭和エロシスト多田ビニ本です。

ビニ本作ってる人ではありませんが、あらゆるビニ本的なコンテンツを愛してます

西野さんのnoteで子供の頃の記憶が素晴らしく美しく画かれていたのに感激して

そういや、俺も田んぼに囲まれたノスタルジーと言えば聞こえのいい田舎育ちで、思い返すと以外とおもろいエピソードあるような気がするので

自己紹介がてら、つらつら書いていこうかと。

『隣のしんちゃん』

家のまわりは田んぼに畑 ポツポツと防風林が列び

その近くにこれまたポツポツと家が建ち並ぶそんな田舎で生まれ育った。

ファミコンが発売されたのが確か小学生だったと思うので、遊びはもっぱら外遊びだった


その壱 『しんちゃんの自転車講習会』

1つ年上の隣のしんちゃん

自分の弟、しんちゃんの弟4人でよく遊んでいた

一番年上のしんちゃんは坊主で体格もでかく、いわゆるガキ大将

その他の俺らは坊っちゃんがりのヒョロガリだったからしんちゃんは絶対的な存在で、長男として生まれながら兄貴がいる感覚だった

ワルガキだったしんちゃんは、少し痴呆が入っていた家のひいじいさんにえらく嫌われていて

『あのクソガキ』『次はただじゃすまさねぇ』とよく言われていた

痴呆特有の大人げない敵意に怯むことなく

『おい!自転車講習会しようぜ!』といってひいじいさんの周りを自転車で走り回る

(多分ジジイをチャリンコ乗って小バカにしようぜ!とは言えないので小学生なりにオブラートに包んだ結果のネーミング)

ビビリの俺たちは鬼の形相で竹の棒を振り回すひいじいさんに近づくことは出来ず遠巻きに見守っていたが

勇者しんちゃんはガンガンにアップをかましてギリギリで竹の棒をかわしていく

ギリギリのスリルを楽しむのである

まるで進撃の巨人の超大型巨人に立ち向かうエレンのようだ!、、、と今なら思っただろう

健闘むなしく俺たちのエレンは捕まり、容赦なく竹の棒でぶっ叩かれている、、

現代なら大問題だろうが、当時は近所の子供を叱るなんてあたりまえだったのだろう、、

多分

しかし俺たちの勇者しんちゃんは『たんこぶできたぁー』とゲラゲラ笑っている

次の日もまた次の日も懲りることなく鬼のひいじいさんに立ち向かっていくしんちゃん

心なしか鬼のひいじいさんも

しばきまわしながら笑っている気がする

絶対に負けられない2人の闘いがそこにはあったのだろう

後日ひいじいさんが『あいつはなかなかやる見所がある』

なんて言うわけなくてなくて

『あのクソガキ、次は許さん』と相変わらず吠えていたことは、しんちゃんには内緒にしておこう


その弐 『しんちゃんと放物線』

子供の価値観なんて今考えると訳がわからなくて

しんちゃんの勇者エピソードで強烈に残っているのが

『オシッコ飛ばす距離』だったりする

男子ならわかってくれると思うが、幼少期のポコチンは聖衣(クロス)がしっかりガードしてくれていて

オシッコはそんなに飛ばない

例えるならホースの出口がダランダランのベランベロンな状態だ(どんな状態だ?)

しかし勇者しんちゃんはちがう

怯むことなくポコチンの聖衣(クロス)をムキムキしてオシッコを飛ばすことが出来た

例えるならホースの出口をムキムキにしてバッキバキにした状態だ!!

(スゴいぞしんちゃん!)

男子ならわかってくれると思うが。

生まれてこの方守られてきた身体の中でも最もデリケートと言われる

ポコチンの先を剥き出しにする行為は、内蔵を身体の外に出す行為と等しく

恐怖以外の何者でもない

いつの間にか先の世界に行っちまったしんちゃんのオシッコは

誰よりも強く、美しく遠くへ放物線を描き

道端に転がる雪の塊をも難なく貫いた、、

記憶は美化されるものらしいが、しんちゃんの放物線には虹さえ架かっていた気がする

その時しんちゃんは俺の中で間違いなく勇者であり調査兵団であり水の神アクエリアスだった気がする


、、、何だか書いていて自己紹介どころかしんちゃんのことしか書いていないような気がするが、今日はこの辺で

またね。


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