フライアップ

 コロナ禍の影響もあり、2019年度のフライアップが今週末に開催されることになった。3月に予定していたフライアップがここまで伸びてしまうとは想定外であるが、関係者が色々と頑張って準備をして下さった甲斐もあり、ソーシャルディスタンスを保ちながら3蜜を避けた簡略形式で実施してくださるようになった。遅くなっても一つの節目となるフライアップができる事は、スクール生にとっても大切な思い出になるだろう。コーチスタッフ皆様の甚大なる努力に感謝申し上げたい。

突然、バトンを渡される。

 2018年度から次男はラグビーを始めた。スクールに入部した時、年中さんは息子1人だけで、幼児チームの他はみんな年長さんだった。年中で一番小さいのにガンガンあたりに行って楽しそうな息子を見て、親としてもっと近くで見守ってあげたいとど素人ながらスタッフにもなった。そのうち、新たな年中さんも入ってくるだろうと思っていたが、結局、2018年度は年中さんは入らず、2019年3月に年長さんは全員、小学生低学年チームに進級することになった。こうなると、当然、幼児チームに残るのは年長になる息子一人。ここで大きな問題が出てくる。それは、基本原則として、子供がいるチームのコーチは保護者スタッフがする、というルールがあるため必然的に、

幼児チームのコーチは、僕。
幼児チームのヘッドコーチは、僕。

となるわけだ。さて、まいった。だって、僕はラグビーやった事も見た事もない。ルールもわからない。マッチョでもないし。。。
 このように2018年度から2019年度のバトンが渡されてしまい、2019年度が始まった。

2019年度を振り返り

 2019年度は幼児チームはコーチ1人のメンバー1人で始まったが、すぐに年中さんが入ってきた。お父さんもラグビー経験者ですぐにスタッフとして登録もして下さった。
 ただ、幼児チームは2名と少ないためチームとして練習が困難なため、結局は小学生低学年チームに懇願して、一緒に練習させてもらうようにした(結局、11月ぐらいまで、一緒に練習をさせて頂くようになり、大変ご迷惑をかけてしまった。)。
 何れにしても、2019年度の前半は幼児チームの部員数が少ないのはスタッフ間でも問題として取り上げて頂き、色々と対策を練って頂けた。が、なかなか幼児チームが増えなかった。
 そうこう言っているうちに、Rugby World Cup 2019が9月から始まった。日本代表の活躍もあり、ラグビー人気が急上昇し、我々のラグビースクールの幼児メンバーも一気に増えだしてきた。この絶好のタイミングで台風19号による多摩川の河川敷のホームグラウンド壊滅。このため、ホームでの練習ができなくなってしまった。しかし、ここでコーチスタッフの皆様がご尽力下さり、他被害の少なかったスクール様からの練習場所のご提供とか色々と調整をしてくださり、なんとか新規幼児メンバーも加入しながら、幼児チームもそれなりの規模にまで大きくでき、単独でチーム練習ができるようになってくる事ができた。
 2020年2月末、多くの年長さんが小学生低学年チームへ進級し、多くの年中さんが年長さんへ無事に上がる事ができた。3月からも入校希望者もいたので、このまま進めばと思っていたが、まさかの新型コロナウィルスの影響。2020年度の始まりは新型コロナウィルスとの戦いから始まっているが、この戦いは長期戦にもなるだろう。

感謝

 昨年度を振り返ると、本当にいい経験をする機会を下さった。

● 素人に一年間ヘッドコーチという役職を与えてくださった事。
● 低学年チームが快く一緒に練習させてくれた事。
● 日本代表の活躍がこんなにも活力を与えてくださることを肌で感じれた事。
● 新規メンバーが沢山加入してくれた事。
● 台風19号の被害に対して色々な方々から支援サポートを受けれた事。
● などなど

 こうやって振り返ると、僕は本当に色々な人に助けてもらい生かさせれているという事を再認識させられる。本当に皆様、有難うございます。


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