【企画投稿】読んで衝撃的だったお金に関する本の紹介

その名もずばり「お金の増やし方を教えてください！」

この本に出会ったのは、2016年の5月頃、当時社会人になって２か月目の給料をもらった後のことでした。
　自分が思っていた以上に給料からいろいろなお金が天引きされていたことに焦っていた私は、書店でお金に関する本のコーナーに足を運んでいました。
そこで、すごくキャッチーなタイトルの「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」（山崎元 (著), 大橋弘祐 (著)　文響社 ）を
見かけて、興味本位で手に取ってみました。
　また、本書は、「お金の悩みを解消したい大橋さん」と「お金のことを教えてくれる山崎さん」の対話形式で構成されていて、非常に読みやすいと感じました。

金融業界を知り尽くしている著者ならではの、衝撃的な暴露話が…

　著者紹介になってしまいますが、著者の山崎元さんは、様々な証券会社、保険会社で活躍されたプロフェッショナルです。
いろんな金融業界の会社で勤務されたからこそわかる金融業界の裏側も
本書で書かれています。
　その中の１つで興味深かった内容は、「医療保険に入る必要はない」という話でした。開示されていないという断りを入れているものの「聞いた話だと、民間生保の医療保険では、掛け金の半分近くが自分の保障以外に使われている」や、「保険料の計算の明細は、社内で見たことがない」という衝撃の内容があり、こういった裏側も赤裸々に対話形式で語られており、１つ自分にお金に関する知恵を授けてくれた良本でした！

これら以外にもある興味深いお金の話

本書には、先に紹介した話のほかにも世の中の多くの人が悩む（論争を生む？）であろうこんな話があります。いずれも専門家ならではの鋭い切り口が光るお話なので、私の世代を含む学校で金融教育を受けられなかった方の中で、個人的に勧めたい一冊です！

• 定期預金よりマシな方法はないの？

• 老後って、本当はいくら必要？

• 競馬や宝くじはだめですか？

• 家を買うならマンションか、戸建てか？

• 生命保険は入った方がいいの？

#お金について考える