彼女たちのコズミック・イラ Intermission.03

閑話です。そして考察は面倒なので書くのを諦めました。そういうのはサムネにクソデカフォント使っているYoutubeの動画を見ればいいんだと思います。

第二部だけで2回ものロマンティクス事案がありましたので、そちらの弁明に尺の多くを割いております。あと18禁作品に出来んかった理由とか。

次回からが本作の佳境です。大半がモビルスーツの戦闘シーンだったりします。この作品はガンダムの二次創作ですからね。


初めまして、というのも違う気がするというもの。この度は『彼女たちのコズミック・イラ』を読んでいただきありがとうございます。筆者のレイヴンです。

前半のアウラとギル、そしてクライン博士を交えた血みどろの第一部が嘘であるかのように、後半パートである第二部はロマンティクス要素で溢れることとなりました。

実際本作は一部と二部を別作品として書くことも考えた程度には、テイストが異なる仕様になったというもの。一応は第二部でもコロニーメンデルが関わってきますので、そうした
点では地続きの作品、ということで投稿したものです。

そんなわけで第二部は種自由こと、SEEDFREEDOMの本編終了後を書いたSSとなっております。登場人物を除けば、全ての展開が筆者のオリジナルです。『こんな感じになるんじゃないかなぁ』という考察要素がそちらに含まれています。

以下はいつも通りの人物紹介です。人数が多くて書くのが面倒になってきます(物書きのクズ)。

・登場人物紹介

◇キラ・ヤマト

無印SEEDと種自由の主人公。本作ではそこまで目立ちません。冒頭からラクスとロマンティクスしたけどな!

SEEDFREEDOMで完成したキャラクターといえるので、何かを付け加えたりすることが出来ないキャラだと思います。とはいっても、本編終了後もコンパスとして活動はしそうですので、本作でもまだ出番が残っていたりします。

◇ラクス・クライン

本作のヒロイン。初手ロマンティクスというとんでもない扱いを受けている人。でも公式でそんな描写があったし……(免罪符)

未経験、処女であることは筆者の予想です。というのもキラに関しては心的外傷だけでなく、肉体的にも機能不全に陥っていたと考えていましたので、本作の冒頭、そして劇場版のラストが初体験だったのではないかと結論付けました。初めてが屋外とか中々に(ry

キラと共に後半でも出番があります。本作でもヒロインですからね。

◇シン・アスカ

忠犬。しかし飼い主であるキラが不在のため、狂犬ムーブと駄犬ムーブを行ったり来たりしている状態。こいつをある程度飼い慣らしたレイはもっと評価されるべき。

とはいえ基本は放っておけない性格の少年ですので、年上からの受けは中々に良いのではないか、というキャラでもあります。恋人であるルナマリアは年上ですし、ステラもシンのことを保護対象として見ていた面がありましたからね。

そうした中でガチの年上キャラであるヒルダ・ハーケンが現れてしまいました。初回を見終えた時点で筆者を覚醒させたんです、あれ。

◇ヒルダ・ハーケン

ミレニアムのモビルスーツパイロット。ハーケン隊の隊長……なのですが、隊はファウンデーションにより実質全滅しているので、ヤマト隊に合流している状態だったのが劇中後半の扱いでした。

実はSEEDシリーズでも貴重な大人のパイロットという存在だったりも。全編を通しても、主な大人パイロットはムゥさん、バルトフェルド隊長(とアイシャ)、そしてハイネくらいでしたからね。大人の女性パイロットに限定すると、外伝とサブだったアイシャ以外で初めてかと。

そして劇場版を初めて鑑賞した後に筆者がXに投稿したポストがこちら

『いいんですか!?本当にいいんですか!?シンルナの間にヒルダさんを挟んで!?ホントにいいんですかぁっ!?ガチレズお姉さんを10代のNLカップルの間に挟んで本当にいいんですよねっ!?ひゃぁぁぁぁぁっ!!!!』

結構頭がイっちゃっていますね。こんなテンションのままシンとヒルダさんをくっ付けちゃったんです。

とはいえ単なる恋愛感情などではなく、同性愛者ながらも包容力のある女性として、シンの孤独を慰めるという、非常に尊いシチュエーションの上に肉体関係を持ったというもの。あくまでもこれはシンルナ、シンステの延長線上に存在するカップリングなのです(言い訳)。

ちなみに件のベッドシーンを書いた後に『これ富野ガンダムだった絶対死ぬパターンだ』などとニュータイプ的に感じてしまいました。まぁSEEDは富野ガンダムではないので……

◇ルナマリア・ホーク

シンの恋人。なのですが、まだ肉体関係には至っていません(ここ超重要)。別に劇場版の後ですぐにそういう関係になっていたって設定でもよかったんですけどね。

シンと共にミネルバへと配属されましたが、赤服の中ではかなり常識人の部類だったりします。だって無印だとクルーゼ体の4人、特殊な経緯のレイを除外して同期のシン、コンパスで入ってきたアグネス……と、たぶんニコルの次くらいにはまともな赤服だと思います。

本作ではヒルダからセクハラを受けますが、シンとのロマンティクスなシーンはありません。というのも、ルナマリアに関しては一部の設定が曖昧で、そちらがシーン構成の足を引っ張っているというもの。

ぶっちゃけ経験済みか否か本当にグレーゾーンのキャラですからね。まぁ本当に付き合ってて、すぐにアグネスに男を取られた……とかだったら、致してない可能性もあるのでしょうけど。

それでも公式設定の通り、シンとは恋仲であることに変わりはありません。サブキャラであることに変わりないですけどね。人気に反して性格とか過去があまり深掘りされていない気もするんですよね……

◇アグネス・ギーベンラート

中の人、性格、見た目、全てにおいて死亡フラグを立てていたのに逆張り的に生き残った女。たぶん両澤千晶脚本なら死んでいたと思う。

とりあえずはシンの喧嘩相手という程度の扱いをしています。まぁキラの指揮下で成長したシンが相手にするか微妙なところですが。そのキラが不在ですからね。

第二部後半では割と大きめに取り扱います。どのような目に遭うかについては、前半での扱いを見て察していただければと思います。

◇ステラ・ルーシェ

小姑。故人ではありますが、シンの人格形成に多大な影響を与えている少女。少女とはいってもシンより年上だった可能性があるんですよね。

本作では劇場版ほどでないにしても、割とコメディキャラとなりました。どうして霊体キャラはネタになるのだろうか。

◇アルバート・ハインライン

ギアスが使えなくなった分、戦況分析と設計開発のスキルがカンストしたルルーシュ。スザク3枚持ちなどとも言われている公式チートキャラ。

それはそれとして、おそらくはあのラクスが着用したパイロットスーツのデザイナーである可能性も高い人。プラウドディエフェンダーの設計者だとすれば、搭乗者のパイスーも設計したでしょうからね。あの座席と一緒に。

◇アレクセイ・コノエ

指揮能力に極振りをしたオールドタイプ。初期設定ではコーディネイターだったようですが、結局劇中では明示されず。そんなわけでしたので、本作では大西洋連邦出身のナチュラルという設定してしまいました。

コノエというファミリーネームからして、日系アメリカ人のルーツなのかなぁ……などとも考えていたりも。そうした流れを汲んだ大西洋連邦の生まれで、教師から軍人の道へ……というとか。

いずれにしても、デュランダル前議長のご乱心に巻き込まれなくてよかったというもの。まぁこの人を飼い殺しにしていたであろうザフトも、大概おかしい気がするんですけどね。

◇アビー・ウィンザー

ミレニアムのオペレーターであり、元ミネルバのオペレーター。劇場版からの新キャラではありません。声変わっちゃったけど。

髪型は特徴的ですが、とにかく地味。というのも種死後半はアークエンジェルにスポットが当たり、ミネルバ自体がパッとしない上に、終盤はデスティニーもレジェンドもメサイアに出向いて、艦載機がインパルスだけという有様でしたからね。

本作でもミレニアムの主力管制官として活躍をします。前任者みたいにやべぇ趣味がない分、信頼の出来る子だと思います。

◇アーサー・トライン

なんでこの人が副長に戻れたんだろう。などと考えてはいけないのだと思う。

人柄は軍人としてはかなり良いですからね。実は艦船の指揮も言うほど悪くなかったりも。むしろ困ったら陽電子砲をぶっ放そうとするグラディス艦長よりも、冷静だったのかもしれません。

なぜか後半でも出番があります。しかも機転となります。

◇アウラ・マハ・ハイバル

第一部の主人公でありヒロイン。冒頭でぶっといのでぶち抜かれた上、一斉砲火を浴びてご臨終となりました。

本人は既に故人ですが、名前だけは結構な頻度で出てきます。一応本作の設定では、デスティニープランの発案者ですからね。

人物紹介は以上となります。第二部後半では廃棄されたコロニー・メンデルの調査、そしてミレニアムに危機が迫ります。それではもうしばらく間、本作にお付き合いをよろしくお願いします。

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