対象から外れて解放される

今日は夫の受診日で朝食は作らなかった。
カップにオートミールと豆乳を入れて600ワットで1分30秒加熱してオートミール粥を作って食べたらあまりの不味さに半分残して捨てた。

不定期に糖質制限習慣がやってくる。
まったく摂らないなどと言うストイックなものではなく少し注意して加減する程度だ。

それで、オートミールだの糖質オフフルグラだの豆乳だの買い揃えるが、たいてい使い切らないうちに飽きてしまう。
食事というより飼料って感じ。
同じ栄養分なら味噌汁と納豆と青菜のお浸しがやっぱりいい。

湿気て品質が劣化するのを待って捨てる。

この4月から仕事で訪問する先とペアの相手が変わる。二年ごとに更新するのだ。
今期のペアは一回りくらい年上の男性である。
年長の男性ではやりにくそうなものだが、その方に限って言えばその心配はまったくない。
新聞の投稿欄にまめに文章を寄せているとのことで、スクラップされているのを読ませていただいたことがある。
気取りなくフラットで、少しも気難しさを感じない、親しみやすい方なのだ。
人となりを知るのに、文章はいいものかもしれない（私の場合はヤバい）

私は威張っている人が苦手（誰でもそうか）で、萎縮するので（ウソつけ、反発してるだろ？と思われてるかも！）威張らない人にむしろ敬意を表するのだ。
とはいえ威張っている人の機嫌を損ねると面倒なので、偽りの敬意を表する。
だから、けっきょく表向きには態度は変わらないのだ、内心はともかく。
それ故、いつまでも真意は伝わらず嫌々過ごすことになる。
それで二年は流石にキツいわ。

奥様が私と同い年の奥様のせいなのか、話が合わないと言うほどではない。
きっと楽しくやれるだろう。

歳をとってよかったと思うのは、男性とも友だちになれることだ。
もちろん、幾つになっても恋愛感情を持ち続ける方もいるだろうし、私も案外夫以外の人と恋に落ちるのかもしれない…想像すると気持ち悪いが。

自分はその対象から外される、この解放感ときたら！