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うまい話

フォローさせていただいているいさおさんの最新記事より。

こちら他人事ではないと思って読ませていただきました。
ありがとうございます。

私のように年金が支給されるような専業主婦にも魔の手が忍び寄っているのか…

おりしも昨夕、帰宅するために広島行きの新幹線に乗り込んで直後、見知らぬ番号から電話がかかりました。
登録番号が少なく頻繁に迷惑電話がかかるほどでもないので、拒否設定はしていません。

聞くと都内にあるウェブ会社だそうで、私が運営しているキルトのサイトをブランディングしてくださると言う内容でした。
私はぜんぜん売れないしょぼいweb shopを運営していて、そこに連絡先が記載されているのです。

このnoteには辿りつきにくいようにしていますが、ウェブサイトやインスタグラムもチェック済みのようでした。

作品は全てオリジナルかと訊ねるので、ほとんどデザイナーのパターンを買って作っていると答えました。
サイトにアップする作品にはキャプションをつけて、引用元や購入先を明記しています。
これじゃあブランドになんてならんわなあ。


何年か前に、インスタグラムにアップしていたクッションカバーを見たと言って、10万円の費用でどこかの美術館に展示する話を持ちかけられたことがありました。

作品を送りさえすれば搬入も撤収もしなくて良いといいます。
ネットで社名を元に調べると、実績がないわけではありませんでした。
展示会はちゃんと開催されているのです。

仮に自ら都内で作品展を開くとなれば会場を確保する費用がかかり、何度も足を運ぶことになるので十万円どころではすみません。
考えようによってはそれほど悪い話ではないのです。

しかし…

そこに数日展示したからと言って、それが何か?
第一作品はオランダのキルトデザイナーのパターンを購入して作ったものでオリジナルじゃありません。
それをちゃんと明記するのか?
しなければそれ、著作権侵害では?

とうぜんお断りしましたが、あとから検索すると当該の美術展に展示したというクリエーターのブログ記事がありました。
けっして悪いものではなく、むしろ感激されていました。
いわゆる"ハク"みたいなものはつくのかなあ?と思いました。
私は欲しくありませんが。
それに、ネットをはじめ周囲には事前に告知もしてるでしょうし、やってしまったからには良かったことにするしかありませんしね。

まあそんなふうに、私のような者にさえ儲け話しが舞い込んだり、某大手ネット通販会社に出店しませんか〜?なんて誘われたりするのです。

何かを作って、それをできるだけたくさんの人に見てほしい、知ってほしいという気持ちがなければモチベーションも上がらず向上もありません。
けれども、自分が目指しているのはなんなのか、結果的に損失になりはしないか、冷静に考える必要があるとおもっています。

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