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扇風機をこんなところに!

最近よく読ませていただいているふみっちさんの、避暑対策、とても参考になりました。
ありがとうございます。

うちには齢18の老猫がいるのですが、若い頃は夏の間中庭の大きな椎木の木陰や、デッキの下の通気口の前でだらりと伸びてました。

最近はめっきり活動量が減って家の中で過ごすことが増えました。
毎度のこの暑さなので、ほぼほぼエアコンを稼働させていたのですが、うちの猫に限ってでしょうか、エアコンの冷気を嫌います。

ドアを開けておくと別のエアコンのない部屋に避難します。
涼しい北側の部屋ではなく、南側の和室の広縁のカーテンの下の陰に身体半分隠れていたりするのか不思議です。

涼しくとも日ざしがある方が良いのでしょうか…

ドアが閉まっていて逃げられないと、夫が座椅子に腰掛けてパソコン操作をする、ちゃぶ台のような低いテーブルの下に丸くなります。
おかげで夫の座椅子は猫の毛だらけ…

老猫の身体を慮って日中はできるだけリビングのエアコンを切って、わたしは2階の作業部屋で涼みながらミシンをかけています。

リビングにいる時はお座敷扇風機で暑さを凌いでいましたが、ふと思いついて扇風機をキッチンとリビングの間のカウンターの上に乗せてみました。
そうすると、エアコンの冷気が攪拌されて、老猫もそれほど苦じゃないかもしれない…
首振りにするとキッチンまで冷気が来るので名案に思いました。

あんまり見た目はかっこよくありませんが、この部屋には家族だけしか入りませんし、そんなことにこだわるほどお洒落なリビングでもない、実用第一の部屋なのです。

エアコンは稼働せず扇風機だけ回しても、これが予想以上に涼しいのです。
お座敷扇風機は畳で床に座る生活に合わせてデザインされたものなので、椅子とテーブル、ソファの暮らしにはマッチしないのかもしれません。
うちのカウンターは高さが80cmあり、その上に置くと、椅子やソファに座った頭の上に風が吹いている感じになるんですね。

冷たい空気は下に溜まるのだから、下の方で攪拌した方が涼しそうなんですが、考えてみたら冷たい空気なんて何処にもありはしませんわね。

これなら、老猫も嫌がらないし、光熱費も節約になるし、エアコンで冷えてだるくなったりもしないし、一石五鳥くらいなのです。

お座敷扇風機、捨てたものではありません。

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