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黒田杏子俳句 「黒田杏子先生最終句集」

2023年8月、黒田杏子先生の最終句集「八月」が送られてきました。

黒田杏子先生は、俳句結社『藍生』の主宰です。この句集がなぜ最終なのか? 『八月』の編者あとがきより抜粋します。

「(2023年)3月13日、私たちの師、黒田杏子「藍生」主宰が急逝しました。山梨県笛吹市境川町で開催された『飯田龍太を語る会』にて『山盧三代の恵み』を熱く深く語った二日後のことでした。まさに、かねてよりの大願『現役大往生』を果たされたのでした。」

※ 山 廬 (さんろ)•蛇笏の別号であるとともに、蛇笏、龍太の居宅及び敷地の総称。

編者は「藍生」の有力会員7名で結成した「八月」刊行委員会です。

私はできの悪い会員でありましたが、それでも「藍生」草創期から黒田杏子先生を師と仰ぎ見てきた身であります。

黒田杏子先生が急逝されて6ヶ月が経ちました。近々東京で「偲ぶ会」が開催されます。その日が近づいてきた今日、ふいに思い浮かぶことがありました。

黒田杏子最終句集「八月」を、じっくりたんねんに味読しよう。そしてそのことを、このnoteに記していこう、と。

いただいた色紙1

そんなわけで、noteに書きます。どんな執筆ペースで、いつまでに読み終えるか、についてほぼ無計画です(笑)
たぶん、週一ペースぐらいかな。そうすると、7年ぐらいかかります。

書く内容は、黒田杏子俳句の鑑賞(「八月」から時に横道にそれるかも)、これまでの句会や吟行の思い出、俳句のことあれこれ、にしたいと思います。

いただいた色紙2

黒田杏子先生が急逝された時に書いたnoteを下に掲げて、気を引き締めていきたいと思います。実は、私のnoteはこの頃にスタートしたのでした。

先生 黒田杏子俳句教室|高坂正澄 (note.com)


2023.9.6