雨に濡れる木槿〜飛鳥の道
今日は雨でした。そんなに強い雨ではありませんでした。
それで飛鳥の雨の様子を見に行きました。関係者ではありません。酔狂です。
稲渕の棚田を横目に朝風峠を下ったあたり、奥飛鳥の入口あたりですが、大きな木槿が咲いていました。雨に濡れて綺麗でした。
木槿は、秋の季語に分類されるようです。この写真の花は、自分でもそう思うし、レンズさんに訊いても木槿なのですが、もしかすると芙蓉かもしれません。よく似ていますからね。
俳句の先生がお亡くなりになってもう10か月が経とうとしています。以来、投句の機会をなくしたこともあって、俳句を作っておりません。
昨日、奈良支部の解散会?のため句友と会う約束をして、ああ作ってないないなあ、さぼってるなあ、と反省した次第です。
そんなわけで、飛鳥の木槿をお題に五句作りました。
しかし、下手くそですね!
俳句は息するように毎日作る。多作多捨。そう先生から教えられていました。
すこしさぼると、すぐに素人に戻ります。そしてなかなか復活しません。
そういう意味では、スポーツに似ているかも知れません。
がんばって、でも恥ずかしいのですが、ここに今日の俳句を掲げます。これは自分へのプレッシャーでもあります。
あおあおと朝風峠木槿雨
奥飛鳥その入口に木槿かな
綱掛けて半年が過ぎ大木槿
滾る川木槿は雨に濡れにけり
渓深し人家高くし木槿垣
これから俳句も作っていこうと思っております。
2023.7.9