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アーリントンC最終追い切り診断

4/18(土) アーリントンC(GIII) 阪神 芝1600m

特別登録の段階では、タイセイビジョン中心のメンバーとみていたが、さすがにNHKマイルCを見据えているとあって隙の目立つ仕上げ。

先週の阪神牝馬Sで差し込まれたダノンファンタジーと若干キャラが被る。

その辺りの強弱は週末の重賞展望で述べるとし、ここでは最終追い切りの内容にフォーカスしたい。

まず、参考までに最終追い切りの平均ラップ(AVE)の速い順に該当馬を並べてみた。

トリプルエース 牡3
52.7→38.0→24.8→12.8(AVE/13.12)
ギルデッドミラー 牝3
53.4→39.1→25.2→12.7(AVE/13.35)
ボンオムトゥック 牝3
54.3→39.5→25.5→12.7(AVE/13.56)
グランレイ 牡3
54.4→38.8→25.2→12.8(AVE/13.60)
タイセイビジョン 牡3
54.7→39.4→25.7→13.1(AVE/13.68)
デュードヴァン 牡3
69.0→52.7→38.5→12.2(AVE/13.80)
ノルカソルカ 牡3
84.1→66.6→51.6→37.9→12.3(AVE/14.02)
ジュンライトボルト 牡3
84.1→66.5→51.2→37.7→12.2(AVE/14.02)
プリンスリターン 牡3
84.6→69.6→54.5→40.4→12.2(AVE/14.10)

CW、坂路、ポリトラックと三者三様の追い切り内容のため、もちろん単純にAVEが速い=馬券になるわけはないのだが、ボンオムトゥックとノルカソルカは割と見所の多い馬だと感じた。

どこが?といった観点は、このnoteの読者の特権ということで割愛するが、トリプルエースやタイセイビジョン、プリンスリターンあたりが人気になるアーリントンCであれば、馬券妙味は十分と踏んでいる。

NHKマイルCの前哨戦という政治的な要素をはらむ一戦だけに馬券玄人の方向けのレースだとは思うが、先入観を捨てて、いつも通り、純粋に追い切りの動きを踏まえた評価という尺度でご覧いただきたい。

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