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日経賞最終追い切り診断

3/28(土) 日経賞(GII) 中山 芝2500m

昨年の覇者メイショウテッコンはといえば、当週の最終追い切りを栗東坂路で行い51.2→37.2→24.1→11.8の猛時計を馬なりやや強めといった匙加減でマーク。

見るからに素軽い脚捌きで、それでいて一直線に登板してくるブレのないフォーム。

今年の出走メンバーでこれだけの動きを披露した馬はいなかったのだけれども、それはそれで混戦色が増して予想し甲斐のあるレースといえる。

また、調教駆けしないエタリオウに岩田騎手のコンビというのも、一見面白そうではあるのだが、どうでるやら。

ステイゴールド産駒という括りで見れば、レインボーラインで天皇賞春を制した岩田騎手だけに、ひょっとするとひょっとするかもしれないが、闘争心を失った馬を動かすというのは想像以上にハードルが高く、鞭を打てば走るとかそういう次元でもない。

残念ながら、今回の最終追い切りをみる限り、一変の兆しは感じられず、ユーキャンスマイルに続く友道厩舎重賞二連勝のシナリオは一旦横に置こうと思う。

ただ、そうした状況の中にあって、一般的には評価し難いキャラをこの最終追い切りを介して見出すことができたのは不幸中の幸いというべきか。

また、人気はないでしょうが、レッドレオン買うならサンアップルトン買っといたほうがいいですね。

そんな話も交えつつ、日経賞の追い切り診断にぜひお付き合いください。

アイスバブル 牡5
3/25(水) 栗東 CW 良
84.7→67.0→52.1→38.2→12.4
・馬場の9分どころを単走強め。時計と照らし合わせても相応の負荷はかかっている。
・直線走路も終始、右手前で完走。左周りで良績が目立つのも納得。
・逆手前で走っているというのもあるが、肩鞭をいれても重心が沈むこともなく惰性で走っているだけ。前進気勢が圧倒的に不足している。厳しい。

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