ダービー卿CT最終追い切り診断
4/4(土) ダービー卿CT(GIII) 中山 芝1600m
同じ関東圏ということもあり事情は分からなくもないが、マイルという距離を除けば、周回コースの向き、コーナーの角度、急坂の有無と似ても似つかぬ中山コースと東京コース。
それにも関わらず、3歳マイル路線であれば、ニュージーランドTからNHKマイルC。
古馬マイル路線であれば、ダービー卿CTからVマイルないしは安田記念と、中山マイルを叩いて、本番を目指すような節が感じられるから競馬は面白い。
本気でVマイルや安田記念を目指すなら、中山のような癖のあるコースではなく、直線の長いコースでおろして脚を図る競馬に徹するはず。
ただ、ご承知の通り、今年のメンバーでこの次の本番で勝ち負けに加われそうなメンバーはプリモシーンしかいない。
そのプリモシーンにしても、旬は過ぎた感も否めないだけに、先々ではなく真剣にこのダービー卿CTを勝ちに来ている陣営を、今回の最終追い切り診断を経て紹介したいと思う。
エメラルファイト 牡4
4/1(水) 美浦 坂路 やや重
54.9→40.2→25.5→12.4
・馬なり単走で加速ラップを踏んでいるとはいえ、馬力を感じさせることもなく惰性で走らせてしまっている点は大きなマイナス。
・重賞で勝ち負けするための基本的な速力が足りない。
・展開待ちの競馬でどれだけ着順を詰めるかといったタイプで、自ら動いて勝ちいくような競馬では自滅してしまう。厳しい。
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