【ジャパンC】ルメール騎手が涙した理由。
今週は奥義“追い切り診断”のnoteも更新せず、各馬のこの間のレース内容をつぶさに観察しておりました。
というのも、追い切り診断の評価とレース結果がシンクロするシチュエーションの多くは、2歳戦を除き、少なくとも過去一度は何かしらのレースで対戦経験を持ち合わせていることが望ましかったりするのですが、コントレイル、デアリングタクトは揃って無敗馬同士の初対決たるシチュエーションで、当然アーモンドアイやグローリーヴェイズ、カレンブーケドールといった古馬勢とは初顔合わせ。
追い切り診断の真髄は「縦の比較」にある以上、「横の比較」でどうなのかという判断材料を補うには、実直に過去のレース内容を観察するほかないのです。※わたしの場合
また、長らくこのnoteをご愛用いただいている読者の方はお分かりいただけると思いますが、競馬は人とお金が絡んでいる以上、政治的背景をある程度汲む必要はあると考えます。
特に、1着賞金3億円という高額賞金がぶら下がった状況にあって、誰が誰をマークするのかといった戦術面然り、競馬に絶対はないとする不確実性を鑑みて、どうそれらの要素を的中馬券に繋がる券種であり買い目に昇華させるのかという勘所を練り上げる作業そのものが予想者にとって唯一無二の醍醐味であると考えています。
これ!と最終的に結論付けてしまえば、あとは腹を括って馬券を購入し、本命馬を中心に馬券対象馬の健闘を祈るまで。
ゲートが開いて早々に、なん十時間とかけた予想が不意に終わることもあれば、願ったりかなったりの隊列で事が進み、僅か数分後にはうん十万というリターンが返ってくることもあるわけです。
だからこそ馬券を購入する際は、仮に第三者の予想に丸乗りするにしても、その判断を下したのは自分であるという絶対的な自負が必要で、であるからこそ、なぜその結論に至ったのかというプロセスを見解部分に投影させることは最低限のマナーだと思ってます。
そういった意味では、今回のジャパンカップを占う上で、レース内容もそうですが、関係者の発言内容やレース後のインタビューをくまなくチェックしていた中で、大きな違和感があることに気が付きました。
それこそが、タイトルに記したとおり『ルメール騎手が涙した理由。』
天皇賞秋のレース後にルメールが涙した理由に、今年のジャパンカップを攻略する大きなヒントが隠されているはずです。
ご興味のある方は是非この後の本文を通じて、一足早くジャパンカップのあるべき姿をご覧ください。
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