宝くじ

年末の宝くじが外れた。全部外れた。
あれには凄く夢があって、買ったら、絶対に当たった気分になる。

むしろ、当たったつもりにになるし、当たるつもりでいる。

『好きな芸能人と恋愛する』ことを想像するよりリアルに、『宝くじに当たったこと』を感じることができる。

しかし外れる。絶対に外れる。
絶対に、一等レベルの賞金から外れる。

あの夢見心地のパワーがあればなんでもできる気がするのに。
しかし12/31になると、何にもできない現実が必ずやってくる。

無力にもならない。
ただあの夢みたいな感情がふわふわ浮いて、
そのうち、シャボン玉みたいに消えているかんじ。

今年も歯がゆい年始でございます。


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