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のぼってりゃ、たのしい。

4連休だ。4連休。

どうも、こんにちは。ごぶさたしてます、仙豆です。

もうすっかり田舎暮らしにも慣れました。

東京のときには必要のなかった自家用車も買いました。

これにも書いた通り、車のことがなんにもわからないぼくは奥さんに「お金なら出す!」ってほとんど詐欺師のセリフといっしょに責任や手間隙を100%でなすりつけた結果、

外国の車が家にやってきました。

外車はワイパーを動かすレバーがハンドルの右、指示器のレバーがハンドルの左についています。もちろん、乗りはじめたころは曲がるたびにしょっちゅうワイパーが動いてました。

とはいえ右ハンドルだし、それ以外は大きく変わらないので、だんだんとワイパーの誤作動は減っています。最近はほとんどミスしません。

つまり「運転にも慣れてきたなー」って感覚があるんです。

こういう感覚って、すっごく大切で愛おしいと思ってます。

今まで国産車しか乗ってなかった人間が外車を運転してるだけなんですど、あきらかに国産車のときより運転がたのしいんですよ。

それは「外車に乗ってる自分イケてるー!」とかではなく、

「できなかったことや未経験のことが上手になっていく」

この感覚を得ているからなんです。

「お、ちょっとできるようになってきたぞ!」

って喜びに年齢なんて関係ない。立場も肩書きも年収も関係ない。


だからぼくはいくつになっても新しいことにチャレンジしたい。
プロになれるわけじゃないし、ほとんどだれにも褒められない。

もちろんお金と時間に限りだってあるけど、こんな気持ちを味わいたいから、できる範囲でたくさんやりたい。

「外車の運転」のほかに、最近は「ギターの練習」を毎日してる。やっすいオモチャみたいなギターを買った。これも外車の運転とおなじように

「Cコードが上手く弾けるようになってきた!」

なんて小さな一歩の喜びをとにかく噛み締めることができる。味がしなくなるまで何度も噛める。

あの曲の、このフレーズだけはちょっと弾けるぞ!ってのがうれしくて、何度も何度も弾いてしまう。何度も何度も噛み締める。

家の近くに山も川も海もある田舎だから「アウトドアであそんでみよう!」とちょっとずつ道具をそろえてる。

折り畳みチェア、テーブル、ランタン、バーナーを買った。

まだテントを買う勇気はないけど「やってみたかったことをやってみる」「できなかったことができるようになる」ってたのしみにはデイキャンプ(日帰りのキャンプ)でインスタントラーメンとコーヒーをつくるを目標にしてる。


外車に乗り慣れてる人、ギターの上手な人、キャンプの達人から見たらぼくのやってることなんてままごとでしかないと思うけど、そんなままごとがぼくにとってはとにかくたのしい。

のぼった山の高さを競うたのしさより、自分が山を「のぼってる」って感覚のがぼくはずっと大事だと思う。

そのためにはのぼった山にいつまでも居座るんじゃなくて、あたらしい山を迷子になりながらも攻めていたい。

あ!そうそう。

きょう、Amazonのタイムセールでドローンも買ったんだ。動かしてみたかったんだよなー。わくわくするよ。

とりあえずのぼってりゃ、どんな山だってたのしいね。

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