"男女平等パンチ"

男女平等パンチというワードがTwitterで拡散されています。

拡散されている内容はグロテスクなものになりますので、ここでは紹介しません。グロに耐性がある人、強い関心がある人は、各自お調べになってください。

動画の内容は渋谷の街頭において、女性と男性が口論になっており、女性が手を出して(動画を確認したが具体的にどういった行為をしたかは確認できず…)、それに対して男性がパンチを女性に対して行い、女性は地面に倒れこんで失神した、というもの。

その動画がTwitterに拡散され、男女平等パンチと評された、というものです。(投稿者が男女平等パンチとツイートしたわけではないのでご注意ください)

そもそも男女平等パンチってなんぞ、というわけですが。これはライトノベルである「とある魔術の禁書目録」という作品の主人公、上条当麻というキャラクターが男女関係なく悪人であれば容赦なく顔面にパンチをすることからつけられた、読者の間で広まっているミームです。

そもそもこの行為が男女平等パンチと評価してよいのか。
私の考えとしては、これは男女平等パンチと呼べるものではないでしょう。
女性がした行為と男性がした行為は明らかな差異があります。

動画の説明でも書きましたが、女性は失神して地面に頭を打ち付けてしまっていますので、女性の安否も心配です。救急車を呼んだり、病院へ連れて行ったかは動画からはわかりませんでした。

そもそも男性と女性の間のトラブルであり、女性が失神しているという状況をオタク文化であるミームを取り上げて持て囃すという状況に強い違和感を覚えますし、このような行為は上条さんの本意ではないでしょう。

今回の件はミームを持ち出して正当化するような案件ではないと、個人的には感じました。

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