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パーソナル系質問回答集⑨

こんにちは。ただの元人事@裏垢です。

今回、元人事のインスタグラムを通じて、23卒内定者に回答してほしい、面接で聞かれるパーソナル系の質問を募集しました。

それに対し23卒内定者の実際の回答とその回答を作るにあたっての考えを紹介してもらいます。

今回回答してくれた内定者は以下の2人です。

内定者①

内定者➁

Q1.あなたの強みと弱みは何ですか。

内定者①の回答

強みは数字への責任感です。私には目標達成するまで諦めない粘り強さがあります。実際に、動画広告の営業をしていた際に受注率が10%程度であった状態から、これを改善するために、先輩フリーランス8人や断られた顧客に対してどんな編集者に依頼したのかを毎日ヒアリングして営業に反映し続けたことで、1ヶ月後には顧客が思わず依頼したくなる営業方法を確立して受注率を30%まで増加させました。

弱みはこだわりが強すぎる点です。企業の動画広告を作る仕事をしていた際に、顧客の期待以上の作品を作りたいという思いで二徹して納品した時があります。ここだけ切り取れば美談ですが、このせいで単位を落としたり、チームメンバーにも負担をしいてしまったため、それ以降は、こだわりを持ちつつも周りに迷惑をかけないように、優先順位との折り合いをつけて業務をしています。

回答で意識したこと

強みは再現性を意識して回答しました。私が志望していた職種ではノルマの関係上数字に対する責任感や目標達成力が重要視されていたので、それに関する話をすることで面接官に「お、うちで働いても活躍できそうだな。実績があるな」と思ってもらえるよう心がけました。

弱みでは面接官が感じる自分の懸念点を解消するよう意識しました。自分の話し方から合理的な人間と判断されてしまうことが多かったので、臨機応変に対応できる根拠を伝えました。

内定者➁の回答

強みは掲げた目標は必ず達成し続ける「逆算能力」です。4歳から14年間続けた水泳では、自己ベストタイムを出すために「明確な目標設定」と目標達成のために何が必要かを考え「逆算して行動すること」を常に意識して取り組んできました。この軸をぶらさず、ひたむきに努力し続けられたことが、常にステップアップし続け、高校生最後の全国の舞台でメダルを取ることができたのだと思います。

弱みは心配性です。この弱みを改善するために、事前準備を人一倍心がけています。その中で事前準備を効率よく行うために「緊急」と「重要」に分けて、今すぐ行うべきなのか、もしくは長期的に見て大切なことなのか等優先順位をつけて行っています。

回答で意識したこと

人物面の一貫性を意識しました。ガクチカや他者からなんと呼ばれるか等の時にコツコツ積み上げて努力を続けている姿をアピールしていたので、今回もそういった印象を与えられるようにしました。

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Q2.ストレス解消法を教えてください。

内定者①の回答

美味しいご飯を作ったり、食べたりすることです。研究やインターンで忙しさを感じた際に「これが終わったら週末に〇〇を食べよう、作ろう」とご褒美を設定することで頑張るモチベーションになりますし、無事に達成してから食べる御馳走がより美味しく感じます。

回答で意識したこと

単純にストレス発散法を話した部分もありますが、あえて戦略を言うなら自分で仕事とプライベートを管理してモチベーションをセルフ管理できる部分を訴求しました。

内定者➁の回答

友達と話すことです。休みの日は、ドライブをしながら遠出をして綺麗な景色を見に行ったり、近場で美味しいものを食べに行ったりと、友達と過ごす時間を楽しんでいます。

回答で意識したこと

仕事ではストレスがかかる部分が多々あると思います。そういった時に一人でため込まないでしっかり発散できるかを見ていると思ったので、アクティブさをアピールしました。私の場合はアクティブさをアピールしましたが、インドアの発散も悪くないと思います!ですが、面接官が想像しやすくストレスとの向き合い方が上手だなと思わせることが大切だと思います。

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Q3.人生で自分が一番変化したと感じる出来事は何ですか。

内定者①の回答

動画編集事業を立ち上げた時です。今までも飲食店でアルバイトをしたり動画制作会社で働いていた経験がありますが、一従業員として言われた仕事を受動的にこなしていました。しかし、事業を立ち上げたことで顧客と直接向き合い、いただいたお金に見合う働きをするために常に顧客のために最善を尽くし能動的に行動し続けるようになりました。
この経験から仕事における責任感を真の意味で理解できるように変化したと思います。

回答で意識したこと

他の学生と差別化できる、かつ実際の仕事においても重要なポイントを体験したことを伝えるように意識しました。面接では一貫して「他者貢献」「責任感」と言う言葉を重要視していたので、この原体験からこれらが口先だけの言葉ではないことを証明するつもりで話しました。(一貫性と納得感の向上)

内定者➁の回答

人の結果を心の底から喜べるようになった時です。中学生の時までの自分は、チームメイトの良い結果に対して素直に喜べませんでした。ライバル意識が強く、本気で応援をすることができていませんでした。しかし、高校に上がってから、チームで戦うという意識が強くなり、人の成功を喜べるようになりました。この変化によって、視野が広がり、チームメイトを支えることができるようになりました。何より、嬉しいと思えることが増え、人生が豊かになったと思います。

回答で意識したこと

「仕事は決して一人でできません」とよく言われたので、チームの為に行動できることをアピールしました。さらに、人のために動けてそれが自分の喜びにも繋がっていると話すことで、本当に心の底からチームのために頑張りたい、頑張れる子だということをアピールしました。

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今回とは別の内定者2名もパーソナル系質問への回答を沢山紹介しています!こちらから是非参考にしてみてください。

23卒内定者が24卒からの就活に関する色々な質問に回答する質問箱の記事はこちらから見れます!「自己PRの書き方」「業界研究のやり方」など沢山の内容に答えているので一度チェックしてみてください!







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