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パーソナル系質問回答集⑧

こんにちは。ただの元人事@裏垢です。

今回、元人事のインスタグラムを通じて、23卒内定者に回答してほしい、面接で聞かれるパーソナル系の質問を募集しました。

それに対し23卒内定者の実際の回答とその回答を作るにあたっての考えを紹介してもらいます。

今回回答してくれた内定者は以下の2人です。

内定者①

内定者②

Q1.他の人からみえる性格(周りから自分のことを何と言われますか)

内定者①の回答

部活動の友人からは「三重人格みたいだね」と言われていました。理由を聞いてみると、1つ目はサークル幹部として、全体の指揮をとりながら周りをまとめるリーダーシップ面。2つ目は後輩の相談によく乗っていたことからお母さんみたいな面。3つ目は飲み会で誰よりもはっちゃける部分から立場に応じて人柄が変わるよね、と言われました。

回答で意識したこと

まず「なにそれ!?」と気になるようなキャッチフレーズを設けることで面接官の記憶に残しやすくしました。そして、自分が面接でアピールしたい人柄を後押しするように伝えていました。ガクチカの話から統率力と協調性をアピールするため、ここで再度伝えることでさらに印象を強める狙いがあり、もし面接時に硬い印象を与えてしまった場合は三つ目を話していました。(面接の流れに応じて二重人格と三重人格を使い分けていました)

内定者②の回答

「コツコツ積み上げられる人だね」と言われることが多いです。18歳まで続けた水泳では、毎日練習後に自主トレを行なっていたり、(ガクチカの施策で自主トレの話はしていました)大学から始めた訪問営業の長期インターンでも毎回、反省ノートを書くなど、(この話もガクチカ②の施策でよく話してました)日々前進するために努力している所を評価してもらうことが多いです。

回答で意識したこと

面接での一貫性を意識しました。ここで話していたことはガクチカで話していたことなので、ガクチカを聞いて与えた面接官への印象と実際に周りの人からの印象を一致させることで矛盾をなくすようにしていました。

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Q2.あなたが好きなものの魅力を教えてください。

※内定者①②共に、あまりESや面接で聞かれることはありませんでした。

内定者①の回答

私の趣味は動画編集です。1番の魅力は相手の伝えたいことを言語化し、理想を越える映像を作り上げた時の達成感です。実際に部の紹介映像や結婚式のop映像などを作ってきたのですが、何度も話し合って相手の理想を引き出し、試行錯誤の末にそれを形にした際に感謝されるのが何よりの達成感に繋がりました。

回答で意識したこと

面接全体での一貫性を意識しました。伝えたい人柄として「他者貢献」があり、その手段として課題解決を掲げていたので、面接全体を通しての一体感出るように心掛けました。(他者からの感謝が達成感に繋がる。など)

内定者②の回答

メイク道具が大好きです。化けるという漢字を使うだけあり、女の子に魔法をかけてくれるようなものだと思います。その中でもリップが1番のお気に入りです。何百、何千もの色の種類がある中で自分の気分に合わせて「今日の1色」を決めます。つけた時によし「今日も頑張るぞ」という気持ちにさせてくれるリップは外見だけでなく内側から元気をくれる道具です。それこそが"女の子に魔法"ということだと思います。

回答で意識したこと

自分のキャラが「足りないところも多いけど後輩にしたくなる」というものだったので単純さ、素直さを出しました。難しいことを頑張っていうより、本当に好きなものを伝えた方が「学生らしさ」も伝わると思ったのであえて難しい物事は避けました。

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Q3.人生で一番うれしかったことは何ですか。

内定者①の回答

企業のPR映像を作る仕事をしていた際に、顧客の期待を超える映像を納品して感謝されたことです。新規事業のサービス紹介動画制作を依頼されたのですが、顧客も初めての経験だったので「複雑なビジネスモデルを分かりやすく魅力的に表してほしい」といった抽象度の高い要望を出してきました。それに対して根気強くヒアリングを続け顧客の要望を具体的に言語化していった結果、最終的には「こんな表現方法もあるのか!ぜひこの方向で作って欲しい」と期待を超える提案をして感謝されたのが嬉しかったです。私は、自分の今までの経験を駆使して誰かの課題を解決する瞬間に喜びを感じます!

回答で意識したこと

好きなものの魅力と被る内容ではありますが、質問の意図から逆算して回答していました。この質問では「この学生がどんな時に喜びを感じるのか→何が頑張るの源泉になるのか」が聞きたいと仮定していたので、私が志望していた営業系の業務に関わる「顧客の課題解決」にそったエピソードを選択しました。出来るだけ業務における再現性の高い話をすると「この学生は入社してから活躍してくれそう」と思わせることができると思います。

内定者②の回答

全国大会の表彰台に登れたことです。ここに至るまでに、体型の変化による2年8ヵ月のスランプや、全国トップレベルにいたからこそ、下からの押し上げによるプレッシャーなどに苦しみました。また、理想とする部長像との乖離のもどかしさを感じるときもありました。そんな状況でも「同じチームで戦うことが夢でした」という後輩がたくさん入学してきてくれました。その時、"自分が"解決しないといけないという考えから、「後輩たちと一緒に」、「チームのために」頑張りたいと強く思いました。周りからの期待はプレッシャーではなく頑張れる原動力だと感じました。そして、自分が持っている力の何倍も発揮できるという「チームの力」を実感した瞬間です。

回答で意識したこと

水泳(個人スポーツ)を中心にガクチカや自己PRを話していたので、チームで行うことの重要性を感じていることをアピールすると共に、チームの成功=個人での成功といった、自分のためだけでなくチームのためにも行動できることを伝えれるようにしていました。

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今回とは別の内定者2名もパーソナル系質問への回答を沢山紹介しています!こちらから是非参考にしてみて下さい。


23卒内定者が24卒からの就活に関する色々な質問に回答する質問箱の記事はこちらから見れます!「自己PRの書き方」「業界研究のやり方」など沢山の内容に答えているので一度チェックしてみてください!




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