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僕らにゃ何もないからさ
※本当は、朝から書こうと思っていた話があった。
あったんだけど、なかなかうまくまとまらなかったので、また別の機会にそれは書くとして、最近身につまされていることでも書こうと思います。
いや、まあ、わかっちゃいるんだけどさ。
それでも、やっぱり諦めたくないとか、諦めきれないものって、あると思うんだよね。
何も持っていないから
まあ、そうだねぇ。
持ってる(つっても持ち物じゃないんだけど)のは奥様くらいだもんね。
金もないし、もうすぐ愛車もなくなるし。
物理的に「オラァ、こんなのをもってるダ!」ってものはない。
以前にどこかで「何も持っていないからこそ、愛する人を抱きしめられる」みたいなことを読んだ気がするんだけどさ。
でも、レベッカの曲じゃないけど「愛じゃお腹は膨れない」んだよね。
やっぱりさ、お金大事。
もしもタイムマシンがあって、過去の自分に会えるとするなら、小学生時代の僕にあって「お前自己破産するねんでぇ!フヒヒヒヒ」と、輝かしい未来を抱いている心に闇を植え付けてやりたい。
そしたら、僕が学ばなかった、貯蓄する週間と、借金をしない心構えができることだろう(なんという他力本願寺霊園!って死んどるやん!!)。
頭の中だけは自由だ!
まあ、上で書いた「何も持ってない」というのは、若干語弊があるかもしれないな。
こうやってポチポチとしょーもない文章を書いているiPhoneは持ってるし、今晩夜中に起き出して、山岡家のプレミアム塩豚骨を啜って「やっぱ食べなきゃよかった。贅沢しすぎだよ最近」と反省するくらいの小銭はポケットに入ってる。
って、そんなに見栄を貼るほどのものでもないけど、散らかった部屋を見渡したら、ひょっとすると何か出てくるかもしれない。
しかしだ、正直な話、そんなものに価値なんてないんだよな。
今持っているものの中で、一番価値があるもの。
それは、頭の中の記憶だったり、思い出だったり、経験だったりするのだろう。
頭の中にあるもののおかげで、僕は今生きていけてる気がするんだよね。
まあ、それだけじゃやっぱりお腹は空くので、日々老体に鞭打って小銭を稼ぎにいってる感じなんですが。
想い出に力付けられる
まあ、その、あれです。
今、僕は、想い出に生かされている気がするんですよ。
これ書き始めると、キッショい話になりかねないので、サラッと書きますとですね……。
職場のね、同じ部署に、二十歳くらい年下の女の子がいるんですが、この娘が僕が高校の頃に好きだった女子にそっくりで、なんというか、年甲斐もなくウキウキしていたりするわけですよ。
あ、僕はコミュ障なので、その娘をどうこうするなんてことは考えてませんよ。
僕がすること、それは愛でること。
ただ、それだけ。
困ってたら手を差し伸べて、力を貸してあげる。
寂しそうなら、頑張って会話を試みる。
わからなそうなことがあったは、アドバイスをする。
それだけ。
たったそれだけなんだけど。
それだけなんだけど……、多分一日分くらい若返った気がする(微々たるもんだけど大切なんだよ!若ぇヤツにゃわからんとですよ!
頭の中に、若い頃の恋の記憶や、失恋の気持ちがあったからこそ、このウキウキした気持ちが手に入る。
そして、頭の中のことだから、僕だけの秘密だ。
まあ、こんなことだけじゃないんだけど、頭の中にある宝物だけは、多分僕を裏切ったりしないから、いつまでも大切にしたいと思うんだよね。
で、画像生成AIの力を借りて、高校時代のその女子をiPhoneの画面に降臨させようかと思ったんだけど、もう眠いからまたの機会に……。
ミニ◯ンビ! おこづかいほしいのねん!! (「よろしければご支援願います」の意)