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日本のアニメはまだまだガラパゴスであってほしい

今期も楽しませてもらった!

個人的にはフリーレンより薬屋のほうが面白かったし、出来のいいアニメだなと思ってます。

どちらも素晴らしいアニメなんですけどね、祭事に参加していた任氏を救った猫猫の推理が素晴らしくて、ちょっと鳥肌立ったんですよね。

作画にしても、最終話の猫猫の舞の素晴らしさは、小一時間くらい観ていたくなるくらい良くて、ウットリしてしまった。

人生哲学を学ぶためではなくて、エンタメとしてアニメを楽しみにしてる僕としては、フリーレンの話の中から学ぶ人生観よりも、薬屋の作り込まれたストーリーの方を推したいって思う。

ブレイバーンは2話でプレイバーンのキャラクターについていけなくなった。
無念。

ゆびさきと恋々、4話のドライブデートぽい話から蛙化現象が発動して観れてない。
いい話なのはわかるけど、恋心が綺麗すぎて、背中の煤けたおっさんにはしんどい。
後日ちゃんと観たい。

まほあこは、とてもエロくて良かったんだけど、そっち方面に尖りすぎて、視聴してる時に蛙化現象が発動してしまい、半分より先を観れてない。無念。

同様に姫様拷問も、半分くらいまでは楽しく観られたんだけど、もっと「くっころ」感が欲しくて。
なんだか即落ち二コマの連発観せられれ続けて、ちょっと飽きてしまった。
ゴメン。

メタリックルージュ、作画すごいし話の作り込みも良くて、女子二人のバディものってところはリコリコっぽくもあるんだけど、関係性の違いもあってあちらより距離感感じるけど、それもまた良いかなと。
僕はナオミの方が好みです(メガネ萌え←誰も聞いてねぇ)。

つきみちは特にそこまで観ようと思ってもいなかったんだけど、結局観続けたなぁ。無印のほう(一期ね)もそんな感じで、淡々と観た覚えが(OPが観たかったからか?好きなんだよね、一期のOP)。

俺レベはなんか御都合主義が形になったようなアニメに思えたけど、作画の良さで観てた気がする。
ただ、原作が反日だからって理由だけで低評価をつける無能にはなりたくないので書くけど、それを日本の制作会社にアニメ化してもらった意味について考えたら、逆に「勝ったなフフン」って思うんだよね。
システムメッセージが英語だし、細かすぎて読めねーってのは、そんなもん一時停止して調べりゃいいことだから、イチャモンに聞こえちゃう。
まあ、ストーリーは陳腐なのは同意。
主人公も途中で別人になっちゃうしね。

そっちよりも、「望まぬ不死の冒険者(のぞふし)」の方を僕は推したいなぁ。
話的には俺レベと同じ雰囲気なんだけど、死んだと思ったらアンデッドになってしまうという「おお、ある意味死んどるやん」となったところからの、アンデッドとして進化していくっていう話の仕掛けは面白かったし、そこまで制作にお金はかかってなさそうなんだけど、それでも頑張って作ってる感じが好感持てたなぁ。
一旦死んでしまってアンデッドになってるから、冒険者としての依頼が受けられないなんてアクシデントは他の物語ではなかったような気がするし、名前が変わっても、アンデッドになっても、周りの人が元の主人公と重ねて接してくれるところは、主人公が生前(いや生きてるけどね一応)どれだけいい人だったのかが良くわかる。
「ちゃんと報われてほしいなぁ」なんて思いながら観てた。
2期来てほしいなぁ……。

アニメの幼稚化なんて寝言だ

YouTubeでショート動画をダラ観して時間を溶かしていたら、「日本アニメの幼稚化が話題」なんてのが出てきて「今さら何言ってんだ」って思わずつっこんででしまった。

なんでも「分かりやすいアニメばかりで難しい話が少なくなった」ってことらしいけど、元々ロボット同士でボカスカ殴り合ってたヤツからここまで進化したのに、幼稚化もなにもないでしょう?

その人たちの発言の裏にはサブカル系のYouTuberみたいな連中の発言があるんだと思うんだけど、んじゃあどんなアニメなら満足するんかねぇ?って思うのよ。

そんなに重たくて難解なら話がお好きなら、押井作品をヘビロテしてりゃいいじゃないよ。

話がわかりやすいってのは、内容が陳腐ってわけじゃない。

伝えたいことを吟味して、わかりやすく作ってるから誰もが理解してくれるってこともあるでしょうに。

それに、わかりやすくなったから、裾野が広がっているわけでしょ。

マウントとるのなんてやめて、素直に楽しめば?

そこにしかない表現だから

時々「日本のアニメは海外勢に負ける」とか「◯◯のアニメは日本より進んでる」みたいなネットの記事とか見つけて、ザザッと読むんだけど、だから何?って思ってしまう。

僕はむしろ、このままで行ってほしい。

というか、ここにしかない話を、ここでしかできない表現で作っていってほしいって思う。

子供向けじゃない?
幼稚化?

それがどうしたって話だよ、ホント。

この国じゃ、鬼滅のOPを子供が歌ってたんだぞ(これラジオでいってて笑っちゃったんだけど「同じとこしか歌わないからイラッとする」んだとさ)。

日曜の朝から可愛い女の子が悪者と素手ゴロかますアニメが女児に大人気だし、ファミリーアニメフェスにスパイと暗殺者と超能力者の偽家族アニメがしれっと紛れてるし、なんなら陰キャコミュ障の変態ギタリストまで紛れてるらしい。

「そんなの絶対おかしいよ!」って思うじゃん。

でもそれが現実だから、しゃーない。

ポリコレには負けないで

大御所のアニメ監督が何を言おうと、オタなんちゃらいう人が何を言おうと、このままガラパゴスなアニメを作り続けてほしい。
まあ、賃金や労働環境だけは、改善されてほしいのはあるんだけど(この業界、人は宝だから。力のあるスタッフが良質なアニメを作り上げるんだと信じてる)、進化するにしても他所からブーブー言われたからじゃなくて、自分たちで新しい道を切り開いてほしい。
最近のゲームみたいにポリコレなんかに配慮しちゃダメです。
己が道をガンガン進んでほしいと切に願っています。

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