サマー「サマータイム」ブルース
始業時間が早すぎる
こちら(北関東)に引っ越してきて、そんなに年数も経っていないのに、既に職場が四つ変わっているというのは、正直あまりいい傾向ではないんですけど、いろいろな職場を経ることで、その違いが興味深く思えたりすることもあります。
先日まで勤めていた職場は、日勤が朝七時始業ということで「あー、早起きしなきゃなぁ」と思っていたんですけど、今の職場の早番は更に早い朝六時始業ということで、「うわ、更に早起きしなければっ!」と、今朝もあたふたと支度をして、早朝を暗がりをギコギコと自転車を漕いでおりました。
引っ越してきて最初の職場の早番と、2つ目の職場の日勤は、朝八時始業だったので、そこからすると二時間早い始業ということになりますが、今朝は「何でこんなに早くから始業なのだろうか?」なんてことを考えていましたが、夕方に帰宅して「あ、工場のほうが八時始業なんだから、それに間に合わせるために始業時間が早いのか」と気が付きました。
年中サマータイムか
で、黙々と昼飯を食っている時(今の職場は休憩の回数が多い分、一つ一つの休憩が短くて、昼休憩が三十分しかない)に、「そういえばサマータイムなんてものもあったよね」と思い出したんですよ。
夏の時期だけ、時計を一時間早めるというヤツなんですけど、僕の中ではサマータイムっていうと渡辺美里や忌野狂四郎(RCサクセッション)の「サマータイム・ブルース」とアニメの「サマータイムレンダ」くらいしか思いつくものがないんだけど、時計が一時間早くなる方のサマータイムについては本当に印象薄くて「そんなもんやる意味あんのか?」みたいな気がしなくもない。
サマーサマータイムな日常へ
でね、二時間始業が早くなるということで、職場の異動によってサマータイムが極まったサマーサマータイムな日常が始まったんですけど、初日の感想としては「そんなに悪くもないなぁ」って思ったんですよね。
というのも、今の時期でも朝六時になると気温も徐々に上がってきて、自転車を漕いでいると何気に暑いんですよ。
でも、六時始業ということは、それに間に合うように出発するわけですから、家を出るのは朝四時ちょっと過ぎくらいには家を出ていることになります(メチャメチャ早いと思われがちですが、早めに職場に着いて息を整える時間がほしいので……)。
すると、まあ、外は涼しいし、徐々に空が明るくなってくるのが気持ちいいんですね。
以前に新聞配達をしていた頃、この時間がとても好きで、ちょっとバイクを停めて、缶コーヒーを飲みながら空を見上げていたなぁー、なんてことを思い出したりしました。
自動車で通勤していた以前の職場(朝五時退勤の職場)では、夜勤の帰りに職場の駐車場で、空が真っ赤に燃えるのを眺めながら、コンビニで買ったコーヒーを飲んでボーッといていました。
自転車で始めた今、のんびりと色の変わる空を味わいながら自転車を漕ぐのも悪くはない。
今の状況は、正直芳しくないし、外聞もよろしくないけれど、持たざるからこそ感じるものもあるし、得られるものもあるのかもしれない。
なんてことをね、思った次第です。まる。
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