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愛車を失って二ヶ月

……経ったわけですよ。

職場の異動やら何やらで、あっという間ではありましたが、先月の末頃に「そういえば……」と思い出した次第です。

失ったものは大きくて

北関東の田舎で自動車のない生活というのは、結構な損失を覚悟しないと成り立たない状況となり、行動範囲が格段に狭くなったことや、週末の買い物にも一苦労するようになるなど、改めて失ったものの大きさを実感することばかりでした。

ライフスタイルは大きく変わり、週末のお出かけや、気まぐれの外食の機会がなくなったことで出費は減ったけれどストレスの解消が難しくなり、奥様からは「レンタカーでも借りてどこか行きたい」とせがまれることも増えましたが、懐具合を理由にゴメンナサイしている状況が続き、僕も「あー、何処か行きてえなぁ」と思う心を必死にねじ伏せて日々を過ごしている状況です……。

自動車を持つ生活をすること

とはいえ、こちらに越してくるちょっと前までは移動の手段は公共交通機関+自転車の生活を十数年続けていたので、肉体的にはその頃の負担に戻っただけなんですが、年齢的に自転車を長く漕ぐのはしんどくなってきました。

調子に乗ってブラブラの遠乗りしてみたら、翌日にダメージが倍返しでやってくるので、ふらりと気晴らしに何処か行くのは難しいです。

そういったニーズを一手に引き受けてくれていた自動車の価値を改めて思い知らされます。

自動車という物質の存在は、生活をガラリと変えてしまうほどの価値があったわけで、精神的にも肉体的にも大きく依存してしまっていたことがよくわかりました。

弁護士さんからの手紙で、免責が十一月頃には降りるだろうとのことなので、準備が整い次第、中古車でも手に入れたいと思っています。

あと二ヶ月が待ち遠しい……。

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