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#00 ただいまプロジェクトの目的

ある程度の記事はストックしたいからガンガン書いときます。ゆうのです!
ゆうのが書く時はハズレ回だと思います。
長くてつまんないぞ〜

スナフキンは故郷の夢を見るか?

スナフキンはムーミンに登場する旅人のキャラクターです。

ふと疑問に思ったんですよね。
スナフキンってどこから来たんだ?と。

公式サイトにキャラクター紹介がありました。

身軽に生きる旅人であるスナフキンの荷物は、リュックサックひとつ。濃い緑色の古ぼけた帽子と着古した服を身にまとい、パイプをくわえ、帽子にはハゲワシの落していった羽根を挿しています。愛用のハーモニカを吹いて、詩と曲を作り、釣りをし、あちこち旅してまわります。
彼はいつも、暖かい季節はムーミン谷の川辺にテントを張って暮らしています。ムーミントロールと過ごす楽しい時間が大好きですが、独りで旅をする孤独な時間も、彼にはとても大切。秋がきて、ムーミン谷の住人たちが冬眠に入る頃、スナフキンは南へと旅立ちます。そして、春になると、またムーミン谷へ戻って来るのです。

出典:ムーミン公式サイト

イマイチ掴めない。これがスナフキンか。

さらに調べてみたら、
スナフキン初登場とされる
アニメ放送回を見つけました。

ムーミン「どこから来たの?」

スナフキン「あっちさ」

ムーミン「どこ行くの?」

スナフキン「こっちさ」

ムーミン「君の国はどこ?」

スナフキン「故郷は別に無いさ。強いて言えば地球かな」

だそうです。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

フィリップ・K・ディックが著した
SF小説の金字塔です。
中年男性がうんうん唸りながら
物知り顔で見る映画として有名な
『ブレードランナー』の原作小説です。

映画ブレードランナーは色々省かれていたり
映画向きの脚色が随所で加えられているので
僕は読んでませんがまずは原作を読むことをお勧めします。

ざっくりあらすじですが、
最終世界大戦でめっちゃ汚染された地球。
その戦争の結果すら誰も覚えていない、
遠い未来のサンフランシスコが舞台。
主人公の「デッカード」は
脱走アンドロイドを処分する賞金稼ぎを
生業にしています。
なんやかんやあって落伍者となった
アンドロイドが割と脱走するらしいので、
それを追いかけ回して処分する仕事です。
ちなみにその仕事は自慢できるようなものではないらしく、小説は冒頭から夫婦喧嘩。
そんな彼の夢は、機械の羊ではなく、
本物の羊を飼うこと。
政府はなんか安全らしい火星への移住をめっちゃ勧めているが、デッカードは移住しない。
「仕事が仕事だからな」とか言って。
そのくせ、同じく火星に移住しない人に対して
「たとえ変わり果てた姿であっても、地球は彼らにとって離れがたい故郷なのだろうか。」
などと生意気を言っている。

スナフキンの故郷がどこであろうが
アンドロイドが夢を見ようが見まいが
どうでも良いことですよね。
いやホントにどうでもいい前置きですね。

種子島の皆さんにとって
マジでどうでもいいであろう活動、
それがただいまプロジェクトです。

ただいまプロジェクトの現時点の目的は
メンバーが種子島へ移住することです。
その後の目的も色々あります。

ちなみにデザインを生業にする僕は
種子島への移住はほぼ実現不可能です。
仕事が仕事だからね。

メンバーの移住なんて、やろうと思えば
すぐに出来るだろと思われた方、
マジでその通りです。

ここから僕個人の意見ですからね。
他のメンバーそれぞれ価値観が違いますし
多分僕が最も世間知らずで極端な考え方です。

種子島に限らず、
離島の若者は高校卒業とともにほとんどが
島外へ進学、就職します。

その後、
島外で家庭を持ったり
天職を見つけたりして
島へ帰らない選択をする人もいます。

一方で、
あくまで出稼ぎであったり
故郷が恋しくなったり
故郷で家族と暮らす為だったりの理由で
種子島へ帰ってきてくれる人もいます。
とても素敵なことです。

さらに一方で、
「今でこそ慣れたけど、自分は種子島が凄く嫌いだった。でもどうしても親を見捨てられずに帰ってきた。兄弟のほとんどは種子島に帰っては来なかった。」
なんて人もいます。

もちろん、
はじめから種子島で就職したり
事業を営む人もいます。

島外で成果を上げた人、多くを学んだ人、
それらの人が故郷で活躍する場が
不足しているのは事実なんだろうと思います。
種子島に限らず日本中の田舎で。

仕事が無いから帰れないと言うのなら、
自分たちで何かやってみろよと言いたくなりますよね!
僕たちもそう思いました。

どこにもなかったら自分で作ったらどうだい?できるかどうかはやってみないとわからないんじゃないかな。

スナフキンはそう言ったそうな。
スナフキンカッコヨ。

しかし種子島で新たに事業を始めるにしても
なにかとハードルはあります。
だったら既存の地場産業に従事することが
最適解だと思います。
他のメンバーはただいまプロジェクトの
如何に関わらず、種子島のどこかで働かせてもらえばいいじゃないかという意見が多いです。
人それぞれありますよね。

そんなことを考えている
ただいまプロジェクトを
くだらない物語を読む気持ちで
たまーに応援していただけたら幸いです。

僕たちが何をしようとしてるかですが、
場所に限らずに安定した収入を得る仕事を考えて、あわよくば種子島を拠点として現地で雇用とかすること。
んでなんか色々展開していくことです。

その手段を考えるうえでの条件は
1.種子島の人に向けた商売をしないこと(あくまで外貨を得て種子島に還元すること)
2.メンバーから活動資金を徴収しないこと
くらいですかね。

1は種子島で事業を営んでいる方からすると
不愉快かもしれません。
ですがこれは否定的な意味ではなくてですね。
例えば、種子島の人から報酬を得て
僕たちが東京とかで消費するというのは、
種子島からまるっとその分のお金が
消えて無くなることになります。
そういう構造になるのは僕たちの本意ではありません。そんな感じです。
種子島で商売をしないので
ただいまプロジェクトは皆さんにとって
どこか関係ないどうでもいい感じの
印象になると思います。

2は結構シビアにやっています。
数百円のドメイン代とかも最初は絶対払わせずに無料サーバー探したりしました。

今までに取り組んだことを挙げてみます。
・デザインの無料制作
misetanのローンチ

あっmisetanは今後しっかり運営していくのでどうぞよろしくお願いします。
実装した淳樹が面白い裏話を書いてくれると思います。

次に今後取り組んでいきたいなと思っていることを挙げてみます。
・種子島のああいう特性を活用してあんなことをして話題をつくる
・地方のアレと都会のアレをマッチングさせてああいうサービスをつくる。種子島を最初の舞台にする。
・種子島のああいうのと協業して成果を上げてスゲーだろっていう前例を作る。

とかです。乞うご期待!

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