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「効果的なコミュニケーション」赤羽雄二さんのリアルセミナー

赤羽雄二さん『自己満足でない徹底的に聞く技術』で書かれている
アクティブリスニングを実践中の畑中です。

今回は、1/6(水)対面ワークショップ「ビジネスパーソンのリーダーシップ強化」(東京 竹橋の毎日文化センターで開催)に、参加して得た学びをシェアします。

セミナー案内

参加者は13名。『0秒思考』の書籍を読んだり、Instagram・Voicyの配信でアクティブリスニングを知りはじめてセミナーに参加された方、赤羽雄二さんのオンラインサロンのメンバーの方、〜本気で成長したい人限定のプログラム〜『ゼロ秒思考』赤羽雄二のブレークスルー講座 第3期に挑戦中の方など、様々な思いをもった方たちが、集まっていました。

私が、赤羽さんのリアルセミナーに参加するのは、今回で5回目です。
リアルセミナーは、ClubhouseやSNSなどで配信してくださっている方と直接お話ができたり、〜本気で成長したい人限定のプログラム〜『ゼロ秒思考』赤羽雄二のブレークスルー講座 第3期に挑戦されている方のお話を伺えたり、アクティブリスニングに興味のある方にお会いできて、良質な刺激がもらえます。

セミナー受講して7日経過しましたが、セミナーで知り合った方がFacebookでメッセージをくださったり、このnoteの感想を聞かせてくれたり、Clubhouseのアーカイブを聞いて、気づいたことをご連絡くださる方もいらっしゃって、直接、お会いしてつながる温かさを実感しております。ありがとうございます。

「効果的なコミュニケーション」

今回のテーマで赤羽さんが、最初にお話しされたのは愛着障害・毒親についてでした。

コミュニケーションに問題意識があり、何か改善したいとセミナーに参加されるような方は、まずはここから考えていく必要があるとのことでした。

さすが、赤羽雄二さんの「効果的なコミュニケーション」のセミナーですね。問題の本質を見抜き、抜本的な改善策を提示します。

私は、話し方・聞き方のスキル向上の前に、「効果的なコミュニケーション」をする上で、愛着障害・毒親が抜本的な解決策になることを2021年Clubhouseで赤羽雄二さんと出会って知りました。そのことを知ることができて、本当に良かったと思っています。

「毒親」という言葉はインパクトが強いので、自分には関係ない、親のことを悪く言うなんて…と思考をストップさせてしまいがちです。しかし、一般的に見ると、機能不全家庭とは程遠いような、「父は医師、母はPTAの役職者、子どもには留学もさせてよい学校にも進学させた」といった世間的に立派と言われる家庭であっても、「あなたのためを思って」「あなたにはまだ無理だから」と子どもの自由を奪い、恩を着せる場合も、「毒親」の関わりにあたります。

自信がない、自己肯定感が低い、人の顔色が気になって仕方がない、人間関係を築けないなど、人間関係上の悩みを抱えているようでしたら、一度、「毒親・愛着障害」の視点で、問題把握するために、赤羽さんの推薦図書を読まれることをお勧めします。

私も、この気づきによって変化したこともあります。

参考ブログ:『「毒親」「愛着障害」を知り、抑圧されていた自分に気づき、負の連鎖を断ち切ろう』

赤羽雄二さんの推薦図書
■毒親についてのお勧めの本
『毒になる親』『毒親の棄て方』
■愛着障害についてのお勧めの本
『愛着障害』『愛着障害の克服』

赤羽雄二さん推薦図書

アクティブリスニング

参加者から「同僚の話がわからないときは、質問をしていいのか?」と質問がありました。赤羽さんの回答は、「途中で質問をすると、あなたの説明はわかりにくいというメッセージになって、相手を威圧する可能性があるので、まずは全部聞く方がいい。そのまま聞いていると、話し手が、話しの途中で、こちらが質問したかったことを説明してくれることもある」とのことでした。

質問って、きちんと理解したり、間違いないように話を聞きたいというポジティブなイメージもありますが、実はデメリットもあるんです。

「アクティブリスニング」という語感から、「アクティブに聞く」と誤解する方もいます。どんどん質問をすればいいわけではないので、注意しましょう。

ステップ①
真剣に、徹底的に聞いて、信頼される(余計なことを考えない)

アクティブリスニングの4つのステップより

です。
質問は、「相手に信頼されてから」のステップ②です。

アクティブリスニング 詳しくは、『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』

ポジティブフィードバック

子どもへのポジティブフィードバックは、「感謝する」のが程がよいというお話がありました。

「褒めるも悪くないが、評価になるため、褒められないとやらないといったダークサイドの面もある」とのことです。思い当たることがありますよね。「褒める」というのは外発的動機なので、デメリットもあります。

部下へのポジティブフィードバックの具体例などは、詳しくは『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』のP203にも紹介がありますので、是非、お読みいただければと思います。

「なるほど」で十分

本当の意味での「ロジカルシンキング」は「なるほど。そうだよね!」

これで十分!

「ロジカルシンキング」「論理的思考」は、話し手にプレッシャーを与え、委縮させ、話すことに抵抗感を与え、のびのびと考えることができなくなり、話ができなくなるという悪循環を生むということを学びました。

この「なるほど」で十分ということを覚えておくと、相手の話を聞きながら、やたら質問や確認などをしたくなる気持ちも起きにくくなりますね。

ロールプレイ

参加者同士が3人(一部4名)一組になり、ロールプレイを行いました。
詳しくは、
赤羽雄二さん Instagram「ロールプレイのやり方」
をご覧ください。

ロールプレイのあとに、感想をシェアする時間がありました。

「アクティブリスニングをしてもらうことの安心感を味わうことができた」「オブザーバーの方に、アクティブリスニングのステップ①「真剣に、徹底的に聞いて、信頼される(余計なことを考えない)」が丸々抜け落ちてしまっていることを指摘されて、自分が話してしまっていることに気づけた」などの感想を皆で共有しました。

たった15分で、多くのことに「自ら気づける」ロールプレイは、効果抜群ですね!

セミナーの雰囲気

毎回、赤羽さんのリアルセミナーに参加して驚かされるのは、参加者がバンバン質問をすることです。

「何か質問がありますか?」と赤羽さんがおっしゃったときは、必ず誰かが質問します。その問いかけがなくても、参加者から質問が飛んできます。その雰囲気に後押しされて、私も質問することができました。

今回のセミナーのスライド枚数は約100枚。約2時間で、スライドを使いながら、ワークやロールプレイをして学び合う濃密な時間でした。
赤羽雄二さんは、書籍、オンラインサロンの運営、Clubhouse、Instagram、Voicyなどで様々有益な情報を配信してくださっていますが、リアルで赤羽雄二さんにお会いできるセミナーは、また違った刺激がもらえます。

次回セミナーの予告

次回は、2023年2月6日(月)  19:00~21:00 に開催されます。

「ビジネスパーソンの頭の整理法」

ぜひ、ご参加ください。きっと、素敵な仲間にも会えると思います。

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