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精神分析の途中

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経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いていきます。独学なので、解釈の正誤はわかりません。佐々木正悟さんのこちらのポッドキャストがき… もっと読む
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記事一覧

とり入れ、体内化、内在化、同一化

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3週間前
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コラム:本当の食欲を知った話

20代の後半に起業して、しばらくして大きめのプロジェクトが続いた。マネージメント的な仕事も…

佐藤 忠彦
1か月前
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空想

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
2か月前
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躁的防衛

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
2か月前
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転移と逆転移について

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
2か月前
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口唇期、肛門期、男根期、停滞期、生殖器期

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3か月前
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コラム:入院中の思い出(水をたくさん飲む検査の話)

小学校1年から2年生の1年半くらいの間、私は急性腎炎で地元の病院に入院していた。このことは私の性格形成に大きく影響していると感じている。今でも思い出すエピソードを書いていく。 水をたくさん飲むという検査があった。量は正確に思い出せないが0.5~1リットルくらいだったと思う。腎臓病で入院していたので腎臓の機能を検査するのだろう。そのあとのおしっこはすべて溜めておいてあとから調べていたようだ。 この検査が私は嫌いだった。私は小学一年生で体重が17キロぐらいで小さかった。缶ジュー

書籍紹介:生い立ちと業績から学ぶ精神分析入門: 22人のフロイトの後継者たち

私が精神分析を学ぶ上で役立った本を紹介する。 といっても、精神分析の中身の話ではなくて、…

佐藤 忠彦
3か月前
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コラム:溺れたことを思い出したら泳げるようになった話

高校生まで水泳が苦手だった。25mくらいしか泳げなかった気がする。小学校の少年団(サッカー…

佐藤 忠彦
3か月前
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「環境としての母親」の「母」は気にしない

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3か月前
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投影、投影同一化(投影同一視)

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3か月前
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妄想分裂ポジション 抑うつポジションにおける「ポジション」の意味

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3か月前
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対象(内的対象)について

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いて…

佐藤 忠彦
3か月前
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一次過程、二次過程について

経営者とエンジニアの属性をもつ私が、精神分析を独学で学ぶ中で難解だった言葉や概念を書いていきます。 精神分析を読む時に大切な概念が、快楽原則と現実原則という人間の行動原則の捉え方である。生まれて間もなくは快楽原則に包まれている。不快なことがあれば泣き、身体をバタバタさせ表現する。それによって「母」はミルクをあげたり、オムツを替えたりして、その不安を解消してあげる。その際の「母」は赤ちゃんにとって、他者ではなく環境であり、自分と同一化している。ここが一次過程。 発達が進むと、