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結構、仕事の作業教えました。20代後半から

大手の工場現場は正社員が以外に少ない

私が働いていた工場は部門の人数が40人くらいいました。スタッフは4人くらいかな。

構成は 派遣の方が20% 外国の研修生が20% 後は正社員で女性が多め40代以上の方。

特に正社員の作業指導に困った記憶がない。(というのはベテランさんが多かった)

基本は教え方の5段階

1 作業の内容を説明する

2 作業をやってみせる

3 やらせてみせる

4 フォローをする

5 疑問や不安がないか説明しそれらの事項に対して説明する

30分くらい近くにいれば大体はできるようになる。

1サイクル12秒くらいの仕事なので。

特に大事な事は 安全 品質 これを前提にして作業指導。そしてスピードである。

間違った手の動きをさせない事が前提になる。(標準は右手なのに

左手を使用するとかは即矯正)

外国人労働者も戦力

外国人はフィリピン、ベトナム、中国、インドネシアの方が多かった。

元々 日本にお金を稼ぎにきているので意欲があり。残業も協力的である。

むしろ残業に偏りがあるとクレームをつけてくる。(バランスをとるのが めんどくさかった)

フィリピン人は女性が多かった。ある程度日本語がしゃべれる人が多い。理由は夜のお仕事から流れてくる人が多かったから。

ベトナムの女性の方もよく働く。言葉はいまいちだが覚えるのが早い。言葉が通じない時は 紙にイラストと数字、OKorNOでなんとかなる。

ベトナム女性は結婚が早い方が一人前とみられる文化らしい。

中国人もそれなりに働いてくれる。女性しか指導したことはないけど。中国人専門の斡旋業者から働きにくる。期間は大体3年間。

中国は本土が広いので土地がらによって言葉や性格が違う。

一番驚いたことが日本に働きにくる理由がお金を稼いで旅行に行くとか日本語の勉強とか。趣味や夢のための子がほとんどだった。(家族をやしなうためなんて聞いた事がない)

日本人より裕福な環境で育っている子が多かった気がする。

インドネシア人も戦力になる。3年働けば家が建てれるらしい。また、自分の工程を他の人に残業させると怒り出す。自分の工程は自分がすると。

ラマダンと言う断食期間があり、食事をしない日でも仕事にきて普通に働く

信仰心が強い人がおおかった。

結構 いろんな国の人にいろんな工程の作業を教えた。日本語が片言しか話せない人にも理解させた。

当時は「キミが言ってる言葉の意味がわからない」と間接部門の日本人に言われた記憶がある。正直、言葉が通じない外国人を理解させている自分は何なのか考えた時もあった。

派遣社員

この方達が問題だった。事実なので仕方がないし全員がそうとも思っていない。

結構困らせてくれた。当たり はずれが明確になる。仕事が続かない人程こまる。

1日で仕事を辞める人。せっかく教えても次の日から来ない。また人が入れ替わりリピーターのように私が説明する。定着できる人材が見つかるまで自分の仕事時間が奪われるのでうざかった。

ピアスが安全ピンの人がいた。4箇所くらい安全ピンでとめている若い女子を指導したが耳元が気になってしかたがなかった。

靴を脱いで仕事をする子がいた。女の子で・・理由は脚が痛いから。(靴下汚れるので履かした)

ファッションセンスで困った女子がいた。当時、半尻で仕事をし始めた。 半尻を見せる流行があったようなきがするがズボンはしっかりはいて欲しい。もちろん指導。

失踪した男性がいた。仕事にこなかったので派遣会社から連絡してもらったら荷物がなくなっていたらしい。

リュックサックを背負って作業する男性もいた。リュックはいいとして中身を聞いたがトマトジュースで給水用のホースがついているリュック・・・頭がおかしくなりそうだった。

清掃時間、工場の壁を登る男性がいた。窓ふきの時間にロッククライミングのように登っていく。清掃意識が高いのは良いが危険すぎる。ノーヘルで。即矯正

このような方達が当時、実際いたのでしかたがない。

仕事が出来る人もいましたが、記憶に残るのはこの個性的な方々。

100人くらい作業を教えると見た目と傾聴でなんとなく能力がわかるようになる

おかげさまで上記の能力がなんとなく身についたきがする。

インターンシップの学生にも仕事を教えた

高校生に専門用語は通用しないしこれから社会を学ぼうとする子達である。

誰に教わったわけでもないが私は下記のようにした。

1 部門で何を作っているか現場を一緒に見てまわるり説明する。

2 何に使われるか説明する。

3 製品の流通経路を説明する。

4 自分がする作業は何でお客様がいることを理解させる。

5 後は教え方の5段階で安全、品質、を重点的に指導する。

6 学校提出用のレポート内容を確認し専門用語を時折まぜる

7 一日の終わりに困った事や気になったことがないか確認する

こんな感じでした。

工場はルーティンワークのイメージがあるが結構人がかわる。

新しい出会いがそれなりにある。別れもあるし。

この記事は私の仕事の一部分です。






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