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私のプログリット活用方法

 私のプログリット活用方法をご紹介します。これまでのプログリット歴は2018年にビジネスコース2ヶ月、2019年にTOEICコース3ヶ月です。そして本年度2023年11月よりまたプログリットにお世話になることが決まりました。また卒業生イベントなどに多数参加させて頂いております。私の活用方法なので合わない方もいらっしゃるかと思いますし、他にもよい方法があると思いますのが、あくまでこれからプログリットで学習を開始したいと思う方の参考になればと思って書かせて頂きます。  

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1,英語を学ぶ目的は


 私はある国内のメーカー勤務30年目の社員です。これまで仕事で英語は必要ではありませんでしたがここ数年で急速にグローバル化が進み、今の部門では英語がほぼ必須になりました。毎日のようにオンラインで外国人社員との会議に参加し、メールでの英語のやりとりも行なっています。

 他にも私のように急に仕事で英語が必要になってきた人も最近は多いのではと思います。最近は転職される方も多くその際には英語力がそこそこ求められる人もいます。また就職や昇進で英語の資格試験を獲得したり、点数を上げたい方もいるでしょう。定年後、英語学習を趣味や仕事に活かしたい方もいるでしょう。

 このように英語を学ぶ目的は人によって異なり多数ありますが、いずれも短期間ですぐに上達する方は稀であり、多くの方はどのような目的であれ英語上達のための長期の時間が必要になります。長期間勉強を続けていると当初の目的を忘れたり、他に優先すべきことができたりして途中で英語の勉強を諦める方も出てきます。人によっては家族との時間をもっと取らないといけない、子供の教育や習い事にお金をかけないといけない、家族の中に世話をしないといけないメンバーができた等、色んな制約も出てくることと思います。

 自分の英語学習の優先順位を時間面、費用面で上げるということはとても難しいことです。そんな中で英語学習の目的をしっかり持つということが何より大切になります。色んな壁や障壁が出てきた時になぜ英語学習を続けるのか、そこに立ち返って今後のことをよく考える必要が出てきます。英語学習には断固たる決意が大切です。迷った時は必ず原点に戻り、何のために英語学習をするのかに立ち戻るのがよいと思います。

2,なぜプログリットで学ぶのか




 一言でいうと、これまでの英語スクールと違い斬新さを感じてプログリットに決めました。英語スクールでありながら英語を教えるよりも英語の学習の仕方を教えてくれます。これを習得できれば何年も英会話スクールに通う必要がなくなると感じています。

 私は大学生の時に親から言われて3年間英会話スクールに通っていました。いずれ将来に英語が仕事で必要になるからということで最初は気乗りしなかったのですが、通っていると案外自分は英語が好きだとはこの頃から思うようになりました。

 その後しばらく英語から離れますが、10年くらい前から何となくオンライン英会話をスタートしました。毎日30分でも続けていれば上達すると考えていました。そんなある日、仕事の関係で岡田社長の講演を聴く機会がありました。

 その時はプログリットはまだ有名ではなかったですが、岡田社長のお話で興味深かったことは、野球を上手くなりたいなら練習試合ばかりやっていてもダメであり、ゴロを取るのが苦手であればゴロを取る練習を行う、バントが苦手であればバント練習をするといった当たり前の話でした。しかし、これが本質をついているのです。

 私もスポーツではテニスが好きで週末にスクールに通っていますが、そのレッスンの中では満遍なく、ストローク、ボレー、サーブ、練習試合をやるようなカリキュラムです。しかし、サーブを上手くなりたいのであればもっとサーブだけ練習するとかしないと本当の試合で勝てないことがわかっていました。これと同じですね。

 先の通りオンライン英会話を数年続けていましたが毎月行うスピーキングテストでは1分の時間でほぼ何も喋ることのできない自分に気づきました。そこで本格的にまた英語を勉強したいと思うようになり、複数のスクールの説明会に行きました。プログリットも岡田社長の講演を覚えていたのでとりあえずカウンセリングに行きました。

 プログリットは他のスクールと違いコンサルタントが一人、その学習期間中についてくれるということ、また英語を教えるのではなく、英語の学習の仕方を教えてくれるというところが斬新でした。ただ費用は他のスクールと比べてかなり高いので少し躊躇しました。

 この時のカウンセリングをして頂いた方は信頼の出来そうな男性でした。この方がきっと損はしないと思うとのことで、この方を信用することにしました。

 清水の舞台から飛び降りるつもりで通う決心をしました。だだ何となく通うのは嫌だったので、自分に合った最高のコンサルタントを自分につけてくださいとお願いしました。そしてそれは叶うことになります。最終的にコンサルタントKさんとの出会いによって自分の英語学習が加速していくことになるとはこの時はまだ知りませんでした。

3,コンサルタントって何なのか




 一言でいうと最も自分のことをよく知ってくれていて目標に向かって共に伴走してくれる人です。私の当時のプログリットのコンサルタントKさんは家族よりも友達よりも上司よりも自分のことを理解してくれていたと思います。

 例えば2ヶ月コースだと週8回リアルで面談して、残りはオンラインで進捗管理するだけでですが、このやり取りの中で自分の全てを曝け出すことになります。こちらも高額の費用の元を取るのに必死ですが、コンサルタントも限られた期間の中でその生徒の目標を達成させないといけないので必死になって向き合ってくれます。この真剣に相手に向き合うことができるのがプログリットのコンサルタントです。

 例えば技術だけを教えるのであればオンライン英会話でも素晴らしい先生はいます。しかし、その先生は私の長期的な英語の目標にコミットする必要はありません。プログリットのコンサルタントは違います。結構、心に沁みるコメントも頂きました。『なぜ自分で決めた目標時間に達していないのですか?』『また同じ所ミスしてますね!怒です❗️』など。自分よりもかなり歳下の若い女性のコンサルタントにここまで言われて自分は何なのかと何度か思いましたが、こんな時は最初の目的を思い出して踏ん張りました。

 最初にコンサルタントとコミットすることは英語学習時間の確保です。1日どのくらい英語に時間をかけることができますかと聞かれた時に1時間くらいですかねと答えると、最低でも3.5時間確保してくださいと言われました。1日3.5時間の英語学習の時間創出などあり得ないと思いました。だけど1日TODOと優先順位を見直してそれができるようになりました。時間創出は自分の人生の優先順位を決めることだと気づきました。他にやらないことを決めると、時間が創出されます。また少しでも隙間時間が出来れば英単語や英作を自然にやるようになりました。


 毎週スクールでコンサルタントKさんから進捗テストを行なってもらうのが楽しみになっていました。次はこんな問題が出ると毎回予想して望みましたが、いつもその予想を超える問題で打ちのめされました。悔しそうな表情を出した時は流石に心配そうに覗き込んで頂きましたが、またいつもの厳しさで対応して頂きました。後から思うとあれは自分ごととして捉えてくれたからだと感じました。2ヶ月のコースを終了し、VERSANTの目標を達成して何とか1回目の卒業を果たしました。

 この後、半年くらいが経過していつの間にかまたプログリットに行く前のあまり勉強しない自分に戻っていくのを感じるようになりました。あの怒涛のような英語学習を懐かしく感じ、このまま元に戻ってはいけないと本能が叫んでいました。こんな時にコンサルタントKさんにメールで相談した所、是非また英語学習やりましょうとの言葉を頂き3ヶ月のTOEICコースに通いました。ここでも最終的には目標点数をクリアできて無事卒業しました。

 しかしここで本当に学んだことは、自分のことはコンサルタントが1番わかっているのではなく、自分が自分のことを1番わかっていないといけないということです。つまりコンサルタントがいなくても、まるでそこにコンサルタントがいるような気持ちで英語学習を続ける状態を作ることです。コンサルタントKさんならここでこんなアドバイスをするだろうとか、今モチベーションを落としたり、勉強内容がマンネリ化しているのでこんなツッコミが来るだろうと想定して自分で自分のコンサルを行うようになっていました。

 後日、コンサルタントKさんに当時の話を聞くことができたのですが、私の学習状況や面談時の表情などで飴とムチを使い分けていたそうです。私は古い時代の人間なのでムチを頂く方が伸びる傾向にありますが、飴の方が伸びる方はそのような対応で接して頂けると思います。要するに我々一人一人の特性に応じて対応方法を絶妙に変えることができるのがプログリットのコンサルタントでしょう。

 プログリットは昨年、株式上場を果たされて、さらにそれ以降の業績もすごい右肩上がりです。私はこの要因についてプログリットのコンサルタントのクオリティが上げられると思っています。もちろん最近のプログリットはデータ分析などテクノロジーを活用されているのも認識しています。スマホ一つで個人の学習時間やコンテンツ、アウトプットなどの相関をチェックすれば結果につながる学習方法は見えてくるでしょう。しかしそれだけではなく、コンサルタントのリアルで、自分ごとのようにコミットする姿勢がないとこれだけの生徒を集めて結果には繋げられないと思います。


 私が思うにはプログリットのコンサルタントには英語力以外に3つの重要な要素を持っていると思います。一つ目は戦略的思考。これは限られた時間の中でその生徒の目標を達成するためにスケジュールを決めてTODOを作成すること、やらないTODOを決めること。例えば生徒がスピーキング力を上げたいと言ってもまずリスニングができないとスピーキングもできないのであればそれをしっかり生徒に実行させないといけません。生徒のニーズを単に聞くだけではなく、結果に繋げる道を示す必要があります。

 二つ目はストレス耐性です。生徒の中には勉強にあまり力が入っていなかったり、課題をこなしてこなかったり、勉強しない言い訳ばかり言ったり、結果が出ないことをコンサルタントのせいにする人もいると思います。でもコンサルタントはそこで逃げてはいけないのです。最後まで生徒と向き合い最後まで伴走しないといけない。これは並大抵のストレス耐性ではつとまらないと思います。

 三つ目はコミュニケーション能力です。生徒のコメントあるいはコメントには入っていない要素も含めてその生徒に必要なものを提供する能力です。これは課題の解決策をすぐに生徒の目の前に出すのではなく、生徒の心からそれが出てくるように仕向けることです。最後に結果を出すために頑張るのは生徒です。だから生徒自身がその結果を出すために必要なこと、課題解決に気づくことが大切です。それを支援してくれるのがプログリットのコンサルタントです。なのでコミュニケーション能力が非常に重要な要素となります。

4,プログリットで学んでいるのはどんな人



 プログリットを卒業すると卒業生イベントに声をかけてもらえるようになります。オンラインやリアルでの懇親会に参加していくとどのような方がプログリットで学習されているのかがわかってきます。イメージとしては30-40代で仕事で急に英語のレベルアップが必要になった外資系企業や金融、コンサル、エンジニア系の人が多い印象です。男性6:女性4くらいの割合でしょうか?

 ただ、株式上場イベントにも参加させて頂きましたが、ここではもっと裾野が広い方々がいらっしゃいました。例えば大手国内金融関係の役員の方は発音のレベルを上げるためにプログリットに通っているとか、また某有名私立大学の女子学生は周りが英語当たり前に話すので自分も負けていられないからプログリットに通っているなど。

 またここで私が昔、別の資格試験で共に学習した子育て中の主婦に会いました。彼女は私がSNSにプログリットのネタをアップしていて、それを見てプログリットへの通学を決めたそうです。外資系に転職して英語必須なので頑張っているとのこと。また子供もまだ小さいので時間創出が大変ですが一年以上もプログリットで学んでいるとのこと。これには流石に驚きました。いずれにせよプログリットのイベントで知り合った方から英語学習のヒントや継続のためのモチベーションを頂くのは非常に有難いと思いました。

5,費用をどう捉えたらよいのか




長期的なリターンで考えると妥当だと思います。私の場合、プログリットを2回目卒業してから今も毎日4時間英語学習を続けることができています。プログリットに通学した期間だけで費用を見ると高い金額ですが、自分で自分をコンサルし、自走し続けることができれば費用対効果はよいと感じています。

 もちろん一人で長く続けて勉強しているとマンネリ化してきます。この勉強のマンネリ化をいかに自分で気づくことができるか、そのような自分を作り出すことが究極のプログリットで得られる成果と考えています。毎日頑張って勉強しているのに点数が伸びない時が誰にもあるかと思います。

 私も定期的にTOEIC LRやSWを受けるようにしています。パーツごとに目標と結果を比較して原因を分析します。大きく下がることはないのですが、大きく上がることもないような状態がきます。何回受けてもそれでもダメな時もあり、その時は英検の単語や英作文の問題をやって新たな課題を与えます。

 こうして色々英語学習を続けているとむしろ英語学習しない方が日々の生活のリズムが悪くなります。筋トレと同じで、しばらく筋トレしないと違和感を感じるのと同じです。もちろん最初は英語学習も筋トレも続けることが苦痛でしたが、今はそれが逆転しています。この状態を作ることができればプログリットへの投資は回収できたと言えるでしょう。もちろんそれでもまたマンネリ化は出てきます。それで私は来月から三度目のプログリット通学を決めました。さらなる次元を目指して挑戦します。

6,カウンセリングはどのような感じなのか



 一回約30分から1時間程度の面談です。プログリットのコンサルタントの方が対応してくれます。事前に日程調整して予約します。リアルとオンラインの選択ができますが、私はリアルをおすすめします。オフィスがとても清潔でホテルのような感じであり、モチベーションがグッと上がります。面談の内容は英語学習の目的やコースの案内、簡単なリスニングやスピーキングのテストなどです。受講希望者が多いので申込から学習スタートまで2-3ヶ月待ちとのことです。よってこの面談の時にコースや期間を決めて申込、契約まで進めておくのがよいかと思います。もちろん高額なので慎重に判断するのがよいとは思います。ただこれまでの自分を変えたい、このままの延長では何も変わらない、ここで一気に自分を変えるという気持ちになれば、その場で申し込みもありだと思います。

7,まとめ



 ここまで読んで頂きありがとうございます。とりあえず無料なのでまずは一度カウンセリングに行くことをお勧めします。正直なところ私も同じ会社の同じ部署のメンバー3-4人にプログリットのカウンセリングに行ってもらいました。皆んな喜んで行きましたが、最終的に誰も通学しなかったことは残念です。

 多分、一時的な費用の大きさ、家族内での優先順位など色んな制約があったのだと思います。でもそんな彼らも今、会社の英語プログラムに必死になって取り組んでいます。結局、英語学習からは逃れられない。やはり英語学習をやるしかない。


 実は私は2年前に引っ越ししました。その理由は、これまで住んでいた所の隣人からクレームがあったからです。朝早くから何か英語のようなものをうるさく喋らないでほしいと。それを管理する住宅会社からも咎められました。そこで早朝のシャドーイングできないなら引っ越してやると思いました。引っ越しした今は毎朝気兼ねなくシャドーイングすることができます。これが私の優先順位です。

 プログリットにカウンセリングに行ったらその空気、香りを感じてください。集中力がぐんと増すこの香はリッツ・カールトンでしか販売されていないグリーンシトラスの香りです。私も通学して以来この香りにハマって、シトラスグリーンを常に家に置いています。すなわち自宅がプログリット校舎、プログリットの分校です。  

 もしこちらを読んでくださってプログリットに通うごとになって無事に卒業された暁には是非、卒業生イベントでお会いしましょう。そして色んな英語学習方法について語り会いましょう。いつかそんな日が来ることを期待しております。どうもありがとうございました。

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