見出し画像

ラナキュラ2ndワンマンライブ 『▶P→RAY』雑記

ライブレポはライブレポで1つの記事にして、雑記はこうして分離したほうが収まりがよくスッキリする気がして分けてみました。

ライブレポは上記リンクの記事です。

ここからはライブを観ていて個人的に感じたことや感想などを中心に、だらだらと忘備録的に語っていければとおもいます。

新衣装について

ライブの10日前には今回の新衣装ヴィジュアルが公式Xの方で先行公開されていましたが、やっぱりステージ上で躍動している姿を生で観るとその可愛さがより実感できました。紫の色合いも淡い感じで皆よく似合っていました。
前回の水色衣装と比べてオフショル比率が多くなっているし見た感じ軽やかな生地感なので、これからの春夏によく合っている気がしました。

ライブ後には正式な新ヴィジュアルイメージも上がってきて、ぱっと目に入る印象はウェディングケーキを連想しました。

各メンバーそれぞれ違うアクセントがあるし、全体のシルエットもふわっとしていて可愛い

生地の質感的に画像で見るのと実際を間近で見るのとではまたちょっと色味の印象が変わるのでぜひ会場で生で見てほしい衣装ですよね。

ラナキュラになってからは3rd衣装(ピコリ時代を含めると通算4th衣装となる)

衣装は今回の新衣装で通算4着目。1年間で3回転しているので1つの衣装で約4ヶ月前後の出演となっている。今のペース通り進むとすれば、次回衣装が刷新されるのはやはり周年ツアーゼロキュラ東名阪の時期が濃厚だろう。
そうなると、仮にTIF2024(8月1日~3日)への出場が叶った場合、今回の新衣装ではなく更に次の衣装での出演ということが予想される。
更に前年華々しく優勝を飾った7月の超NATSUZOMEはギリギリ今回の新衣装で出演する可能性が高いが、それ以降のSPARK in YAMANAKAKOや関ケ原などの主だった屋外夏イベントは上述のTIF2024同様に次回以降の衣装の可能性が高い。

ラナキュラ(ピコリモード)衣装の変遷

そして衣装デザインは前回に引き続き、yuumi manoさんでした。yuumi manoさんがデザインされる衣装はいつもアイドルさんの魅力が引き立っていて大好きです。特に、黒木いろちゃんに関してはアンスリューム時代からもいくつかデザインして頂いているので、yuumi manoさんデザインの衣装には現在進行形で思い出がどんどん増えていっていますね~嬉しいです。

黒木いろちゃん

いろちゃんの今回の衣装はなんといっても耳が久しぶりに復活(ピコリ衣装以来)したのと、オフショルダー解禁が大きなトピックス。
そしてこの淡いパープル色もとても良く似合っていて、オフショルの効果もあり大人可愛いといったところでしょうか。ウエスト周りのキラキラアクセントもよく効いていてLuxury感が大人っぽさを演出してますよね。

新曲についての雑感


夏色ドラマチック

イントロ~メロを聴いて即座にこの楽曲好きだなって感じました。間奏のギターソロがいい感じに入っていて、曲全体も鍵盤が良く効いていてそれこそ静かな部分と盛り上がる部分がドラマチックに繋がっているそんな印象でした。
あと、歌詞が綺麗で切なくて曲のイメージとバッチリ合っていて思わずステージ奥のリリック映像で歌詞を追ってしまうぐらい良くて、今こうして感想を書いているあいだも早く歌詞を見たいという欲求が止まらない。
初見の印象だとこれぐらいでしょうか。早く音源にかじりつきたいですね。

この『夏色ドラマチック』もこれから先『革命的シナジー』とツートップで最前線を駆け上がれるぐらい強い楽曲だと僕は思います(制作はM-AGなのかな?)。TIFの夕焼けに染まったSKY STAGEで観れたらめちゃくちゃハマる気がする。

革命的シナジー

100日企画で誕生した2ndワンマンの目玉とも言うべき楽曲。そしてアンセム曲を作ろうという旗印のもと産み落とされた曲。メンバー皆で知恵と力を合わせて完成させた楽曲。
特に手放しで賛辞を贈りたいのは僕の推しこと黒木いろちゃんです。メンバー投票で選ばれて作詞のベースとなっているのはもちろんのこと、今回振り付けを担当したのもいろちゃんでした。喜ばしい!

歌詞をピックアップすると、僕のお気に入りは1Aメロのところです。

憂鬱な朝もカラフル 色づけて くれる君がいるだけでさ
何てない日々が煌めきだって

革命的シナジーより抜粋

直接本人に確認してないですけど、この言葉のチョイスと雰囲気絶対いろちゃん作だと思うんですよ。

だから実際この歌詞の部分っていろちゃんのソロパートなんですけど、そういうの(本人が書いているんだろうなっていう憶測)もあって観ていて凄く気持ちがぐっと入る瞬間なんですよね。

何より100日企画を通じて応援している人が頑張っている姿を目の当たりにできたのって単純に良いですよね。自分自身も明日からまた頑張ろうっていう生きる活力をもらえますよね。推しって尊いですね。

演者側の立場からするとこうしてコツコツ努力して創り上げたものを大勢のファンの前で披露し、想いを乗せて表現し、それが喜ばれ評価されるっていうのはきっと何にも代え難い喜びがあったんじゃないでしょうか。

そしてライブ中の楽しそうな表情やその後の達成感や充実感に満たされた様子を見れた、これがホントにファン冥利に尽きるって改めて思いました。本当に2ndワンマン成功してよかった。ここまでの努力が報われた瞬間だよね。いやーよかった。

アンセム曲を作ろう!というコンセプトの元、楽曲イメージから作詞や振り付けまで徹頭徹尾メンバー皆でイチから何度も話し合ってカタチにしたこの『革命的シナジー』はまさに宝物。それはメンバーにとってはもちろんだし、それを100日間見守り続けてきたファンにとっても大切な宝物となった。


いろちゃんが頑張って作ってくれた振り付けにも少し触れてみます。

初っ端の間奏部分で腕をぐるぐる回す振りは音によくハマっているし、これから曲が始まっていくワクワク感を気持ちよく煽ってくれる振り付けだと思いました。

続いて、円陣になって両手足を交互に振り上げるところもメンバー同士が楽しそうに踊っているところが良いですよねー。この部分はフロアのオタクもサークル作って一緒に踊ったらもっと楽しそうですよね。

サビの ”革命的シナジー” の部分の振り付けの、画面フレームを模した手の形がシナジーによってどんどん拡張していくイメージの振り?だと思うんですけど、この独特な感性がいろちゃん推しとしては堪らなく好きで、ニヤニヤしてしまう。
この振り1つとっても曲や詞から受けるインスピレーションを表現する過程で独自の世界観(フィルター)を通っている感がよく現れていて好き。

やりたかった振り付けに挑戦してそれをカタチに出来て実現できてること。この業界にカムバックしてきて、このグループでアイドル活動を頑張りたいっていう初心の覚悟が着実に結実していく様を近くで見ることができて、推す側としてはとても頼もしくもあり、これからも応援していきたいなっていう気持ちを呼び起こされました。

度々本人も語っていると思うのですが、作詞然り振り付け然りいろちゃんはゼロイチで何かを表現する能力に長けていると僕も思うので、チャンスがあればこれからも貪欲にコンテンツ制作に関わっていって欲しいなという想いです。

それにしても黒木いろちゃんの衝撃的なアイドル復帰劇からもう1年か~と、感慨に拭けること山のごとしです。この物語がいつまで続くかわからないけれど、その一瞬一瞬を大切に応援していけたらなと今回のライブでまた気持ちを新たにしました。

少し横道に逸れましたが新曲2つのファーストインプレッションは以上です。


2つの嘘恋

今日のライブでは2つの嘘恋メモリアルが披露されたわけですけれども、演出面でいうとやはり1つ目のいろちゃんのセリフから入るバージョンが気持ちをぐわんぐわん揺さぶられました。

アイドルという概念の存在でありながらファンとインタラクティブな関係であるっていうことを再認識できたし、その有り難さや相補的な関係の尊さみたいなものも僕の心には届きました。
これを ”尊い” ”エモい” という単語に集約してしまうのが勿体なくて、ライブの帰り道に延々20kmも歩きながらいろいろ言葉を巡らせるんですが、やっぱり”尊い”に帰結してしまうのが少し悔しい。



『嘘恋メモリアル』自体、ピコリモードのデビューライブ前に一部先行公開された音源を聴いたときに胸をぐっと鷲掴みにされるぐらい、曲から受けるメッセージに共感しました。
それはたぶん、この歌詞の中にアイドル像が見えるからなのかなっていうのを、今日のいろちゃんの言葉を聞いていて感じました。と同時にハッキリと曲への解像度が上がるというか、自分の気持とのピントがカチリと合う音が聴こえました。

画面の向こう側に入り込みたいっていう気持ちや、画面から出てきて欲しいという気持ち、リアルに感じたい、もっと知りたいもっと近づきたいっていう気持ちと、それに反して厳然と隔たるお互いの距離がアイドルをよりアイドルたらしめているみたいな。
凄く切ないんだけれど、かといって上述したように相補的で一方通行のようで一方通行でもない。そういうもどかしさも憧憬も恋心も含めて、割り切れない気持ちの解を方程式に求めてそれが君だっていう痛快さもありつつ潔さもあり、メタっぽい視点で覗くとニヒリスティックでもあり。

なんだろう、この曲がなかったらここまでピコリモードとラナキュラを追いかけていなかったといっても言い過ぎじゃないぐらいに、今でも心の柔らかい部分を握られ続けているようでもあり、僕にとってはエポックメイキングな楽曲が『嘘恋メモリアル』です。
だからこの曲を世に送り出していただいたafter allさんには本当に感謝なのです(ときめきメモリアル誕生30周年の節目になんという怪作を生み出したのだ!)。

今日の2ndワンマンでこの2つの『嘘恋メモリアル』がライブの重要なアクセントとして演出がなされていて、嬉しい気持ちとともにちゃんとピコリモードのコンセプトを忘れず踏襲し続けているっていうのが分かってちょっと安心しました。

そしてアンコール時に披露された2回目の『嘘恋メモリアル』!これはもうね、まずなんといってもあぐりちゃんのソロが素晴らしかった。この『嘘恋メモリアル』の切ない感じとあぐりちゃんの歌声がめちゃくちゃマッチしてるんですよね。
なにかこう懇願するような訴えかけるようなあぐりちゃんの歌い方が歌のイメージと非常によいマリアージュを生んでいる。
付け加えて、凄く心を揺さぶられる歌い方をするんですよね。魂というものの形がもしあるのだとしたら、魂の振動が歌声になっているようなそんな印象をあぐりちゃんから受けます。

2つ目の嘘恋はアレンジも素晴らしかったですよね。本編のライブレポの方でも書きましたけど、出音が最高に気持ち良かった!ダイナミックで臨場感抜群の音がそれこそ波のように全身を叩いてくる気持ちよさ。堪らなかったですね~。
こればっかりはいくら音源を聴いたとて再現も体感もできなくって、やっぱり現場に足を運んでこそですよね。これぞLiveですよね。

さいごに

2ndワンマンライブの鮮度が落ちないうちに書きなぐってWEBに放流したかったので全体的にめっちゃ雑な書き方してるけど、もともとライブを観て自分自身の心の襞に引っかかった何かを魚拓のように残しておくためのものとして書いているのでこれでいいのかもしれない。

自分がライブから受けた刺激や感動、ひいては書くものに影響が出ないようにライブレポとこの記事を書き上げるまでは、メンバーも含め他の人の感想を極力見聞きしないようにしているので(読もうと思っている感想ポストはめっちゃブックマークしてあります)、これでようやくいろんな人の感想が読めます。



万が一サポートして頂けるような神がいらっしゃいましたら、取材費としてありがたく使わせていただきます。