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【ライブメモ】『Merry BAD TUNE. Debut Live Tour -東京お披露目公演-』@渋谷WOMB 2022.07.10

Merry BAD TUNE. コンセプトは”2D POPS&SHA-FU BOCCHI DISCO.”
(2Dポップス&社不ボッチディスコ)。まるで僕、いやまるでオタクの居場所を創るそんな意味合いが見て取れるような明解なコンセプトのようだ。

運営陣が刷新されているとはいえ、ディスコティックなサウンドはそれこそワールズエンド。からの流れを汲んでいるといっても良いんじゃないかと僕は思う。少なくとも僕は現代版にチューンされたディスコサウンドがとても身体に合うし好きな音楽だ。

前置きはほどほどにしてさっそく本文へ移りたい。

ライブデータ

■日時 2022年7月10日㈰
■会場 渋谷WOMB
■時間 OPEN 14:30 / START 15:00
■料金 ・優先¥4,000 ・一般¥1,000 ・女性¥500
    ※それぞれ+1D

■公演 Merry BAD TUNE. Debut Live Tour -東京お披露目公演-
■出演 Merry BAD TUNE. (星島ゆい日南りと森乃ゆめは三倉みく柊木あいな久留あずさ

■その他 開場前に前物販、囲みチェキ撮影

ライブメモ


事前物販が行われるということだったので、終演後の混雑を考えると絶対にこの事前物販でチェキ券だけは買っておきたい!

歩き慣れた円山町を奥へ奥へと進むとホテル街の一角にWOMBが見えてくる。
サクッと柊木あいなさんのチェキ券だけを購入してから、あらためて開場時間を近場の公演で時間を潰しながら待った。

ようやく開場時間になり整理番号順で呼び出しが行われ、自分の番号が呼ばれてフロアに上がっていくと、そこはもう7割は埋まっているんじゃないかと思う程に人で溢れかえっていた。

ドリンクカウンターにも長い行列ができていて、悠々とドリンク列に並んでいたらまともにステージが見える位置よりも後方しか場所が無くなる!と思い、ドリンクを諦めてなるべく視界の開けている場所を探した。

なんとか適当な位置を確保して、開演時間まで今か今かと何度も時間を気にしながら周囲の話し声に聞き耳を立てたり、どんな衣装で登場するんだろうかと想像を巡らせていた。

そんなことをしていたらあっという間に開演時間になり、初めて耳にするSEがフロアじゅうに響き渡る。一気にフロアの温度がぐいっと上がったような気がした。

今日までずっと伏せられていた真っ白な衣装に身を包んで、メンバー6人がステージに一人ずつ袖から上がってくる。
みんなフードを目深に被りながら、それぞれの立ち位置に後ろ向きでスタンバイしていく。
恐らくこの瞬間が演者もフロアのファンも緊張する瞬間何じゃないかな。僕はフロアに鳴り響くSEのリズムに呼応するようにこのときずっとドキドキしていました。

前評判の高さからなのか、今日のWOMBのフロアは入り口付近まで人でパンパンに埋まっていて、僕が居たフロア後方は振りコピすることすら窮屈と思えるほど人で溢れかえっていました。

この期待値の高さはメンバー6人を見れば納得する。
運営陣は刷新されているけれども元ワールズエンド。の4人がそこにはいるのだから。

1曲目SPNV.からスタート。

この楽曲はMerry BAD TUNE.の一番最初にTwitterに上げられたティザー映像に使われている楽曲だ。

とても耳障りの良いおしゃれな楽曲に仕上がっていて、このティザー映像とともにこれからどんな楽しいグループが立ち上がるんだろうとワクワクしたし、ワルエン時代から僕一押しの柊木あいなさんが渋谷の街を元気そうに歩いているのを見て嬉しさとともになぜかホッとした。

遡ること今年の4月、ワルエンの解散が結構突然だっただけにどこか消化不良なままラストステージが終わり、メンバーがそれぞれTwitterの海の中に散り散りになっていってしまったなという寂しい気持ちが僕のなかにもありました。

どっか別の記事でも書いたような気がするんですけど、アンスリュームが好きになって主現場になりつつあったときに初めて大阪遠征にひとりで行って、その時の対バンカードにクレジットされていたのがワルエンでした。

アンスリュームとの思い出はもちろんのこと、ワルエンさんもかなりの頻度で対バンで見る機会があって、徐々に曲も覚えて振りコピも楽しくなり、メンバーの顔や名前も覚えていきました。

そうすると、たとえ主現場ではなくてもグループに愛着が沸くし、楽曲ももちろん好きになるんですよね。
統計は取ってないですけど、僕がアンスを主現場にしていた時期にアンスの次に観ているグループは間違いなくワルエンだと思います。

それぐらい、ワルエンやワルエンのメンバーに愛着があって、それでの突然の解散だったので、やはり僕の胸の中にも寂しさが結構積もっていたのだと思います。

だからこその、今回待ちわびていたMerry BAD TUNE. だったわけです。

2曲目『キミモヨウ。』
このキミモヨウ。っていうタイトル、ドキドキしますね。どの曲もそうですけど、こういうドキッとするタイトルを見ると早く歌詞を読んでみたいなという気持ちになります。
この曲あたりから少しずつ各メンバーの顔や衣装をじっくりと見る余裕がでてきました。
少しだけ冷静になってメンバーの顔を見ていると、少し緊張の残る感じではあったけれど、楽しそうにパフォーマンスをしていて見ているこっちまで顔がほころんだ。

MCでメンバー紹介を挟んで、振り付けを自らおこなった久留あずささんの曲振りで3曲目『ボクらのBAD TUNE.』へ。
これは実際にライブで振り付けを見てもらいたいんですが、曲と振りがよくマッチしていて本当に人生初の振り付けなのか!?と思う程しっくりくる振りが付いていました。

4曲目『きるきるぱーりー!!!』

この楽曲は途中に挿入される「う~~~~、ぱりぱーりー!」という合いの手?が入るんですけど、そこが妙にクセになるし、今日は声出しOKなので一緒に「う~~~~、ぱりぱーりー!」って叫んだらとっても気持ちがよかったです。

5曲目『World Coaster!』イントロのところで星島ゆいさんが「まもなく発射します!」と言う部分があるんですけれど、生で見るとそれがびっくりするぐらい可愛かったです。ちょっと照れたようなはにかんだような感じで言うもんだから余計にカワイイ。

星島さんといえばトレードマークのあの大きなリボンだと思うんですけど、Meryy BAD TUNE.でもそれは健在で、星島さんのアイドルイズムみたいなものをひしひしと感じました。

6曲目『トーキョーアンダーグラウンド』楽曲自体初公開でまったくの初見でしたが、カッコいいしラストに相応しい曲なんじゃないかなと思いました。

あっというまの40分、本当にあっという間でした。見るものすべてが今日初出しということもあって、情報量が多くてとても1回見ただけではこのMerry BAD TUNE.の魅力を感じ取れたとは思いません。
とにかくフロアの熱気も凄いし、メンバーの熱量もぐいぐいと伝わってきていて、すごいデビューライブを目撃してしまったな。グループ誕生の瞬間ってこんなふうなんだな!というのが率直な感想です。



終演後めちゃくちゃ疲れているハズなのに、こうしてセットリストを公開してくれたりとちゃん、ほんとうにありがとうございます。
公演中聞き耳を立てて曲名を逃すまいとメモしていたんだけど、2曲目の『キミモヨウ。』だけは聞き取れなかったんです。本当に助かります。
あと、SEの曲名『おーばーちゅーん。』はこうして公開してくれないとまず分からないのでとてもナイスなお心遣いに感謝。

終演後特典会

ワルエン(ワールズエンド。)が解散した時に特典会であいなさんとまた会おうねと約束をしました。
後日、ワルエンとしては最後の通販チェキで再会の約束としてグループメンバー各色のミサンガがサインチェキのおまけとして付いてきました。
そのミサンガを今日はずっと左手首に付けて観戦していました。

特典会列が僕の番になってあいなさんとツーショットでチェキを撮ったあとに、すぐにあいなさんが左手首のミサンガに気付いてくれて嬉しかったです。

去り際に「浮気しちゃダメだよ~」と言われてしまったのですが、
ご存知の通り絶賛DD中、というか推しも主現場も見つかっていない状態なので、この『浮気』がどこからどこまでが浮気なのか基準が僕自身よくわかっていません。

ただ、あいなさんは相変わらず可愛いし、対応もさすがに上手いし、可愛いし、可愛かったです。個人的に舌にピアス開けてるのがポイント高いです。

アフタートーク

さいごに、MCのときにグループとしての目標はZeppに立つこと!と高らかに宣言していたので絶対に達成して欲しいですね。

グループの目標は最初にちゃんと明言していた方がいいと思う派なのでこういうのは大事だと思う。

この今日の東京お披露目公演の後はそのまま東名阪の名阪を周って、ファイナルにまた東京に帰ってくる。この1周を終えた後からが本当の本番の始まり、グループの始動だ。この東名阪お披露目ツアーでどれだけ各地に爪痕を残し、鮮烈なインパクトを与えて東京に戻ってこれるかが勝負だ。

毎月いくつものグループが誕生しては消えていくこのライブアイドル界、大きな期待を背負って突如として誕生したこのMerry BAD TUNE. 果たしてこのライブアイドル界を背負って立つぐらいに大きくなっていくのか、今後も動向に注目していきたい。

メンバー全員とにかく気合が入っているし、今回のお披露目ツアーで1回は観ておいて損はないと思います。


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