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【ライブメモ】 『SV-SEN vol’12〜渋谷千円〜RING 猫の日LIVE』at 渋谷RING 2022.07.22

週末の百軒店はいかがわしい雰囲気とどこか昭和平成の名残をのこした路地が怪しいネオンと同居しながらあちこちに伸びている。

今日のイベントは『SV-SEN vol’12〜渋谷千円〜RING 猫の日LIVE』、どうやら今日が7月22日でニャンニャン(22)、らしい。
そんなことを言い始めたら毎月22日はネコの日じゃないか・・・。

”コスプレ衣装は気分で変更 ネコ耳メイドは100回目”

と古くから脈々と語り継がれているぐらいこの界隈では擦られた猫耳ではあるけれど、とはいえ猫耳をつけたアイドルさんは鉄板で可愛いので毎月猫耳姿を拝めるならそれはそれでまんざらでもない。

そんなことをぼんやりと考えながら歩いているうちに渋谷RINGの入り口にたどり着いていた。

渋谷RING入り口を臨む


ライブデータ

■日時 2022年7月22日金曜日
■会場 渋谷RING
■時間 OPEN 17:00 / START 17:30
■料金 ・前売り¥0 ・当日¥1,000
    それぞれ+2D

■公演 『SV-SEN vol’12〜渋谷千円〜RING 猫の日LIVE』
■出演 Re:INCARNATION / STRAY SHEEP CLAYMORE / アンフレディア / CANDY GO!GO! / ミニスカポリス / 世ノ果テデ人形ハ唯哂フ。 / かかかぶぶぶききき!!! / ピグマリオン / 香月友梨奈 / RONLON / ヒップバーン / にゅ〜わ / LogiNeoN 

■その他 SHIKASHIさん出演キャンセル

ライブメモ

LogiNeoN

持ち時間15分だったので、LogiNeoNのオリジナル楽曲だけでセトリを組めてしまうそんな濃縮果汁のようなステージだった。

途中MCを挟まなかったのでテンポが良く、ショートセトリならMCを入れないこのパターンの方がLogiNeoNには合っているのかもしれない。

M0:SE
M1:Positive+Connect
M2:パラレリアル
M3:閃光ランナー
ENDMC

LogiNeoNセットリスト 2022.07.22

今日は整番が良かったのでフロア2階部分のテーブルが備え付けられているスペースに陣取った。

以前RINGに来た時に、テーブルに撮影機材を固定して動画撮影している人を見て、定点で動画撮影するには良い環境だと思っていて、いつかここで動画撮ってみたいなと密かに考えていた。
なので今日は三脚をテーブルに立てて携帯で動画撮影をやってみることにしました。
カメラで狙う場合も、構えたときにテーブルに肘を置けるので安定するんじゃないかなと思う。

それとこのRINGの照明の色味が僕は結構好みの色で、写真を撮っていないので静止画ではどうなのか確認できないけれど、肉眼と今回撮った動画では演者の肌の色が結構綺麗に出ている気がしている。

照明を浴びたLogiNeoNのメンバー3人も例に漏れず、今夜はいつもよりも更に綺麗に見えたし、僕の目には瞬間瞬間の表情がさらに豊かに映った。


それに最初に生でLogiNeoNのステージを観た頃よりもステージ映えするようになってきた気もする。

メンバーの成長が目に見える形で結実し始めたのかもしれないし、もしかしたら球体を半分に切り出したような形状のこのステージが3人グループの場合、他のステージで観るよりもおさまりが良いからなのかもしれない。

『Positive+Connect』にしろ『パラレリアル』、『閃光ランナー』でも3人でフォーメーションをとる場合、必然的に1人がセンター、残りの2人が両サイドという形にならざるを得ない。

渋谷RINGステージ概略

そうした場合半球体だと、上記概略図のようにステージの余白が適度に埋められていて一般的な長方形のステージと比べて3人のおさまりが良いのだ。

”せめて4人いれば・・・”と、フォーメーションの幅をないものねだりをしても仕方がないし、僕は今の3人がとても好きなのでこれからも変わらず応援していく。

そのほか気になったグループなど

・ヒップバーン

今日のトッパー。衣装がチェック柄で可愛いくて楽曲もキャッチ―で振りコピも楽しかった。2階にも結構レスを飛ばしてくれて、そういうアグレッシブなグループは好き。

LogiNeoNと中物販の時間が被っていて、物販会場の隅で僕がぼーっと突っ立ってたときに水色担当の鳥越結貴さんにナンパされてほいほい初回無料のチェキを撮りに行きました。

鳥越結貴さんはダンスが得意とのことだったので、次回ヒップバーンさんとどこかで対バンが被ったときはじっくりダンスの部分を見てみようと思います。

M1:Shining Star
M2:Shining Dream
M3:約束のうた

ヒップバーンセットリスト 2022.07.22

鳥越結貴さんとチェキを撮っているところをロジのみんなに見られていたようで、撮り終わった後にロジの物販テーブルに戻った時にメンバーに「浮気だ」と言われてとても嬉しかったので、これからもどんどん浮気しようと思いました。



・Re:INCARNATION

ボーカルもダンスも安定していて危なげなくステージをこなしているという印象。

イベントのタイテ表で結構目にするので、もしかしたら初見ではないのかもしれないけれども、今日はじっくり15分間見ることが出来たので次に観る時はちゃんと印象に残っていると思う。

・アンフレディア

最前のアンフレディアオタクの人達がフロア全体を盛り上げようと、わざわざ後ろを向いたりしながら分かりやすくタイミングを取ってくれたり、コールを率先して入れたりしていて、僕もつられて一緒にコールやMIXを入れて楽しかった。
アンフレディアさんの出番が終わった後に、フロアの他のオタクの人たちに対して「ありがとうございました~!」と、ちゃんとお礼を述べていてとても好感触でした。
同じオタクとして見習いたい作法だなと思った。


・ミニスカポリス

まさかこの令和の時代になってもミニスカポリスが存続しているとは思わなかった。思わなかったというと語弊があるけれど、あのミニスカポリスとはまた別のアイドルグループなのかと思っていた。

そしたらあの元祖ミニスカポリスから脈々と代替わりが続いていて、今日観たミニスカポリスでなんと18代目らしい。

MCのときにあの名台詞、「時にはパンチ! 時にはキック! タイホしちゃうぞ!」を生で見ることができて感涙。


あとがき

旧Grad時代は来たことが無いのでその当時の雰囲気を僕は知らないのだけれど、この渋谷RINGという箱、小~中規模の箱のなかでは僕は結構上位に入るぐらい好きな場所だ。

渋谷RINGステージ

フロアのどの位置にいても視界を遮らないというのが大きい。
理由としてはフロア部分とそれ以外の階段エリアやテーブル席エリアの棲み分けが上手いことできているというのがある。

お目当てのグループのときはフロアに降りる、それ以外のときは階段やテーブル席エリアに下がるし、動画撮影や写真撮影陣はテーブル席エリア、といった棲み分けが狭い箱ながらもなんとなく出来ていて、最初から最後まで居心地が悪くない。

ライブを観ていて居心地が悪くないというのはとても大きな要素で、特に長時間の対バンだとそれはより顕著に観戦姿勢に現れてきてしまう。

居心地のよい箱だと長時間でも疲労感は少ないし、居心地が悪いとフロアに入った瞬間に「なんか嫌な感じだな・・・」と直感的に感じてしまう。

居心地の悪さを感じてしまうとたとえ演者が素晴らしいステージを披露していても、僕の心構えがしっかりできなくてステージを観ているようで観ていない、そんな上の空になってしまったり、「早く時間が過ぎないかな」と思ってしまったりする。

目の前のステージに没頭できる環境をどうやって自分自身で確保するかというのは結構切実な問題で、それによって目の前でパフォーマンスをしているグループの印象にも大きく影響を与えるというのは否定できないだろう。

そういう点でここ渋谷RINGはステージに集中できる環境を確保し易く、箱自体の設備はお世辞にも新しいとは言えないけれど、総合的に見て評価するならばこの規模感の箱のなかでは結構良い。

そんな好きな箱で好きなLogiNeoNのステージを観れた今日、もっとLogiNeoNのことが好きになったんじゃないかなと思うのです。
いまこの記事を書きつつ、今日撮った動画をデスク横のモニターで流し見しながらそう思うのです。

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