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【ライブメモ】『ゼロキュラ-原宿』@原宿RUIDO 2024/01/21

このゼロキュラを冠する主催対バンライブも今回で5回目の開催となった。普段あまりイベントで被らないグループが毎回出演してくれているのでいつも何かしら新しい発見のあるイベント、ゼロキュラ。

公演概要

■日時 2024年01月21日 日曜日
■会場 原宿RUIDO
■時間 OPEN 16:30 / START 17:00
■料金 ・優先¥2,500・一般¥0 ※それぞれ+1D
■公演 『ゼロキュラ-原宿』
■出演 ラナキュラ / AdamLilith / zanka / てぃあどろっぷ! / ノルニル / Lily of the valley / ワガマき
■その他 


ライブメモ

今回もゲストラインナップを見ただけで収穫のありそうなタイムテーブルで、今までのゼロキュラと比べて今回はよりジャンルレスな印象を受ける。

出演順は、ワガマき→ Lily of the valley→zanka→AdamLilith→てぃあどろっぷ!→ノルニル→ラナキュラ 

ラナキュラ

主催対バンというのを意識したようなセトリで、ラナキュラの良いところを存分に見せちゃうぞ!という狙いを感じるセットリスト構成でした。

前回のゼロキュラ(2023.12.09)の時と同じく『えんどれす・しみゅれ〜しょん!』で少しゆっくり立ち上がり『似合わない勇者』へ。

そこから自己紹介ソングの『プロローグ』→MCで実際に自己紹介、という綺麗な流れ。

あとゼロキュラ恒例となっているゲストグループの紹介も今回もちゃんとあって、あぐりちゃんの進行がとっても良いんですよね毎回。各グループのエピソードや好きなところとかしっかり紹介しつつ、他のメンバーの発言もちゃんと拾って広げて進行してるしホント頑張ってるなって思います。

後半戦は今のラナキュラの美味しところだけを詰め合わせたバリューパックみたいな構成でフロアを完全に支配した。

個人的に好きなのはラスト前に『君と星のディスカバリー』を置く順番。この君星という楽曲は初見で聴いても強い楽曲だなっていうのが分かるので、ここでフロア全体のテンションを天井まで引き上げてから最後に今日一番聴かせたい曲『嘘恋メモリアル』を置くっていう感じなのかなと思いました。

『君と星のディスカバリー』と『嘘恋メモリアル』の順番を逆にしたセトリもまあまあ目にするけど少しミーハーな感じで、どちらかというと外部イベント向けかなと思う。今日の順番はせっかくの主催イベントなんだからというのが現れている良いセットリストでした。『嘘恋メモリアル』締めの方が着地がラナキュラ クサくて個人的にも好き。

セットリスト

M0 SE
M1 えんどれす・しみゅれ〜しょん!
M2 似合わない勇者
M3 プロローグ
MC
M4 勧善懲悪シンセサイザー
M5 ストロベリーソルト
M6 君と星のディスカバリー
M7 嘘恋メモリアル
END MC

ラナキュラ Setlist 2024.01.21

さいごに今日のいろちゃんのコーナー(そんなコーナーはない)ですが、4曲目の『勧善懲悪シンセサイザー』で2サビ上手端に移動して”振り返って 伏線回収"のところだったと思うんですけど、後ろを振り返ったとききっと予想よりも目の前にスクリーンがあったんでしょうね。あわやスクリーンと接触しそうなぐらい近くてびっくりしてたのが可愛かったです。大事なことなのでもう一度言いますけど、可愛かったです。

あとですね、最近ライブ中ちゃんとイヤープラグを付けるようにしたら いろちゃんの歌声がかなりクリアに聴こえるようになって耳が幸せです。

各種イヤープラグによって色々特性はあると思うんですけど、今僕が使ってるやつはボーカルとベースラインなんかが良く聴こえてとても調子が良いです。

他グループで気になったこととか

今回はAdamLilithだけ初見でした。とはいえ、てぃあどろっぷ!やワガマきは1年以上見ていなかったのでリセットされてかなり新鮮に見れました。

リリバリ

約半年ぶりのリリバリライブでした。
2曲目の『Rain melody』たぶん初見だったんですけど物凄く良くて、めちゃくちゃ心に沁みました。

特に歌いだしの 小野寺みささんが凄く感情豊かに歌い上げていて表情もめちゃくちゃ良くて、出だしから心を掴まれてしまいました。

小野寺さんだけじゃんくみんなそれぞれたっぷり余韻を残しながら気持ちよくソロを歌っていて、僕の中のリリバリの印象がガラリと変わったライブでした。

ビニル傘を使った演出も凄く良くて、雨が降って止んでっていう情景が目に浮かぶ様でした。ホントに良かった。こういう小物演出もっと他のグループもやればいいのになって思うんですけど、難しいんですかね。

とにかく今日の『Rain melody』をまた聴くためにリリバリのライブ行ってもいいかなって思ってしまうぐらい良かったです。こういう新たな発見があるから対バンは面白いですね。

zanka

zankaも去年の夏以来だったのでだいぶ間が空きましたね。前回観たとき3人でのライブだったので物足りないなーと思っていたのですが、今日も3人でのライブだったのは少し残念でした。4人グループで1人欠けてしまうのは大きいですね。eveさんの2月復帰楽しみにしています。

そんな中でも安定してボーカルが良くて、特にラストの『Diamond』はホント格好良い。

イントロのギターソロから良いですもんね。で、たっぷりギターソロ聴かせてからのMiinaさんの英語歌詞パートとっても好きです。

ノルニル

前回のゼロキュラに引き続き連続出場のノルニル。

前回ゼロキュラ(2023.12.09)の後にノルニルの配信済み楽曲を一通り聴いておいたので、今日のノルニルは結構余裕を持ってステージを見れたような気がします。

楠りんさん推しの方たちと話す機会が多いので、これまではどうしてもりんさんに目が行きがちだったんですけど、他のメンバーもちゃんと見ようということで今日は八上るきさんをずっと注目して見ていました。

ステージ上の八上るきさんはとても仕草や表情が細やかで、指先までしっかり意識をむけているからなのかとてもしなやかな手足の動きをしていた印象があります。目線や表情の変化も豊かで、大人っぽさと少女っぽさが同居しているようなそんな印象を受けました。
コロコロ笑っていたかと思うと、すっと足元に目線を落としたりそういったギャップがとても良い。

なんか色々と御託を並べていますが、八上さんのビジュアル好きです。

今日の一曲は『青春のハンドル』です。前回のゼロキュラではやってなかったような気がするんですけど。全然覚えてない。
爽やかな曲調ながらも情熱を感じる一曲で、青春まっしぐら!っていうのがよく演出されている曲でした。

ノルニルも観る度に少しずつ解像度が上がっていくのでこれからも楽しみなグループ。

あとがき

1週間ぶりのラナキュラ現場だったんですけれどこの間ライブ自体が無くて、いろちゃんに会えないのが寂しいなと、シンプルに会いたいなと何度も思った1週間でした。
それはライブのスケジュール自体はある上で自分の都合や意志で会いに行かないのと、そもそもライブのスケジュールが無くて会いに行けないのとでは気持ちの処し方がこんなにも違うのかと改めて感じた日でした。

さて、(対バン形式の)ゼロキュラも今回で5回目ということでだいぶ板についてきた感があります。このままどんどん面白いゲストを呼んでもっとこのイベントが盛り上がっていったら嬉しいです。

そしてゼロキュラだから行こうとか、ゼロキュラに出演してみたいっていうぐらいの人気と求心力のあるイベントに育っていって欲しいですね。

それとそろそろ手狭だし次回以降は原宿RUIDOよりもう1回り大きい箱で開催できるといいですね。


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