た子のジャニヲタ人生①

ジャニヲタ人生の始まり

私はテレビをほとんど見ない・見せない家庭で育ちました。
中学生になっても芸能人の名前なんてほとんど知らなかったです。
ジャニーズのグループは嵐とSMAPしか聞いたことがなかったし、その２つについても顔と名前が一致するメンバーは半分くらいでした。

そんな私の人生が変わったのは中学２年生の時。
ジャニヲタで部活が同じ、今では親友となる人物と仲良くなったのです。（Tちゃん）
彼女は小学生の時からの筋金入りのキスマイファン。
二階堂くんをこよなく愛する彼女の生活に、今までジャニヲタどころか芸能人のファンを間近で見たことのなかった私は衝撃を受けることの連続でした。

彼女の布教は巧みでした。

まず、私に渡されたのは雑誌の切り抜き。
最初は「この7人の中で好きだなと思う顔どれ？」と聞かれました。
わかるのは玉森くんだけだったな、
私がちょっと悩んでちょっと背が低い人（その時は北山宏光の名も知らなかった）を指さすと、
「可愛いよね、この中で一番年上なんだよ」と。
こんな可愛い少年みたいな顔して最年長なんて信じられない！と驚いたのを今でも覚えています。
「この人北山宏光って言うんだけど、中身もなかなかいいし歌も上手いのよ」
その時は「へ〜」って感じでした笑
それ以来友人は私に毎週少しずつ雑誌の切り抜きを読ませてくれるようになりました。ついには『裸の時代』やツアーパンフレットまでかしてもらいましたね。
私は活字メディア大好きなのでまんまとハマってしまいました。

その頃私とTちゃんはたまにメールや電話をしていました。
ある日電話に出ると「ちょっと今ニカがテレビ出てて面白いからつけてみて！！」と言われ、つけてみるとUTAGEでニカ千が女装して梅沢富美男さんと歌っていた気がします。

そんなこんなで私はKis-My-Ft2というアイドルと出会ったわけです。
それと同時にTちゃんはもう一人の友人（Mちゃん）にも布教をしていました。