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【中小企業診断士 ストレート合格への道標】#中小企業診断士#TAC1・2次ストレート講座#銀行員診断士#勉強方法

皆さんこんにちは!先日の高山合宿の記事に続きまたまたの登場、銀行員診断士の日比野です!
2次試験まで約1カ月と迫る中、受験生の方は緊張感が高まってきている頃かと思います。一方で、来年度の受験を考えている初学生の方は、受講する講座や参考書、勉強方法などの情報収集を始めているのではないでしょうか?
私も、ちょうど10月頭から診断士試験の勉強に取り掛かり始め、(運も味方して?)無事ストレート合格をすることが出来ました。
今回は、そんな拙い私の経験からも受験生の皆さんに何か還元できればと思い、中小企業診断士のストレート合格に向けたポイントやスケジュールについてお話ししようと思います!


受験勉強のスケジュールについて

まずは合格に向けたスケジュールについてですが、私は10月開講のTAC1次・2次ストレートコースを受講していたので、このスケジュールに沿って行く形となりました。

受験勉強のスケジュール

スケジュールは上の画像を見ていただいた通りなのですが、ポイントを挙げるとしたら以下の2点になります。

1次試験はGW前の段階で合格ラインを意識出来るレベルまで持ってくる

特に勉強開始してから1~2ヶ月程経ちますと、試験はまだ先だからと中だるみの期間に入りやすいです。
GW明けてから本腰を入れる人が多いですが、1次試験に受かってもギリギリであったり、落ちてしまった方も結構いた印象です。
科目数も多いので思い描いた通りに勉強が進むとは限らないので、私はGWである程度仕上げることを中間目標として取り組んでおりましたが、その成果もあってか、1次試験は割と計画的に勉強を進められたと実感しています。

1次試験前の段階でも2次試験の問題に触れる時間を少しでも作る

1次試験の勉強中に2次試験の問題に触れるのは中々ハードルが高いと思いますが、是非実践して欲しいことの1つです。
初学者が1次試験から2次試験までの3か月足らずで2次試験の勉強の要点を理解し、多年度受験生に追いつくのは至難の業です。2次試験の問題に触れておくことで、勉強時に注意すべき点や自分の力量などのイメージを少しでも持つことが出来たので、1次試験後の勉強を少しでもスムーズに始められたのかなと感じています。

1次試験合格のポイント

1次試験は地道な努力の積み重ね。何よりも「反復演習」が非常大事になってきます。この勉強法については、先の記事で徳桝さんが書かれていますので、ぜひ参考にして下さい!

ストレート合格はとにかく時間との戦いになります。試験科目が多い上、仕事と両立しながら受験勉強をされる方が多いので、計画的に「反復演習」を進めていく必要が出てきます。そこで今回は、勉強計画を立てる上で私なりのポイントを紹介させてもらいます!

 自分がどれだけ勉強すれば合格ラインに達するのかを把握する

ある程度この逆算が出来れば、試験当日までにどれだけの勉強時間を確保する必要があるのかが見えてくるので、計画的に1次試験の勉強に取り組むことが出来ます。
実践方法としては、予備校に通っている場合は各科目の答練や模試、独学の方は過去問を使用してみて下さい。模試や過去問を解く前にどれくらい勉強したかをある程度把握し(テキストや問題集を何周したかぐらいでいいです)、その結果何点取れたかを継続的に試していくと、合格ラインに必要な勉強時間がある程度見えてくるといった形です。
私は、TACの答練でこれを行っており、テキスト1週で60点、テキストと問題集1週で70点みたいな感じで基準を設けていました。

2次試験合格のポイント

続いて2次試験についてですが、回答が公表されないこともあって1次試験のように逆算でスケジュールを立てていくのは非常に難しいです。解き方も各教材によって様々なので、色々物色していく内に「結局何が正解なのか…」と迷子になりやすいです。
(私も1次試験が終わってからの1カ月は迷子でした…)
正直、2次試験の勉強方法や解き方は合う合わないが出やすいので、私が色んな教材に触れた中で感じた汎用性の高そうな2次試験のポイントについて説明したいと思います。

与件文、設問を通して問われている内容の本質は押さえる

1次試験から2次試験までの短期間で合格ラインまで実力を引き上げるには、要点を掴んだ勉強法が必要になってきます。そこで私が一番意識していた点が、「与件文、設問を通して問われている内容の本質は押さえる」です。
事例全体でのゴールを大まかにでも押さえることが出来れば、そこに至るまでの過程を各設問で記載していく流れになっていくので、結果的に回答の大外しを避けやすくなります。過去問を解いてその答え合わせをする際は、「大筋を押さえられているか」、「大筋に付随するキーワードを最低限拾えていたか」に焦点を当てて行っていました。
短期間で80点以上の回答を作成する力を身に着けるのは、限りなく不可能に近いので、とにかく60点以上の回答を安定して書き上げるために、前述の2点に焦点を当てて反復したことが事例1~3の得点に繋がったと思います。

事例4は苦手でも60点前後は取れるようにする

事例4は計算も複雑なので苦手意識を持っている方も多いと思いますが、唯一明確な回答を出せる科目ですので、得意な方は安定して高得点を取ってきます。私の周りのストレート合格されている方は、事例4を得点源または合格ライン程度の点数は取られていました。
事例4の勉強については、とにかく継続して問題演習を行うに尽きます。勿論解き方を丸暗記ではダメですが、問題演習を重ねて設問を見てある程度の解法がイメージできる様にならないと、得点を重ねるのは難しいです。
事例4に関しては、特化した色んな問題集が出ているので、私は過去問演習に入る前の基本的な内容を抑えるツールとして使用していました。

最後に・・・

ここまで私の経験則を長々と書かせていただきましたが(上から目線で恐縮です笑)、勉強方法は人それぞれの所があるので参考程度で読んでいただけると幸いです。
結局の所、合否を分けるのは辛い時にどれだけ歯を喰いしばって踏ん張れるかだと思います。(結局精神論です…笑)
私も勉強期間中は苦しいことも多かったですが、合格後はQCCをはじめとする優秀な方との繋がりも増え、楽しくも有意義な日々を過ごせていると感じます。
是非、合格目指して頑張って下さい!!


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